イベントはとりあえずただの「飲み会」や「ランチ会」で良い5つの理由
フラスコ代表、安田です。緊急事態宣言が解除されて、「何かやりたい」と考えている人も多いと思います。リアルのイベントを仕掛けるとしたらあまり考えすぎず、とりあえずただの飲み会やランチ会をやると良い5つの理由をお伝えします。
1.集客がしやすい
飲み会やランチ会の良さはずばりこれです。集客がしやすいこと。通常、イベントの集客はなかなか大変なのですが、価格が相応でそれなりに魅力的なお店であれば、飲食イベントは参加者が集まりやすいです。特にテーマなんかも必要ありません。お知り合いに声をかけて飲み会やランチ会をすることは、誰でも経験があるのではないでしょうか。
特に今は、コロナで外出しにくい期間が長く続いたあとなので、みなさん飲食イベントには飢えています。普段はほとんど飲み会に行かない私ですら、「良い感じの飲み会があったら行きたいな」と思いながらフラスコのイベントページを見ているくらいです。でもこの「良い感じの飲み会」が、意外と見つからなかったのでこの記事を書いています。
2.運営がしやすい
飲食イベントだったら運営も簡単です。接客のプロであるお店の店員さんが、お客さんのご案内から領収書の発行から、なにかとやってくれますから。特に話す内容を決めておかなくても、とりあえず自己紹介でもして運ばれてきた料理を食べて、あとはお酒を飲んでしまえばなんとかなります。時には店員さんも会話に入ってくれたりします。楽。
参加者はイベントに参加するときには何らかの形で「元を取ろう」と考えているものですが、飲食だったらそこも最初からクリアできています。支払った金額の分、飲み食いすれば良いだけのことなので。主催者が儲けようなどと考えず、普通に「割り勘」する感覚で料金を設定しておけば、不満が出ることはほとんどありません。
3.それなりの金額を受け取れる
イベントに慣れないうちは、参加者から3千円を受け取るだけでも怖いものです。金額に応じた価値を提供する自信がないという、メンタルブロックですね。これが飲食イベントだと、飲食の料金を受け取っているだけですからプレッシャーがありません。もちろんそのお金は右から左にお店に支払ってしまうのですが、それでも一度は受け取る効果は大きいです。
フラスコだったら、ある程度まとまった金額のポイントを使えるというのも参加者側のメリットになります。ポイントが余ったまま時間が経過するのは気にする人もいますが、参加しても1,000ポイントくらいのイベントであれば、ポイントが減る気がしません。もっとまとめて使いたいという気持ちになっていれば、飲食イベントはうってつけでしょう。
主催者の方はポイントが使えませんが、今度は参加者の方が主催をして飲食イベントを開催すれば、みんなのポイントがお金となって動き出し、経済を活性化させることができます。
4.仲良くなれる
人というものは一緒にお酒を飲んだり、おいしいものを食べれば自然と仲良くなります。単純な話ですが、真理です。おいしいという感覚と、目の前にいる人が好ましいという感覚が区別できずに結びつくとかなんとか言われていますが、まあ気持ちはわかりますよね。会話も盛り上がれば、なおさらです。
仲良くなると何か一緒にやりましょうかという話が出たり、紹介が出たり、あなたの商品を買ってくれることもあるかもしれません。まあここはあまり期待しすぎると変な感じになるので、結果としてそういうこともあるかもね、というくらいが良いです。決してがつがつせず、飲食と会話を楽しみましょう。
5.信用が貯まる
これはイベント主催者の特権です。裏を返せばイベントの主催というのは、手間がかかって面倒くさいものです。お店を予約したり、ドタキャンに対応したり、イベント中も気を遣いますし、人数が多くなれば会計もそれなりに大変です。それでもなお、ただ参加するよりも主催をお勧めするのには理由があります。信用が貯まるからです。
私はサラリーマン時代には幹事を良くやり(やらされ)ましたが、その経験を通じて「これはやった方が得だな」と感じるようになりました。参加者全員に顔と名前を知ってもらえて、かわいがってもらえて、感謝もされる。小さな「貸し」のようなものが参加者全員に対してできるのは、すごく大きいと思ったものです。
その感覚は起業をした今でも変わっていません。ビジネスの世界は、人の役に立った人の勝ちです。そしてその回収は、遅ければ遅いほど良い。回収しないで一生置いておければ最高です。何かしてあげたからすぐにお金を払え、というのはそんなに、有利な取引ではないんですよね。
「稼ぐ」から逆算するなら
お金を稼ぐという話をするなら、飲み会は直接的には全然、儲かりません。やはり商品を作ってセミナーを作って、交流会とかノート会も交えてしっかり集客のじょうごを作った上で、飲み会をするの越したことはありません。それができれば、少し時間はかかるにしても飲み会から顧客を獲得し、ある意味で直接的な利益をあげることも可能でしょう。
ただまあ、今はリアルのイベントをするには絶好のチャンスですので、今から仕組みを作るとしてもそれはそれで進めておいて、飲み会はどんどんやっていくのが良いと思います。イベントを主催することで集客の感覚をつかみつつ、信用を蓄積して行けば良いですよ。そういう私も何か、飲食系のイベントをやろうかな。