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信用の器 フラスコ

Twitterの個人アカウントと企業(ビジネス)アカウントを分ける意味

フラスコ代表、安田です。今までTwitterは個人アカウントのみで運営していたのですが、このたびフラスコ公式のアカウントを開設しました。だからフォローしてね、という告知がメインの記事です。でも結果として何か参考になるかも。

Twitterに「企業アカウント」という概念はない

まず最初にお伝えしておくと、Twitterには「企業アカウント」という概念はありません。Twitterはもともと匿名での使用が可能な(雰囲気がある)ので、企業の名前を「騙って」勝手にアカウントを分けて作っているだけです。今回は「信用の器フラスコ公式」というアカウントを作成しましたが、私とフラスコの関係なんて全く確認されていませんから。

「認証済みアカウント」という概念はありますが、これはクリアするのは大変です。いつも受け付けているわけでもなく、見ていると結構な有名人でも審査が通らなかったりしているので、私は申請もしたことがありません。つまりフラスコ公式を誰かが騙っても確認のしようがなく、今のところは本当の代表である私が「騙って」いるので問題がないというだけのことです。

分ける意味。Facebookはかなり前から分けている

で、アカウントを分ける意味ですが、半分くらいは気分の問題です。実はFacebookはかなり早い段階、具体的には起業をしてすぐくらいにアカウントを分けています。Facebookの方はビジネスアカウントという概念もあります。

Facebookは共感のSNSと言われるように、リアルの友達や親兄弟とつながります。ここでイベントの告知をガンガン流すのはさすがの私も抵抗がありました。その点「株式会社シナジーブレイン」というアカウントを作り、そこが主催するイベントを企業が告知するのは自然だと考えたのです。リアルのつながりの人も、告知が嫌なら企業アカウントに良いね!しなければ告知からは切り離されるので。

イベントを作成するのも企業、それを告知するのも企業、広告を打つのも企業アカウントでやります。結果として安田修の個人アカウントではビジネスの話をしなくても良くなるのですが、じゃあ何を発信するかというと結構それは難しい問題で(笑)。Facebookだとあまり強い主張をすると知り合いから辛辣なコメントが入ったりするので、あまり使いみちがなくなっています。

アカウントを分けると何が起こるか

そういう感じで、Facebookでは個人アカウントの「空洞化」が起こっているので、Twitterも1アカウントで十分かなと思っていました。Twitterの方が1日に何回も告知を含めた投稿をするのに抵抗感はありませんし。ではなぜ今回分けたのかということになりますが、変な話ですが、Twitterはビジネスの告知とは切り離して使った方が良いなという感覚があったからです。

多分に感覚的な話になりますが、個人としてのブランディング、影響力を高めていこうと思うと告知が邪魔になります。せっかく積み上げた貯金を取り崩すような。告知が多くなると、信用残高はほぼプラマイゼロかマイナスでの運用になる。これだと、やっている意味がないなと感じたんです。

一方で、告知をする上でもどうしても自分のイベントが中心となってしまい、他の人のイベントを紹介するのは自分のブランディングに影響を与えてしまうのでやりにくかったりします。また情報収集をする上では、フォロー数を増やしたくないという使用上の都合もありました。リストを使えば改善するのでしょうが、シンプルにタイムラインで使いたいというわがままです。

2アカウントの運営は大変か

今回、ふと思い立ってアカウントを分けた結果、それらの不満が解消された気がします。フラスコメンバーの告知も公式アカウントに集約することで、すごくやりやすくなりました。個人アカウントの方はフォロー先を集約して好きなことを自由につぶやき、公式の方は多くの人をフォローして、自分のも他の人のも、イベントをガンガン告知していきます。

とはいっても分けたのが今朝なのでまだ感触でしかないのですが、すごく楽になったように感じています。どうやらアカウント同士の相乗効果もありそうです。例えば、今までフォローできていなかった人を公式の方ではフォローできますから、そこから個人アカウントでも交流が始まる、ということです。重要なつぶやきは互いにリツイートもできますしね。

効果は良いとして、気になるのはどれくらい手間が増えるのかということですが、これは思ったほどではありません。パソコンならウェブで、スマホでもアプリを使えばアカウントの切り替えはワンタッチでできます。SocialDogというサービスを使えば、予定投稿や自動的にキーワードを拾ってもらうようなこともできますし。これも感覚的になりますが、負荷は2倍まではならず、1.5倍くらいですかね。まあまじめにやればですが。

一人でやるなら分けなくても

それで公式アカウントの方は、将来的には自分の手を離そうかと考えています。ほぼ全自動で運用できる仕組みを確立したら、事務局の妻か誰かに任せます。それで自分は個人のアカウントに専念すると。そこまでやってようやく、企業アカウントを作る意味がある気がします。

インフルエンサーの中には個人アカウントまで投稿を外注してしまうという人もいますが、私はこれはお勧めしません。本人として文章を書くことを外注してしまうと、文章の信頼性がなくなるからです。しかし企業アカウントであればこれができます。安田とフラスコの人格が切り離せる、そのことが大きなメリットかなと思うんです。

逆に言うと、ずっと自分で運営するならTwitterアカウントはわざわざ分ける必要まではないかな、というのが率直なところです。まあ新しいアカウントを作って育てるのが楽しいという人は、やると良いと思いますが。ともかくTwitterのフラスコ公式アカウント、フォローしてやって下さい!それだけのために2,500文字近くも書いたので!(笑)

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