オンラインサロンを設計するとき意識すべき3つのポイント
フラスコ代表、安田です。ここのところこのテーマでセミナーをやってきて、これからもたまに開催するのですが、無料の動画にもしていますし秘密にすることでもないので、意識すべき3つのポイントを全部ここに書いてしまいます。
オンラインサロンとは
オンラインサロンに「怪しい」「良くわからない」というイメージを持っている方もまだまだ多いと思うのですが、この言葉自体にさほど大きな意味はありません。せいぜい「有料のコミュニティ」というだけです。
一口にオンラインサロンと言ってもそのサービス内容は様々で、動画やテキストを中心に文字通りオンラインで価値を届けるものもあれば、飲み会やセミナーなどのリアルイベントを中心に組み立てられたものもあります。
コロナ禍において注目を集めており、業界の売上も順調に伸びているようです。フラスコもオンラインサロンのプラットフォームの一つなので、やりたいという人が増えていると感じています。
有名人やインフルエンサーでなくても、オンラインサロンを持てる時代はもう、やってきていると言えるでしょう。ただその一方、スタートしたものの思ったようには人が集まらず、早々に撤退する人もまた多いと感じています。
サロンを軌道に乗せるには、マインドや習慣化の重要性はもちろんですが、設計でも意識すると良いポイントがいくつかあります。今回はそれを3つに厳選して、お伝えします。1.目的、2.対象、3.提供価値の3つです。
1.目的
サロンの目的、というと多くの方が、参加者のメリットを考えてしまいます。それは提供価値のところで決めていきますので、まずは「あなた」つまりサロンオーナーがサロンを持つ目的を、良く考えましょう。
趣味のサロンなら、「楽しめれば良い」というのも立派な目的です。ただこれを掲げて始めたにも関わらず、「儲からないから」と言ってやめてしまう人が多いのもまた事実。本音のところで何が目的なのか、見極めが大切になります。
ビジネスでサロンを持つなら目的は大きく分けて2つ。あなたが持っている商品を「今すぐには買わないけれども興味がある人を集める」か「購入後のサポート」です。いずれも、明確に絞り込まれた商品があることが前提です。
2.対象(ペルソナ)
対象を考えるときには、ペルソナという概念を用います。ペルソナというのはマーケティングの世界では「理想の顧客像」という意味です。あなたが本当に助けたい、価値を届けたい人をペルソナとして描くことが重要です。
ペルソナを決めるときに良くある勘違いは、理想の顧客像という言葉を「自分にとって都合の良い顧客像」と曲げて解釈してしまうことです。お金持ちであなたのことが大好きであなたのサービスを必要としていて・・・と。
そうではなく、本当にあなたが役に立ちたいペルソナを作りましょう。ペルソナは過去の自分や実在する顧客や友人、全くの想像などを混ぜ合わせ、作り出します。ビジネスとして成立するかという視点も、加味して決めましょう。
3.提供価値
ペルソナが決まれば、提供価値は自然と決まります。ペルソナが抱えるたくさんの課題・お悩みの中から、優先度が高いものを選び、それを解決するだけです。
課題を解決するには様々なアプローチがあり、コンサルティングやコーチング、情報提供や代行、環境の提供などです。この「環境の提供」とオンラインサロンは相性が良いので、商品とサロンを組み合わせて課題を解決しましょう。
このように、ビジネスとしてのオンラインサロンは商品の価値と切り離せない関係にあるので、まだきちんとした商品がない、これから作るという方はこちらの商品づくりのセミナーも併せてご参照下さい。
セミナーの意味
っというような内容を、コミュニティ・ビジネスセミナーではお話をしています。ワークを通じてオンラインサロンが生まれるという、私にとっても面白い実験なので、今後も月1〜2回はライフワーク的にやっていこうかと考えています。
動画にもしているので、お忙しい方、遠方の方などはこちらを御覧下さい。無料です。このブログでも何一つ出し惜しみはしていませんが、2千文字という制約があるので、これを一読して全てが伝わるということにはならないはずです。
私が書いたコミュニティビジネスの電子書籍や本もありますが、やっぱりセミナーという形が、できればリアルで参加して頂くのが一番吸収率が高いなと思います。参加者同士の化学反応も起こりますしね。
もし良かったら、こちらからセミナーにご参加下さい。セミナーに参加するだけでオンラインサロンに対する勘違いが減って、あなたのサロンが生まれ、軌道に乗りやすくなりますよ。お会いできることを、楽しみにしています!