Weworkで落ち着いて作業をして、気づいたこと
フラスコ代表、安田です。早速Weworkを活用して仕事をしているのですが、今までと環境が変わることでいくつか気付きがありました。すぐ忘れると思うので新鮮なうちに、その気付きを共有化します。
すごく集中して作業できている
起こっている現象から言うと、ものすごく集中して作業ができています。電源やWifiはいまどきカフェでもそれなりにあるのですが、テーブルの広さと雰囲気・音楽の良さ、また適度に(若い)人の目があるのが良いのかもしれません。
雑談している人もいるとはいえ、やはり比較的ビジネスに関係した話が多く、それも全く知らない業界(輸入とか)の会話だったりするので良い刺激になります。詐欺の話も良い(笑)のですが、やはりこっちの方が健全です。
せっかく集中できているので、今週1週間分の仕事を今日1日で終わらせようかと気合を入れてこのブログも書いているところです。
やはりカフェと比べて何かと便利
快適さという意味では高級カフェと大差はないはずなのですが、カフェより自由に動き回れますし、外出も自由、飲食物を持ち込んだりもできます。やろうと思ったら土日も祝日も、始発から終電まで作業できますし。
何ていうか、当たり前といえばそうなのですがカフェはリラックスに特化した空間なので、仕事をするには快適すぎるんですよね。Weworkは寝たら注意されるのが嫌だなあと思っていたのですが、仕事をするならその方が良いかもとも。
あと大きな差としては、有料ですが会議室があること、場所が新宿なので人と会いやすいことと、施設の中にZoomを使って何かをするときに専用のスペース(電話ボックスみたいなやつ)があることですね。機動力が段違いです。
環境は「変える」ことに意味がある
でまあ、Weworkの方がカフェより良いみたいな書き方をしましたけど、そりゃもちろん専用施設ですし新しいビルでもあるので比較すればいくらかは良いに決まってはいますが、実はそこまで大きな差はないとも考えていて。
これまで1年以上もノマドワークをしてきたことから、落ち着ける環境を手に入れて興奮している、というのが作業がはかどる主な理由なのでしょう。良い悪いよりも、「変わった」ということに意味があるような気がしています。
大前研一さんの名言「人間が変わる方法は三つしかない。一つは時間配分を変える、二番目は住む場所を変える、三番目は付き合う人を変える、この三つの要素でしか人間は変わらない」ではないですが、仕事をする場所を変えるというのも、行動を変えるためには有効だなと感じます。
Weworkは2万円だけ初期費用がかかりますが、基本的には月次契約でいつまでキャンセルできます。飽きたら、また変えれば良い。そういうところが、私には合っています。
人と会おうという発想が生まれる
引きこもり期間が長かったので、新宿に来るのも久しぶりですし、名刺交換ってなんだっけみたいな感じになっているのですが、こうして拠点があると「人に会おうかな」「リアルのイベントにも参加しようかな」「自分でもやろうかな」という発想が出てきます。
Zoomの打ち合わせも、今までは「その時間に自宅にいないといけないのか」「カフェだと騒々しいのでちょっとな」という考えがよぎってできるだけ避けようとするインセンティブが働いていたということに気付きました。
ノマドワークであればリモート会議には積極的になりそうなものですが、リアルの拠点があることによってリモート会議も受けやすくなるのであれば、それはビジネスにおいて大きなプラスであると言えそうです。
発想は環境に依存する
ビジネスプランや行動計画なんかの発想自体は自宅にいてもできそうなものですが、やはり環境の変化を受けているのだなと気付きがありました。どうしても、できるだけ自分が動かなくて良いように考えてしまうんですよね。
どこまでも自分が動かずに自動化するという仕組みを考え抜くという意味では、この1年は非常に貴重な時間でした。思考の純度が劇的に高まり、一気に仕組み化が進みました。こんな「恵まれた」環境はもう二度とないかもしれません。
一方で、純度が高い仕組みを作りすぎたかもしれないという一種の恐怖を感じていて、アフターコロナの現実の世界に適応した仕組みに修正していかなければいけないなとも考えていて。
究極まで仕組みを作り込んだからリアルの活動が効果的にできるということもあり、これから来る現実の世界とのバランスを取るということもあり、Weworkをこのタイミングで借りたのは、良いんじゃないかなあという直観があるんです。