私があえて「闇」のあるビジネスに取り組む本当の理由
フラスコ代表、安田です。明日からのマーケティング・オートメーションもそうですが、今まで私は「闇」のあるビジネスを選んできたと思います。それはなぜか、考えてみます。
今までやってきたこと
明日からのマーケティング・オートメーションもそうですし、オンラインサロンも、思えばコーチ・コンサル、起業・副業、人生計画などなど、ある意味で「闇」のあるビジネス領域ばかりだなと思います。
とかく知らない人からは「怪しい」と思われがちです。面と向かって言われることもあります。せっかく良い会社に就職してそれなりのキャリアを歩んでいたのに、わざわざそんな怪しい世界に飛び込むなんて、理解できないのでしょう。
どれも実際にひよこ喰い、つまり弱者から搾り取る詐欺師みたいなやり方をしている人が多くいる業界です。「闇」がないなんて言うつもりはありません。しかし、私はそういう業界を避けてはいません。いやむしろ、そういう業界をあえて選んでいると言っても良いでしょう。
どの業界にも「闇」はある
そもそも、「闇」のない業界はきっと、ありません。昔、融資の仕事をしているときは「◯◯の業界はヤクザとつながっているから要注意」なんていう情報に日常的に触れていました。もちろん令和じゃありませんがかといって昭和でもなくて、ほんの数年前の話ですよ。
知識やノウハウを使った世界にはどうしてもひよこ喰いの要素は入ってきますし、じゃあスタートアップの世界がきれいかというとそんなこともなくて、驚くくらいドロドロした戦いをやってますしね。
比較的、昔ながらのものづくりとか小売とか、そういう業界だと闇を感じることは少ないのかもしれませんが、それはそれで衰退してますからどうなんでしょうね。光あるところ、必ず闇はあるっていうことなのかもしれません。
「闇」は新しい領域であることの証
私が好んで選ぶ「闇」のタイプがあります。それは、モノやサービスが「新しい」ことにより世間の理解が追いついていないことによる「闇」です。「クラウドファンディングなんて怪しい」みたいなやつですね。
反社会勢力と付き合いがある、とか政治的なリスクがある、みたいなタイプの「闇」のある業界には一切、取り組みません。まあ親を泣かせたり妻や子供に軽蔑されるのもイヤなので、人に説明できないようなビジネスはしません。法律違反は論外ですが、主にエロとかですよね。ちなみに、ネットワークビジネスは法的にもちょっとぎりぎりだなって思っていることもあり、やっていません。
ただ、私が今やっていることは妻や子供が理解できているかというとわかりませんし、親とかはもうどんなに説明してもムリでしょう。倫理的な面から説明できないことはやりませんが、説明しても新しすぎて理解してもらえないことはセーフ。そんな感じで判断しています。
ちゃんとやれば、勝てる
それでビジネス的には、すごく物議を醸しそうな言い方をしますが、こういう業界って競合が弱いんです。大企業が評判を気にして参入できない業界。それが、法的なリスクとかじゃなくて単に「新しすぎる」ことにより参入できないのだとしたら、それはチャンスじゃないですか。ちゃんとやれば普通に勝てます。
なぜ大企業が参入できないかと言うと、これはそこにいる人の頭が古いということだけではなくて(それもあるのですが)、彼らはマスマーケットを相手にしているからという構造的な理由があります。マジョリティの人の感情を逆なですることは、できません。
テレビなんて典型ですよね。ちょっと尖ったことをやってしまったら、すぐに苦情がきます。新しくて理解できないというだけのことで、それを目にした人は怒ります。若手の芸人を見て「何が面白いのかわからん!」って怒っているおじさん、いますよね。あれです。本当に面白くても、新しい企画は怒りを生むんです。
人は知らないものに対しては、恐怖を持ちます。それが生命を脅かす危険なものかもしれないので、新しいものに対する恐怖は本能に組み込まれているんですね。そして恐怖が怒りとなって、攻撃に変わります。新しいものは、叩かれるんですね。これ、ニッチで戦う人にとっては大きなチャンスじゃないですか。
ひよこ喰いをなくすには
私は、『誰もが自由で、好奇心あふれる生き方ができる世界を創る』をミッションに、過去の自分、つまりサラリーマンを救うことから始めています。そのためには、ひよこ喰いの被害にあう人を減らしていきたい。せっかく勇気を持って自由を選んでも、騙されてしまえば振り出しに戻らざるを得ないからです。
オンラインサロン、コーチ・コンサル、起業・副業、人生計画・・・、全ては普通のサラリーマンが自由になるために必要なパーツです。これらを、悪質なひよこ喰いに騙される前にファーストチョイスで、高い品質で提供する。そのための「場」がフラスコであり、最高レベルのサービスがダーウィンです。
自由な人生を選択するという考え方自体が、実は新しいんだろうなと思います。だから本当は、叩かれているのは生き方であり、考え方なのでしょう。
あ、マーケティング・オートメーションセミナーについてお知らせしようと思って書き始めたのですが、割と本質的な話になってしまいました。まあそんなわけで、「怪しい」と簡単に切り捨てることなく、好奇心を持って遊びに来て下さい。あなたには、リスクはありませんので!