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信用の器 フラスコ

信頼できる人の見抜き方

フラスコ代表、安田です。私は人と会うのはそんなに好きではありませんが、会った人が信頼できるかどうかを判断することには少しだけ自信があります。あなたが「ひよこ喰い」にあわないためにも、どうやったら見抜けるかを書いてみましょう。

場数が大事

私がなぜある程度は人を見抜ける(と本人は思っている)かというと、サラリーマン時代に融資の仕事をしていたことと関係があります。融資をする上では審査があって、その会社の数字や強み弱みだけでなく、意外と「窓口の方が信頼できるかどうか」が大きな要素を占めます。

ムダ話をしたり食事にお誘いしたりしてコミュニケーションを深め、この人や会社が大丈夫となれば初めて融資の提案をします。逆に、話していて違和感があれば融資の話を途中で打ち切ったり、そもそもその話をせずに雑談だけで退出することすらあります。

相手が誰であれ、提案をして審査を通すのが融資営業の仕事という考え方の人もいましたが、コケれば数億円の損害を会社に与える仕事なので、私は信頼できない相手には無理に突っ込まないスタンスでした。これは出世しませんね(笑)。ただ出世しない代わりに、人を見抜く訓練を相当させてもらえたなと感じています。

直観を過信しない

そういう風に、融資には限りませんが繰り返し人と会って評価する仕事をしていると、何となく審美眼のようなものが磨かれてきます。30分と言わず、お会いして30秒くらいで大体の見極めができるような感覚が身についてきます。なので見た目も大事、ということになるのかもしれませんが、どんなに良いスーツを着ていても、違和感がある人はわかります。

なので詐欺師はだいたい、初見で見抜けるような感覚になります。でもここで重要なのは、その感覚に頼りすぎないことです。本当に悪い人は、第一印象はすごく良かったりするからです。一流の詐欺師というか、全力で騙しにくる人は初対面のときは見抜けないと思っておいた方が良いです。

これは30分が3時間なら大丈夫ということではなく、本物の詐欺師(変な表現ですが)は1回や2回の対面では見抜けないものだ、と考えておいたほうが安全だということです。

詐欺師の特徴

なぜなら、詐欺師にとって第一印象というのは生命線だからです。そこで信用されるかどうかで、ビジネス(と言って良いのかわかりませんが、彼らにとってのビジネス)が成立するかどうかが決まるからです。身なりが良い、清潔感がある、感じが良いなんてのは彼らに取っては越えて当たり前の最初のハードルなんです。

セミナーを聴けば大丈夫、とも残念ながら言えません。ひよこ喰いの人は「売ること」に特化しているので、話は上手です。コンテンツも、中身があるように感じるはずです。感動すらするかもしれません。その「第一印象」を信じて高額の商品を購入した結果、全くサービスの提供がなされない。これがひよこ喰いであり、詐欺師の手法です。

そんな詐欺師にも弱点はあります。それは、クロージングに長い時間をかけられないということです。何年もの間、時間をかけて関係性を作り、信用を獲得していくというプロセスの中でボロが出てしまうので、どうしても短期決戦になります。時間がかかって、ターゲットが他の人からの評判を聞くことがあれば、ストーリーが破綻しますから。

時間軸を長く取る

なので、人を見抜くための「信用調査」はそこを逆手にとって考えるべきです。すぐに高額商品を購入せず、長く時間をかけて付き合うことで信用できる人間かどうかを見極めましょう。ここで重要なのは、会う回数ではなくて経過した時間です。周辺にどんな人がいるかも、大いに参考になります。

それがかなわないなら、せめてその人が長い期間、活動しているかを確認しましょう。本当に実績を出し続けているか、人間関係を円滑に育てているか、コミュニティを持って運営し続けているか、情報発信をしているか。何年もブログを書き続けている詐欺師なんて、見たことがありません。

本人が「長い間、実績を出し続けている」と言っているからといって、簡単に信じてはいけません。実際に何年もさかのぼって、履歴を見ましょう。こういうと、実績のない人を信用してはいけないのかという話になりそうですが、活動の履歴が残っているのは今の仕事だけではないはずです。

黒と白だけではない

ということにさえ気をつければ、典型的な詐欺師に騙されることは激減するはずです。しかしやっかいなのは、世の中にはちゃんとした人と詐欺師しかいないわけではなく、その間に位置する人が多くいるということです。というか、ほとんどがそうだといっても過言ではありません。

起業支援だったら、相性が合う/合わないという話は絶対にあります。契約後に音信不通になるようなことは論外としても、手取り足取り教えてくれる「面倒見が良い」人があなたにとってベストかは微妙です。ただこの相性も、やはり時間をかけて、周辺の人(特に過去のクライアントさん)の評判を含めて探っていくしかありません。

結局、人を信じて良いかどうかの判断は、最後は自己責任ということになってしまいます。あまりそこで悩み続けていてもそれはそれで成果が出にくいので、ある程度の期間を費やして信用できると判断したら、飛び込んでみれば良いでしょう。正直、相性のところは運もあります。究極やり直しは効きますので、実際に動いて確かめて下さい。

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