アウトプットが先、インプットが後
フラスコ代表、安田です。例えばあなたが、やったことのないテーマでセミナーをするとします。まだ知らないこともあって、インプットが必要と感じている。開始時期が選べるとしたら、まずはインプットをしてからって考えますよね。はい、それ・・・間違いです!
セミナーをするなら、インプットは必要
「セミナーってどうやって作るんですか?」って聞かれることもありますが、簡単です。本を読んだり、他の人のセミナーを参考にして、組み立てるだけです。元々セミナーをやろうと思うほど、伝えたい価値が何かあるというのが前提ではありますが。
頭の中にあるネタだけでもできなくはありませんが、さすがに内容が薄くなるのではないでしょうか。私もテーマによっては何の準備もなく、今から2時間くらい話すことはできなくはありませんが、でもやっぱりせっかくなので準備したいです。
本を3〜4冊読めば、何とかなります。だからそうですね、本を買ってから3日間はあると良いかな。自分で選べるなら、他に大きなタスクを抱えていなければ2〜3週間後ならなんとでもなる、という感覚はありますね。
インプットは無限に続く
これが、特に初めてセミナーをやる方の場合「インプットを完璧にしてから、セミナーを作って、それから日程を決めて告知」というスケジュールを組むことが多いです。3ヶ月後とか、下手すると半年・一年後にセミナーをやります、みたいなことになります。
しかし、今日そういう計画(と言えるかどうか怪しいですが)を立てる人は、残念ながら3ヶ月経っても1年経っても、セミナーを開催することはないでしょう。「インプットが完璧になる」ことは、永遠にないからです。開催日の決まっていないセミナーも、決して「完成」することはないでしょう。
アウトプットを先に決める
順序が逆なんです。インプットをしてからアウトプットというのは、常識的で直感的ではありますが、その感覚に反して、間違いです。こういう場合は、いやたいていなにごとも、アウトプットを先に「決めて」から、インプットをするべきです。
もちろん、アウトプットつまりセミナーを開催する日は、先で良いんです。たとえば、1ヶ月後と決めて、会場を予約してセミナーの告知をしてしまいます。そうすると後がなくなりますから、インプットすべきことが決まり、インプットの質が高まるんです。
人間の脳は、重要なことしか覚えられない
人間の脳というのは優秀かつ怠惰にできているので、生きるために重要なことは無尽蔵と思えるくらい覚えたり理解することができますが、重要ではないと判断した瞬間に全力でサボります。それが実は、とても優れた仕組みなんです。
「見たものを全て忘れない」なんていう「天才」の脳は、実は欠陥品です。それだと、あまりクリエイティブな仕事はできません。急速に忘れるからこそ、組み合わせたり変形させて新しい発想を生むことができます。何より、忘れることができないとメンタルがもちません。
ともかくそういう仕組みなので、アウトプットを決めると「その日までに仕上がらないと恥ずかしい想いをする」というプレッシャーがかかり、脳が活性化します。何が必要で、手元の材料をどう組み合わせるかをちゃんと考えてくれるようになります。
成長を加速させるための戦略
もちろん、こういう生き方は慣れるまでは怖いでしょう。実際にインプットとその加工が間に合わなくて恥をかくこともあるかもしれません。ミスなく、大過ない人生を過ごすなら、じっくりインプットしてからじわっとアウトプットしていく生き方でも良いかもしれません。
ただ、起業家として高みを目指すなら、急速な成長を求めるならば絶対にアウトプットが先です。「恥をかくリスク」なんて恐れている場合ではありません。スピードが足りずに間に合わない、何もできずに人生が終わるリスクをこそ、真剣に恐れるべきです。
今、やっていること
っということで、明日からセミナーをやります。その準備の大詰めを今、迎えているわけです。そう、ブログなんて書いている場合ではない(笑)。ただ、やっぱりこういうときって脳が活性化しているので、ブログがすらすら書けるのも事実。
残り時間はわずかですが、インプットは十分。あとは、仕掛けです。今までにやったことのない、刺激的なセミナーにしたいと考えています。
『サラリーマンが自由になるためのただ1つの方法〜コミュニティ・ビジネスは全てを解決する〜』
リアル開催(新宿)
10月20日 (火) 19:00〜 21:30
10月24日 (土) 10:00〜 12:30
オンライン開催(Zoom)
10月21日 (水) 19:00〜 21:30
10月24日 (土) 19:00〜 21:30
残席僅か。乞うご期待!っと自分にプレッシャーをかけて、セミナーのクオリティを高めようとしています。生き方うんぬん以前に、タダの変態なのかもしれません。ま、実際に面白いと思うので、日程合えばぜひ、遊びに来て下さい。