セミナーはビジネスの中核だという確信。そしてセミナーのことを教えるセミナーを仕上げつつ、セミナーを作るという日々

投稿日: 2020年10月1日

フラスコ代表、安田です。今、一方では自分のセミナーを作りつつ、同時にセミナーのやり方を伝えるための講座（まあ、これも一種のセミナー）を作っています。やっていて思うのですが、人に教えるのが一番、理解を深めることができますね。

何をやっているか

実は明日の夜、毎月やっているダーウィンのメンバー限定の講座を開催します。これのテーマが「セミナーについて」なんですね。ちなみに私は「セミナー」というと外部向けのフロントセミナーを指し、メンバー向けのものは「講座」などと呼んで区別しています。

ややこしいことに、今月後半にはほんとの「セミナー」も予定しているので、最近Twitterでつぶやいていて「ああこれ、受け取る方は混乱するよな（まあ良いか）」って思っています。講座とセミナーという言葉の意味を使い分けているところに注目すると、混乱はなくなるかもしれません。

要は、セミナーを作りながらセミナーについて説明するための講座も作っているんです。「こうやったらセミナーはうまくいく！」とかおこがましくもお伝えして、自分のセミナーがつまらなかったらとてもカッコ悪いという大胆なポジションを取っているわけなんです。まあ、あんまり気にしていませんけど。

今までやってきたセミナー

思えば、起業してから今までいくつものセミナーをやってきました。最初は「人生計画ワークショップ」っていうのをやっていて、「ワークショップ」という名前にしているのは、あの頃は「セミナー」っていうのがちょっと恥ずかしいというか抵抗があったんですね。

セミナーだからって講師が一方的にしゃべらないといけないなんていう決まりはありませんし、むしろワークは入れるのが普通なので堂々と「セミナー」で良かったのでしょうが、「まだ先生と言えるほどすごくないな」というセルフイメージがにじみ出ていると言えるでしょう。逆に言うと、初心者の方はワークショップから始めるのもありかもしれませんね。

人生計画フォーラムというコミュニティの中では２〜３ヶ月に１回、メンバー向けのセミナー（今で言う、講座に近いもの）をやりましたし、サークルモデルでは毎週のようにセミナーをやっていました。何か新しいことを始めるときにはほぼ毎回、セミナーを中心に仕掛けます。

セミナーはスモールビジネスの中核

今回の講座をまとめてて改めて確信しました。なぜセミナーを中心に据えるのかというと、それが一番、メッセージが伝わりやすいからです。何か伝えたい価値観があって、新しいサービスを作ったと。そうしたらそれをひとりひとりに説明して回るより、セミナーを使って一気に伝える方が圧倒的に効率的です。

じゃあYouTubeやFacebookLiveなどの動画で良いのではないか、というご意見があるかもしれません。動画だと多くの人に伝える、あるいはエネルギーを節約して伝えることができるという効果がありますが、一方で熱量が伝わりきりません。本気で行動する人が出てこない、もっとはっきり言うと、売れないんです。

こと価値の高いつまり結果として高額の商品・サービスの価値を届けるという目的からすれば、セミナーは私が知る限りベストな手段です。全然「高度」ということはなく、むしろ原始的な手段だとすら思いますが、今のテクノロジーを前提としても、依然としてこれが最強です。

セミナーの代替手段って？

むしろ、セミナー以外にどんな手段があるのだろうというのが私の疑問です。動画では熱量が伝わらないと書きましたが、Zoomなどを使ったオンラインのセミナーは良いと思います。対面（リアル）でのセミナーには熱量は劣りますが、遠方含めて多くの人に気軽に参加してもらえて、臨機応変な対応も可能です。

それ以外だと、交流会だったり紹介を通じて、対面で説明するということになるでしょうか。おかげさまで今の私は声をかけたら話を聞いてくれる人が増えてきましたのでアリかもしれませんが、ビジネスを始めたばかりの頃はなかなか相手もいないでしょう。興味のない人にばかり説明して、お互い時間をムダにするということにもなりかねません。

たまにお茶会やランチ会、交流会などで高額商品を売り込んでくる人がいますが、あれはやめましょう。そんなことをやっても売れません。非効率であるだけでなく、お互いにストレスが大きいです。仲良くなる場とプレゼンをする場くらいは、きちんと分けて考えましょうね。