セミナーや講座を次々に動画化、そしてメルマガに注力することで得たもの
フラスコ代表、安田です。コロナの影響というわけでもないのですが、動画とメールについて新しいツールを導入したので、ここしばらくはその活用に夢中になって取り組んできました。「面白い」と直感的に感じてあれもこれもと変えてきましたが、気がつくとかなり時代を先取りした感じになりましたよ。
最近、やっていたこと
いやあ、どこからお伝えすれば良いのかわかりませんが、そうですね。コロナの影響はやっぱりあります。交流会やセミナーができなくなって、フラスコのことを単なる「集客ツール」「お得な仕組み」と捉えていた人が離れていきました。
残念ではあるのですが、まあでも状況とお相手によっては私の方がそういう説明をしてしまっていたところもあるので、これは因果応報だと理解しています。コロナの影響が長期化すると想定するなら、やり方を変えないといけないなと考えました。それは単純にオンライン対応というだけではなくて、もっと根本的な価値の見直しです。
フラスコ交流会を立ち上げたのもその一環です。今までは外部のビジネス交流会に依存し、そこでフラスコのポイントが使えるように主催者の方をお誘いしていましたが、より積極的に場を作っていきます。これでようやく名実ともに「フラスコでは集客ができる」と言えます。リアル寄りの取り組みですが、重要な変化だと考えています。
最高峰のサービス、ダーウィンの投入
もう一つ、外から見えるところでは『ダーウィン』という新サービスを開始しました。今はまだ、モニターを募集して小さく始めている段階ではありますが、これは実は、私としてもフラスコとしても、非常に画期的な取り組みです。
これは私がフラスコを運営することで蓄積してきたコミュニティ・ビジネスに関する経験とノウハウを結集した最高峰のオンラインサロンであり、個別サポートで各自の目標達成にフォーカスするサービスです。私が今まで徹底的に避けてきて、かつ最初から一番やりたかったところという大いなる矛盾を孕んだ部分です。ようやく、それに取り組む態勢ができました。
ダーウィンについては今後も少しずつ募集はする可能性がありますので、ご興味ある方はこちらからご登録して頂ければ、最新の情報をお伝えします。運が良ければ、タイミングによっては募集をしているかもしれません(笑)。
プロダクトローンチの実験
ダーウィンのモニター募集では、プロダクトローンチという手法の実験もしました。この手法に対しては、どうしても「情弱がターゲット」「煽って売る」「売りっぱなし」という悪いイメージがあるのは私だけではないでしょう。実際、そういう使い方がされているのも良く目にします。
なので今回は、実験として少しだけ広告も使いましたが基本的には私を知っている人が対象で、煽らず盛らず、ダーウィンというかなり労働集約的で価値のわかりやすいサービス(笑)を対象にすることで、プロダクトローンチの「純粋な」効果を測ってみたいと思ったのです。
きっかけとしては、動画を使ったオンライン学習環境を整えるのに良いサービスはないかなと探していてさまざまに比較をした結果、最有力と考えたKajabiというプラットフォームを採用したことがあります。Kajabiは私が知る限りオールインワンに一番近いところにあって、ステップメールはもちろんのこと、プロダクトローンチも簡単にできちゃいます。
「ハンマーを持つ人にはすべての問題は釘に見える」というわけじゃないですけど、ツールがあるなら使ってみようかな、と前から興味があったプロダクトローンチを試してみた、というわけです。
メルマガの統合
んで、そのKajabiとも相性が良く、かつ高機能なメールプラットフォームとして浮上してきたのがMailchimpです。正確には、Zapierというサービスを使ってデータを受け渡しすると、すごくなめらかにいろんなことが自動化できます。
「具体的に何が?」と聞かれると答えにくいのですが、例えばセミナーの受講をしてくれた方にステップメールを送るとか。でもセミナーを受講して、かつ講座まで申し込んでくれた人にはまた別のメールを送るとか。この前半は国内のツールでもできるんですけど、後半みたいなことをやろうとすると手作業になっちゃうんですよね。
まだフラスコのシステムとはつながっていませんが、もちろんAPI(データの受け渡し方法みたいなもの)は公開されているので、ちょっと手を入れれば全部つながるなあと。今バラバラに出している4種類のメルマガも、1つに統合できるななんてことを地味にやってます。
空間的な自由を手に入れる
地味って書きましたけど、これによって生まれる時間は結構大きくて。Kajabiを使えばフラスコ説明会やサークルモデルセミナーを全部動画化できますし、サークルモデルの集中講座も動画中心にして、ダーウィンも労働集約的な部分を残していますが洗練されてくれば動画中心の反転学習になります。
そんなことをこの1〜2ヶ月は一気に進めていたので今ちょっと疲れているのですが、ただこれはとても効率の良い時間投資だと考えています。これから何十回、何百回と同じことを喋るのを全部動画にして、仕組みとして組み立てると結果としては膨大な時間が生まれます。
動画やメルマガによるオンライン化を進めることでコロナの第二波、第三波に強くなるということもあります。そして大切な視点がもう一つ。それは、東京の近くに住んでいる必要がなくなるということです。どんな田舎に住んでいても、また時差の問題はありますが海外に住んでいてもネット環境さえあれば同じサービスを提供できます。
つまり空間的な自由を手に入れるということで、これは私の「自由で好奇心あふれる生き方」にとって、重要な要素なんです。新しいツールを使って熱中して遊んでいるうちに、気がつけばその理想に大きく近づきましたよっていう話でした。