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信用の器 フラスコ

「正しい投資」のやり方には「結論」がある

フラスコ代表、安田です。ここ1週間くらいは資産運用にはまっていて、本を読んだり実際に個人資産のポートフォリオを組んだり、パフォーマンスを測定してリバランスするための仕組みを構築したりしていました。ところで、正しい資産運用の仕方って、もうとっくに「結論」があるの、知ってました?

最近やっていること

もともと私は投資が好きで、若い頃から株や不動産にどっぷり投資をしてきました。起業してからのここ数年は、エネルギーを集中的に事業に使いたいのと、資金的にも余裕がないのでほとんど投資はやっていませんでした。

ようやく落ち着いてきたこともあり、コロナ関係でちょっとお金がもらえることもあり(笑)で、久しぶりに資産運用の世界に参加してみようかなという気になりました。といっても会社のお金をリスクにさらすという話ではなく、個人のお小遣いの範囲で遊ぶだけですから、ご安心下さい。

遊びとはいえ、適当な銘柄を買ってギャンブルするだけでは面白くないので、割と本格的でかつ楽にモニタリングできる仕組みを作っています。詳しく言うと文字数が足りなすぎるのでざっくりいうと、世界分散とエンジェル投資や不動産など、将来的な理想のポートフォリオまで見据えた仕組みとモニタリングシステムです。

あとは、時間分散させてお金を入れていくことと、個別の銘柄選択です。会社四季報なんて、久しぶりに買いましたよ。やっぱり楽しいですね、企業の分析は。グローバルな会社とか、知らないところも多くて刺激的です。サラリーマン時代と違って会社という箱があると、お金の貯め方も選択肢が増えて楽しいですね。

投資、そして教育は事業領域

とまあそんな感じで、これからしばらくの間は資産運用は完全に趣味なのですが、やっていて結局、私は本質として投資家なんだろうなとも感じています。サラリーマン時代10年以上やってきて、起業のタイミングでは避けた「専門」が、やはり強みでもあり、性に合っています。

かといって、投資のやり方を人に伝えるというビジネスにはあまりピンときません。正しい投資には結論がありますから、そのことをお伝えしたらもう終わり、あっという間にコンテンツが枯渇するからです。「今、このタイミングではこれを買え」なんて、わかるはずもありませんし。オンラインサロンくらいは作るかもしれませんが。

そうではなく、フラスコなのか別の器なのかはわかりませんが、投資のプラットフォームかコミュニティを作っていくことになるだろうと考えています。そして、最終的には夢とお金の「教育」がシナジーブレインの最終的な事業領域だと考えていたりするんです。

それはともかく、正しいやり方については、私が今Noteに書いている「本」である『お金大全(仮)』にも割としっかり書いてありますし、すごくシンプルなので、エッセンスだけならここにも書けてしまいます。さすがにこれだけ書いて「1,000円払わないと見せません」というのもあこぎなので、「結論」を書いてしまいましょう。

正しい資産運用の「結論」

それは、簡単に言うと「とにかく分散投資をして、買ったら一生そのまま持っておけ」っていうことです。ん、意外ですか?私はもうこれ、完全に納得していますけど。あなたが個人投資家で、予知能力とかタイムスリップができるとかそういうことでもない限り、これが最善の資産運用法です。

国別にもアセットクラス(株とか不動産、債権とか)も、銘柄も、投資タイミングも全て分散させます。そして上がっても下がっても売りません。毎月、淡々と決まった金額を十分に分散して投資する。それだけです。

腕の良いファンドマネージャーに任せた方がパフォーマンスが良さそうだと思うでしょう?例えばウォーレン・バフェットさんとか。でもあなたは、どの時点でバフェットさんが凄腕だと確信できましたか?そして、たまたま来年は損をする可能性がないという確信がありますか?そこが結局、ランダムになってしまうんです。

仮にお猿に目隠しをしてダーツを投げさせて、ダーツが刺さった銘柄を買う(つまりランダム)のと、ファンドマネージャーの選びぬいた銘柄で構成されたポートフォリオを比較しても、差が出ないという研究結果が出ています。アクティブなファンドは売買手数料もかかりますから、インデックスに勝てないんです。

楽しくやりたいなら、それも良い

ちょっと言葉が難しいと感じたら、『お金大全(仮)』ではもう少し丁寧に説明しますのでそちらを。ええそうです、結局、できればこれを買ってほしいんです(笑)。

まあ、大切なことはこれは「正しい資産運用」の結論だということです。ちなみにこの考え方を徹底して資産運用をすると、少しも楽しくありません。今日の株価が上がろうが下がろうが、気にもなりません。本業に影響が出ないので、それは良いことなのですけども。

でもさすがの私でさえ、これだけではあまりにもつまらないので、一定割合は「遊び」のファンド(あくまで概念です)を作ったくらいですからね。ルールを作って守れないくらいなら、もっと守れるルールを作った方が良いかもしれません。

個別の企業について分析して、投資タイミングをはかって指値で買って。買い増したり損切りしたりナンピンしたり。マーケットに張り付いて画面を眺めながらどきどきしたり、喜んだり嘆いたり。そういうのって、楽しいですからね。それだけやっても投資のパフォーマンスには、まったくプラスにはなりませんけどね(笑)。

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