クラウドファンディングでお世話になっているガレージパークを救いたい
フラスコ代表、安田です。『ガレージパークを救うクラファン』っていうのをやっています。飲み会で酔った勢いで立ち上げたのであまり深くは考えていませんが、あと追いで理屈をつけていきましょう。
お気に入りの飲食店がなくなっていく
今となってはほぼ誰もが経験していることかと思いますが、言うまでもなくコロナの影響で、地元で(勝手に)ひいきにしているお店が長期休業に入り、そのまま閉店してしまうという事態が多発しています。なんだかちょっと、悲しくなるんですよね。
まあ実際にはひいきとは言っても月に1回くらいしか行っていなかったり、行ったとしても家族で数千円しか使わなかったりするのですが。とても、「お店を支える」なんておこがましいとは思うのですが。
でもいざ閉鎖されてしまうと、「言ってくれたら、5千円か1万円くらいはクラファンで支援したのに!」って思うんですよ。そうなってからでは後の祭りで、その判断を覆してもらうことはまずできません。というか普通は連絡すら取れません。
ガレージパークと大重さん
ガレージパーク(以下ガレパ)というのは原宿にあるたこ焼き屋・・・もとい飲食・イベントスペースで、フラスコのイベントでも良く使わせて頂いています。こちらが公式ページなのかな。あっ、「部室カフェ」なんだ知らなかった。大重さんのお人柄もあって、居心地の良い場所ですよ。
あとガレパの特徴としては、とにかく場所がわかりにくい(笑)。それもあって知る人ぞ知る隠れ家というか、ちょうど良いというか。いつも割とわがまま言いながら、なんだかんだでいつもいろんなイベントをやっています。
そこの運営をしていている大重雄進さんが、一部のコミュニティの世界では超有名な方なんですけど、フラスコの共同代表もやって頂いていて。身内といえばそうなのですが、ここのところ珍しくちょっと元気がない感じで。何かできることはないのかな、って思ってたんですよ。
大きなお世話な気もするが
いやでも酔っていたのであれですが、良く考えると「ガレパを救いたい」とか書いたら「ガレパって経営的にピンチなのか?!」とかって思う人もいるかもしれませんね。特にそんなわけでもないと思います。助けを求められたわけでもありません。案外、政府とか東京都からお金を貰えて焼け太りしているのかもしれません(笑)。
でもこんな状況なので飲食店は全てピンチだとも言えますし、やっぱり営業ができないというのは精神的にも厳しいと勝手に想像して、何かできることはやりたいなという気持ちに変わりはありません。何もしないで傍観していてあとで後悔するの、嫌なので。
勝手にお金を集めてきて渡されても、貰った方は困るかもしれません。リターンなしでやっているのですが、「何か返さないと」とか大重さんなら考えそうですし。いやそこははっきり、一切いりませんと言っていますけどね。
偽善かと言われたら、善かどうかも怪しい
まあそんなわけなので、ガレパがなくなったら嫌だし困るな、何かやらないと後悔するかもしれないなという極めて利己的な理由がこのクラファンの原点です。でも大重さんにもガレパにも、普段お世話になっている人は同じような気持ちを抱えているのではないかなと思ってはいて。
とかくクラファンなんてやると「偽善だ」とか叩かれがちですが、今回は善なのかどうかも良くわかりません。なすすべなく消えていっている飲食店が多数ある中で、好みで一つだけを選んで勝手に助けるという、どうにも正当化のしようのない行動なんですよ、これ。
実際これがどれだけ力になるのかも良くわかりません。むしろ迷惑なのかもしれない。それでも、私がやりたいからやります。同じように、参加したいと思った人だけが参加してくれたら良いです。そう、これは善意の押し売りです(笑)。
クラウドファンディングの可能性
しかしこれは、「飲食店はクラファンをやれば良い」なんていう単純な話でもありません。今は猫も杓子もクラファンをやっているので、市場が完全に飽和しています。本当のファンをたくさん抱えているお店はそれで乗り越えられるかもしれませんが、そうではないお店は結果を出せないでしょう。
今、お金が必要なのはみんな同じですし。それでも、フラスコなら「余ったポイントの範囲で」という「心の逃げ道」があります。来月分も含めて5,000ポイントなら、持っている人が大多数ではないでしょうか。だったらそれを、知っている人のために使うというのも悪くはないかなと思います。
そうやって、無理のない範囲で助け合える関係性が大きく広がっていけば、ちょっと世界が変わるんじゃないかななんて。そう、これは実験。まあ今回のこれは、あくまで酔った上での勢いなのですが、潜在意識のどこかでそんなことを考えたいたのではないかと想像します。
そんなわけで、『ガレージパークを救うクラファン』に参加してみて下さい。そしてコロナ明けには、たこ焼きパーティーでお会いしましょう。もちろん、ガレパでやりますよ!