ウィズコロナ時代を楽しんで生きる方法
フラスコ代表、安田です。「楽しむ」なんて書くと「人がたくさん死んでいるのに、不謹慎だ!」と怒られるかもしれません。ですが、そういう中でもできる範囲での楽しみ方を考えるのは、大切なことだと思うんです。
人はどこか、苦境を楽しむ
もちろん今は、大変なときだと認識はしています。世界的には何万人もの方が亡くなっていますし、国内でも一気に感染が爆発するリスクは引き続きとても高いでしょう。今日、非常事態宣言が出されても何の不思議もありません。経済は崩壊の危機で、イベントや飲食を生業としている人は特に深刻な状況です。
かといって、こういう状況で「政府は何をやっている!」とか「もうだめだ!」みたいなことを言っていても何も生まれません。こういう環境だからこその、楽しみ方というものもあるはずです。なんとなくですが、人にはこういう苦境を楽しむという性質が、備わっているように思うんです。
喩えは非常に悪いですが、戦時中の国民って一種の興奮状態にあったと思うんですね。今から振り返るとあれほど悲惨で、救いのない状況に思える中でもどこか楽しんでいるようなフシがある。強制収容所とか社畜とか、どんな環境であってもどこか楽しんでいる部分があると思うんです。そうしないと生きられないという、生存のための本能なのかもしれません。
もちろん、私が求めるのは自由と好奇心ですから、そういった逆境を肯定するものでは全くありません。コロナだってない方が良いのは当然です。ただ、こういう環境を与えられても、楽しむ方法はあるんじゃないでしょうかというお話です。
ゲームや映像、本や学びを楽しむ
まず素直にはこれでしょう。イタリアかどこかの警察が「家に帰ってプレイステーションをやれ」と叫んでいる動画が出回っていましたが、学校や仕事がないなら、いつもならなかなか腰を据えて取り組めないゲームの攻略をするのも良いでしょう。私は光栄のシミュレーションとか、またやってみたいです。家には子供がいるのがネックですが。
DVDやストリーミングを使って、映像を楽しむのも良いでしょう。本だったら大作の古典や学問の本を読んでみるとか、「稼ぐ力」を身につけるために私の著書『新しい起業のかたち』『新しい副業のかたち』を読んでみるのも良いでしょう。『ビジネス構築セミナー』、『サークルモデルセミナー』は少人数ですし、オンラインでも対応しますのでお勧めです。
おっと、つい宣伝をしてしまいました。でも実際、「稼ぐ力」について学ぶには絶好のタイミングだと思うんです。「結局は金儲けか!?」と言う方にはこれならどうでしょう。コロナ対策特別企画で、『新しい副業のかたち』を無料でプレゼントするという企画もやっています。楽しんで頂けるかと!
人のいないところに出かける
あとは、「家にいろ」という基本方針とは反するのですが、人のいないところに出かけてみるというのはいかがでしょうか。先日、家族で葉山の方にドライブをして、海を見に行ってきました。いつもは渋滞でいらいらする高速道路もすいすいでしたし、海にも人はまばらでした。これなら、コロナ感染リスクは高めないのではないでしょうか。
コロナ感染を進めてしまうのは、「3つの密」です。すなわち密閉・密集・密接ですね。さすがに私も、そういう環境に身を置くのは極力避けています。しかし「家にいろと言われたから、出かけるのは悪」みたいになっているのはちょっと行き過ぎかと思っていて、人のいないところに遊びに行くくらいは、息抜きとして必要でしょう。
あとはお勧めはしませんが、ガラガラの映画館やスポーツジムは個人的にはそんなに怖くないと思っています。電車に乗るものそこまで怖くは感じません。飛沫を直接浴びるか飲食物に飛沫が入るような環境でなければ、手洗いをしっかりしていれば感染はかなりの部分(完璧ではないものの)防げると考えているからです。
情報収集と人間観察
こういう環境で楽しいのは、情報に関することです。ありがたいことに、今はTwitterを眺めてたまにGoogle検索をするだけである程度の情報が手に入る時代です。お金はほぼゼロ円で、少し前の時代の権力者が得ていた以上の情報を得ることができなす。もちろん、中にはガセネタも含まれていますがそれもカウントしてもかなりのレベルの情報です。
どの情報とどの情報を組み合わせ、どういう判断を下すか。考えるだけで楽しいですよ。それらの分析をもとに、株式投資をしてみるのも一興です。ただし非常に変動が大きいので、少額で遊び程度にとどめておくことをお進めしますが。
また逆境においては人の本性が出ますから、誰がどういう発言をするのか、その一貫性はどうかということを観察するのも面白いです。インフルエンサーや有名人だけでなく、身近な人の行動も観察しましょう。今後、アフターコロナを生きていくための長い期間において有用な情報が、手に入るかもしれません。
制約条件の中でビジネスを成長させる
本音を言えば、私がいま一番面白いと思っているのはこれです。セミナーに誰も来てくれない、飲食イベントもできない、みんな経営が苦しいという厳しい制約条件の中で、いかにビジネスを成長させていくか。これはなかなかハードな設定です。信長の野望でいえば姉小路家の上級です。
しかしこの環境になって気づいたのは、フラスコは「サラリーマンを救いたい」とか「自由で好奇心あふれる生き方」などと言いながら、安易なイベント集客というところに逃げていたなということです。交流会に出ればメンバーが増える、だったらとりあえずそれをやっておくかと。
ところが今や、交流会という概念が崩壊しました。いずれある程度までは戻るかもしれませんが、そこに依存はできません。この制約条件の中で、コア部分に集中して本当の価値を出していく。今、この環境を奇貨としてそれができれば、アフターコロナではフラスコは爆発的に大きく成長できると感じているんです。大変ですけど、楽しいですよ!