「学ぶ」「教える」「成功する」。誰もが「信用の器 フラスコ」を持ち、育てて、つながる10万人のコミュニティ・プラットフォーム

信用の器 フラスコ

オンラインサロンは、メディア型なら災害を追い風に変えられる

フラスコ代表、安田です。コロナウィルスで世の中は大騒ぎの中、オンラインサロンはどのような影響を受けるか。またどんな運営をしていけば良いのかを冷静に考えてみましょう。

運営の中心は毎月のイベント

オンラインサロンと言っても、一部の例外を除けば、有名人が運営するものも含めて運営の中心はリアルイベントなんです。ほとんどのサロンは定例のイベントを中心に組み立てられているので、ウィルスなどの影響でリアルイベントができなくなればそれなりに痛手です。

月会費5千円だとしても、その中にセミナーやイベントの参加料を含めているところも多いですからね。そうなると、「今回は中止します」となった場合に特典部分をどうするのか、という問題が出てくるわけです。

リスクを無視してイベントを強行するのも、サロンオーナーとしてはリスクのある行動です。「◯◯サロンのイベントを発端としてパンデミックした」と報道されてしまえば壊滅的なダメージを受けますから、サロンオーナーとしては世の空気には敏感にならざるを得ません。

「オンライン」に人はいったん、移行する

一方、この流れはオンラインサロンにとってプラスに作用するところもあります。「オンライン」というくらいですから、どんなサロンも、もともと少なくとも運営の一部はオンラインにあるわけです。SNSを使って情報のやり取りをしていたり、軸足とまではいかなくとも片足はオンラインにある。

ここ数日、大企業も満員電車での通勤をやめ、リモートワークに移行しています。この経験では、顔を合わせてやっていた会議もzoomなどを使ったテレビ会議で良いし、作業の進捗管理も在宅勤務でも可能だということに多くの人が気づくきっかけになることでしょう。

これをきっかけにリモートワークが普及する・・・とまで私は楽観的には考えていませんが、いったんはオンラインでの働き方というのも注目は集めます。イベントであれば、オンライン開催を検討してみるのも良いのではないかと思います。

ファンクラブ型・メディア型

それでは、オンラインサロンの分類ごとに、どのように対応していくか考えてみましょう。オーナーの魅力で人を集めるファンクラブ型と、情報発信を中心とするメディア型はもともと、オンライン中心の運営方法です。

変な言い方ですが、ウィルスを恐れて外出できない人々は退屈しているので、情報発信者にとってはある意味でチャンスです。参加予定もしくは主催のイベントがキャンセルになったなら、その時間を情報発信に充てれば良いだけのことです。

ただしあなたが専門家でないなら、健康関連の発信には慎重になってください。デマの火元や拡散した人となってしまったら、信用はガタ落ちです。安易に流行に便乗するのではなくて、あなたの専門に関する情報を、淡々と発信し続けましょう。

プロジェクト型・教育型

比較的、対応が難しいのがイベントを中心とするプロジェクト型、セミナーやグループコンサルティングを主軸とする教育型のオンラインサロンです。料金を頂いているのだからとサロンの収益性だけを考えてイベントを強行するのは、あまり賢明な判断とは思えません。

今の世の中の流れ(空気感)からいけば、イベントの中止もしくはオンライン開催への変更は検討した方が良いかもしれません。リアルで開催したとしても会場に来られなかった方への対応はいつもよりも寛容に、例えば返金や動画・議事録の提供などを検討するべきでしょう。

もしイベントを実施しないという判断をしたのであれば、SNSでの情報発信に普段より少し力を入れるなどして、できるだけ参加者の方にメリットを感じて頂ける努力はしましょう。事情が事情だけに、イベントを中止してもそこまで苦情は出ないとは思うのですが、ここは誠意が問われるところでしょう。

メディア型オンラインサロンの強み

こうして見ていくと、プロジェクト型・教育型でリアルでかつ毎月決まったタイミングで集まらなくてはならないという設計をしていたら、災害時等には脆弱なのだなということに気づきます。リアルで関係性が築けていれば、誠実に対応すれば乗り越えられるとも感じますが。

逆に際立つのはメディア型の強みです。もともとメディア型のオンラインサロンの強みはスケーラビリティつまりメンバーが10にでも1,000人でも運営の手間がほとんど変わらないところが大きいと考えていました。しかしリアルで集まれない環境にも実に強く、そういうトラブルを追い風にできるのだと気付かされました。

スモールビジネスをやっていると、リアルイベントへの依存度はどうしても高くなりがちです。しかしメディア型のオンラインサロンのようなサービスを持っていると、何かあったときのリスクは大幅に低減できます。そういう事業のポートフォリオを普段から意識して、組み立てていくことが大切ですね。

ゼロからコーチングで時給1万円稼ぐセミナー
公式イベント 詳細はこちら
コミュニティー・プラットフォーム 信用の器 フラスコ説明会
フラスコノート会
フラスコ交流会

メルマガに登録する

* indicates required
夢とお金の彼方