YouTubeのアルゴリズムを攻略せよ

投稿日: 2020年2月25日

フラスコ代表、安田です。最近、YouTubeのチャンネルを育てていて、動画での情報発信をすることが密かな楽しみです。まだ始めたばかりで、ほぼ音声のみという「ハンデ戦」ですが、それなりのところまでは効果を出せる気がしています。

アルゴリズムはざっくり公開されている

YouTubeのアルゴリズムはもちろんその全てが公開されているわけではありませんが、クリエイターアカデミーの基本動画などを観ていくと何が重視されているのかはざっくり、わかります。検索やセミナーなどで入手できる情報も、そんなに大きくは外れていないでしょう。

人気のYouTuberが何を重視して動画を作っているか、というのも研究する価値があります。タイトルとサムネイルに力が入っていることはすぐにわかるでしょうし、動画の最後にチャンネル登録や高評価を「お願い」したりしますよね。どんなタグを設定しているか、などもソースを見ればわかります。

このあたりは先日、樺沢紫苑先生のセミナーで学んだところも今回の記事には反映させて頂いています。やはり、巨人の肩に乗って思考・試行していかないと、ですね。

一番重視されるのは総再生時間

などなど、YouTubeさんに動画が高く評価されるために気をつけるポイントはいくつもあるのですが、最も重要なのはおそらく、総再生時間です。先ほどの動画でも「様々な要素があるが、一番重視されるのは総再生時間だ」って明言していますからね。

では、どうやったら再生時間が最大化されるか、ということを考えていけば良いわけです。初速とか継続率、再生リストなどももちろん大切なのですが、一番単純なこととして、動画の数と長さは必要でしょう。なので今の私は毎日、10分を超えるくらいの動画をアップしています。

3分の動画1つでどんなにバズっても、総再生時間は限られます。逆にそこそこの動画がたくさんあって、それがなんとなくずっと見続けてもらえたら、総再生時間は伸びますよね。昨日、うちの息子がずっとパパの動画を聴いていたという話を聞いて、なんとなく良い感じに整ってきたなと感じました。

「関連動画に選ばれるか」がすべて

YouTubeのアルゴリズムに「評価」されると何が良いのか。親会社がGoogleなので検索に強くなることはもちろんあるでしょう。それに加えて、YouTubeの優れた強みである「関連動画」に選ばれやすくなることが考えられます。もっと評価が高くなれば「急上昇動画」に表示されることもあるかもしれません。

そのために、総再生時間をいかに伸ばすか、が大切なんですね。これはブログを書いているときのSEO、つまりGoogle検索に引っかるかどうかと感覚的には同じです。最初の5記事、10記事では検索で表示すらされずに誰にも見てもらえませんが、ある程度実績が積み重なるとぐぐっと伸びるタイミングがあります。

サムネイルも評価されているらしいので、私のように顔出しをしないのは不利です。YouTubeを主戦場に戦うなら、顔出しをしてサムネイルにも最大限の工夫をした方が良いでしょう。私は今のところその辺、かなり不利な戦いをしています。

広告ともうまく付き合う

広告もうまく出していった方が良さそうです。あ、広告を表示するのではなくて、お金を払って動画を宣伝してもらう方です。ある程度はお金を出した方が、YouTubeからのチャンネルの評価は高まると予想されます。一説によれば、広告を表示することでも評価は高まるとかなんとか。

要は、「YouTubeの運営にとって何が利益になるか」を考え続けていけばチャンネルの評価は上がるわけです。ふと気づけば、YouTube運営が求める動画を作っている、なんてことにもなりがちです。アルゴリズムに支配されている状態ですね。これ、ブログでもありましたよね。SEOを追いすぎて、文章が不自然になったりして。