「刃を研ぐ」時間を確保すれば時間は生まれる
フラスコ代表、安田です。みんな「忙しい、忙しい」と言っていて、不思議だなっていつも思っています。稼いでいる人ほど、余裕があるように見える。これはいったい、なぜなのでしょうか。
有名な『7つの習慣』の話
あえて本を手元に置かずにうろ覚えで書きますが、確かこんな話だったはず。木こりがボロボロの斧で一所懸命に木を切っている。斧の刃もボロボロなので、木を切るのに大変苦労しているようだ。
そこに通りがかった人が「なぜ斧を研がないんだい?」と訪ねたら、木こりがこう答えた。
「ものすごく忙しくて、研いでいる時間なんてないよ。そんな時間があったら、少しでも長く木を切る仕事をするさ」
っていうこれ。『7つの習慣』からの引用はものすごくざっくりですが、言いたいことは伝わりますよね。どう考えても、斧の刃を砥いでから木を切ったほうが、楽だしトータルの仕事量は増えるでしょっていう話です。
『木を切るのに8時間与えられたら、私は斧を研ぐのに6時間を費やす』
なんていうエイブラハム・リンカーンさんの言葉もありますね。ことほどさように、刃を砥ぐことは重要なのです。もちろんこれは比喩なので、能力を高めてから仕事をしろっていう話ですよ念のため。
良く寝るとクオリティが上がる
「今日はプレゼン!準備でまた徹夜しちゃいました!」とかってSNSでドヤっている人を多く見かけますが、全く感心しません。身体に悪いというのもそうですが、主として嫌なのは、仕事のクオリティが落ちることです。
睡眠不足の人間というのは酔っ払っているのと同じなので、プレゼン当日の能力も落ちれば、徹夜で準備した資料も怪しいものです。プロなら睡眠を削ることなく前日までに、きっちりと仕上げてから万全の状態で当日に臨んで欲しいですよね。
私はロングスリーパーなので今まで肩身の狭い思いをしてきましたが、最近はアスリートやトップ経営者を中心として、睡眠を確保するのが主流になってきているので嬉しい限り。Amazonのジェフ・ベゾスさんは8時間寝ているらしいですからね。堂々と、寝ましょう。
ジムに行けば悩みが減る
ジムに行って有酸素運動や筋トレをするのも良いですね。忙しいとどうしてもあとまわしになりがちなジムですが、1時間いくとその日のうちに2〜3時間は集中可能な時間を生み出せる感覚があります。
長時間労働をしていると言っても、実際にはくよくよと考えたりダラダラ休憩している時間が長いのですから(少なくとも私はそうです!)、ジムに行ってスッキリして、悩みのないクリアな頭脳で仕事をした方が良いでしょう。
もちろん、長期的に見れば健康寿命が延びるのは明らかですから、やらない理由はありません。これはできていないので今回は入れていませんが、その意味ではしっかりした食事も重要性が高いでしょう。
本を読めば効率化が進む
私はもともと本好きなのですが、起業をしてしばらくは読書量が落ちていました。最近ちょっと暇なので(!)また本を読めるようになっているのですが、「読書が時間を生み出す」ことを実感しています。
時間術はもちろんですし、ビジネス本を読むと仕事の効率が上がって時間を生み出すことができます。古典を読んでも、本質的な気付きが多くて仕事やプライベートの動きにムダが減ります。結局それが、また時間を生むんです。
今年は「毎日ブログを書く。YouTubeもアップする」ということを実践していますが、本を読む時間を確保できています。いやむしろ、本を読んでいるからネタに困らず、毎日1時間もかからずにブログを書き上げることができています。
セミナーで学べばムダがなくなる
同じことがセミナーや講座などでの学びにも言えます。自分だけでああでもないこうでもないと試行錯誤していたことが、経験豊富でそのテーマについて体得している人から学ぶことで大幅に時間が短縮されて、また時間を生み出すことができます。
私の場合はその学びが次の本のネタになったり自分の講座に活かされたりと、まさに「仕入れ」に相当する行動なので、学びを欠かすことはできません。必要であれば、高額の講座にもどんどん参加します。多少高くても、すぐに元が取れますからね。
こういった「刃を砥ぐ」作業、つまり時間を生み出すための投資が止まってしまったら、忙しくなるんだろうと思います。私だけでなく、誰だって寝る間もないくらい忙しい人には仕事を頼みたくないので、悪循環は続きます。
どこかでその負の連鎖を断ち切るような、投資が必要なのかもしれませんね。っということで、まずは「サークルモデルセミナー」や「ビジネス構築セミナー」に参加しましょう、という宣伝がオチです(笑)!でも本当に、人生が変わるきっかけになりますよ!