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夏休みの宿題は計画的にやるな

フラスコ代表、安田です。そろそろ子どもたちの夏休みが終わるので、さぞ宿題に追われているのだろうと思ったら「もう終わったよ」とのこと。もちろんそれに越したことはないのですが、ちょっともったいないような気もします。

「人生計画」の人だけど

私は「人生計画」というコンテンツを教えているので、夏休みの宿題も計画的にやったのだろうと言われるのですが、そんなことは全くありません。最後の3日間で集中して終わらせた、それどころか学校が始まってからつじつまを合わせたタイプです。宿題によっては、やらなかったものすらあります。

あまり学校の宿題に、意味を感じなかったんですよね。漢字を繰り返して書くとか、同じような計算問題を何回もやるとか。人それぞれ理解度は違うのに、全員が同じ宿題をこなすことになんの意味があるのか。小学生のころからなんとなく、そんな疑問を抱いていました。

昔から計画を作るのは好きだったので、夏休みが始まる前に「今年の夏休みは前半の2週間で宿題を終わらせる!」などと考えるのですが、結局はだらだらと遊んでしまって、最後の3日間で一気に片付けるということになります。でもどこかで、3日で終わることがわかっているものを1ヶ月もかけてやることはないなと思っていたんですよね。

締め切りが迫ったとき、集中できる

理屈の上では、最後の3日間で終わらせることができるなら、夏休みになって最初の3日間でも終わらせることができそうじゃないですか。しかしそんなことは人間、絶対にできません。「あと3日で終わらないと怒られる!」というプレッシャーがあるからこそ、3日間で終わるのです。

これは大人になってからも全く同じで、締切のない仕事はいつまでも終わりません。でも締切が迫ればアイディアも出るし集中もできるしで、なんだかんだでどんな仕事も完了します。人間というのは基本的に怠惰なので、痛みや恐怖があってはじめて本気になれるんです。

同じやるなら効率的に

だとすると、ですよ。1ヶ月かけて少しずつ宿題を進めていくのは、時間効率で考えたらすごく効率が悪いことになります。「最後の3日間」であれば5時間×3日=15時間で終わるものが、1ヶ月かけたら20時間も30時間もを、宿題のために費やすことになることでしょう。

これ、もったいないと思いませんか。それがわかっているのだから、夏休みが30日あるとしたら27日は遊び、残りの3日で集中的に宿題をやれば良いのです。それが私が考える「計画的」ということです。社会人になってからも起業してからも、この基本的な考え方は変わりません。

大きなタスクがあるならば、長い時間をかけてだらだらと作業をするよりも締め切りを設定して短期的に勝負をかけた方が良いです。例えば本の執筆なら「今月末までに一回原稿を提出します」と自分で締め切りを設定して、月の前半は他のことをやって月の後半で勝負する、という感じです。

全体像を把握してから、遊べ

大きめのタスクを逆算してこなす場合に問題になるのは、予想以上に時間がかかってしまうというリスクです。そうなると睡眠時間を削るなどの最悪のケースになりますから、絶対に避けなくてはなりません。なので仕事を「先延ばし」するならその全体像を把握することが重要になります。

なので、タスクが発生したらすぐに少しだけ作業をします。何をするかといえば「作業量を把握するため、頭の中に地図を作るための作業」です。作業量の把握とは宿題だったら何と何があって、どれに時間がかかるのか。自由研究のように、3日集中でこなせないものはないか、提出期限は本当にずらせないか、などなど。

頭の中に地図を作るというのはどういうことかというと、仕事の全体像を把握しつつ手をつけないことによって、頭の中で段取りが進んでいく現象を指しています。潜在意識に仕事をさせるというと少しおおげさかもしれませんが、やっておくと確実に着手してからのムダが減ります。

人生に時間術は有益

これって、ちょっとした時間術ですよね。ハードな仕事をこなすなら、生き残るためにこういうライフハックが必要になります。来た順番に作業をこなしても、決して片付くことはありませんから。工夫をしないと残業時間は増え、土日も仕事に使うようになり、最後には健康を害してしまいます。

サラリーマン時代は忙しかったですが、それだけに「どうやったらこの作業量をこなすことができるのだろう」と必死に頭を使う訓練ができました。起業した今は上司もいないので仕事を邪魔される(失礼)ことも減り、「アポを断る」「電話に出ない」などサラリーマンなら許されないような時間術も選択できるようになりました。

そんなこともあって今ではちょっと暇というくらいまで、時間を生み出すことができています。そういう時間術、明日の読書会では大きなヒントが得られると思います。『3ステップ時間管理術』も酒井さんも、とても面白いですよ!

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