「自由な生き方」と「サラリーマン」の間のミゾを埋めるには
フラスコ代表、安田です。私はあらゆるサービスを「サラリーマンだった5年前の自分を救いたい」という想いで組み立てています。かつての自分が、自由を手に入れるには何が必要か、逆算して「フラスコ読書会」をやることに決めました。なぜ?って感じですよね。できるだけ順を追って、説明してみます。
自由になるには「稼ぐ力」が必要
満員電車に揺られたり、上司に叱られたりする日常。でもそんなサラリーマンが、会社を辞めたら自由になれる、なんて現実はそんなに簡単なことではありません。安定した収入は失われ、何らかのフリーランスでやっていくとしても仕事を取らないといけません。今度は目先の売り上げに追われるようになってしまうんですね。
よく言われるように、会社を辞めてフリーになると「不満はなくなるけど不安が生まれる」ということになります。自分の力で安定した収入を得られる、すなわち「稼ぐ力」を身に付けることによってはじめて、自由になれる道が拓けるんですね。本当の自由のためにはその先にもう少しステップがありますが、今回は割愛します。
逆に言うと、「稼ぐ力」さえあれば会社を辞める必要はありません。会社員のままで副業をしても良いですし、定年退職してからビジネスをしようと楽しみにしても良いですし、上司と喧嘩をしたらいつでも辞めてやろうと思えるだけでも、日々の生活はずいぶんと楽になります。選択肢があるということは、すなわち自由なんです。
セミナーやイベントを主催する
商品やサービスが何であれ、スモールビジネスで「稼ぐ力」を身に付けるためには、人を集めてセミナーやイベントを主催する必要があります。アフィリエイトや情報商材など、人と会わずに収入を得られる方法はありますが、私の考えではそれでは家族を抱えるサラリーマンが自由になれるほどの安定した収入を得るのは難しいです。
どうしてもそれしかできない人は仕方ありませんが、基本的な考えとしては「人を集めて価値を伝える」ということから逃げると、自由は遠くなります。まじめに「稼ぐ力」を得ようと考えるなら、いずれ自分でセミナーやイベントを主催することは必須です。集客とお金に正面から向き合うのが実は、最短ルートなんですね。
まずは「学ぶ」ことから
やったことのある立場からは「すぐにでもやれば良いじゃん」という風に思えるのですが、そうは言ってもセミナーやイベントの主催というのは、やったことがない人から見れば相当ハードルが高いです。商品が未完成、コンテンツがない、人の集め方がわからない、お金をもらうのが怖い・・・やれない理由はいくらでも思い付きます。
誰かとコラボをしたり、誰かに集客してもらってセミナーをするのもそこまでオススメはしませんが、最初はそれでも良いと思います。しかしそれ以前に、いくつものセミナーやイベントに参加してみて、コンテンツなどの「相場観」を見て回るのが良いと思います。
「これなら思わずバックエンド商品を買ってしまうな」という高レベルの素晴らしいものもあれば、「これくらいなら自分でもできそうだ」という親近感の湧く(笑)セミナーもあるでしょう。いずれ自分で主催すると想定して参加すると、得られるものは多角的になり、有意義になります。
そうは言ってもセミナーは怖い
なので、いずれセミナーをやるつもりで他の人のセミナーに参加しまくれば良いのですが、でもサラリーマンのときの自分がどう考えていたかを思い出すと「セミナーは洗脳されるから怪しい」「交流会は売り込まれるから怖い」んですよね。メルマガひとつ、登録するのも不安で仕方なかったんです。もう忘れかけている感覚ですが。
起業をしようとか会社を辞めようと決意してから、ようやくそういう場所に参加する覚悟ができるのですが、これがもったいないなって思うんですよね。もっと気軽に社外の人と交わり、外の空気を吸える場があれば良いなって常々考えていたんです。そういう人が最初の一歩を踏み出すには、どうすれば良いか。
まずは読書会なら・・・
朝活、っていうのも良いと思います。ただ朝活を主催するには、私は朝が弱すぎます。そんなに早く起きられないんです(苦笑)。かと言って夜にガンガン飲み会を主催するタイプでもありません。私に残された選択肢は実質的に2つでした。ゲーム会か、読書会か。これなら会社員の方にも気軽に参加して頂けるんじゃないかなと。
著者の方をお招きして、事前に本を読んでくる必要もないし買わなくて良い、手ぶらでふらりと参加できる読書会を作ろうと。そういえば私の趣味といえそうなものは読書くらいですし。ただしその読書会には、一切の売り込みがあってはなりません。参加者同士もそうですし、主催者もそうです。安全な空間・時間を確保できるか。
そんな考え方で、「人生計画研究会」の主催で「フラスコ読書会」というのをスタートします。いろんな実験をしていくので、私一人ではやりません。何人かの方にお声がけして、一緒にやっていきます。まだまだこれから進化していきますので、楽しみにしていてください。そしてぜひ、遊びに来てくださいね!