「学ぶ」「教える」「成功する」。誰もが「信用の器 フラスコ」を持ち、育てて、つながる10万人のコミュニティ・プラットフォーム

信用の器 フラスコ

クラウドファンディングは世界を変えるか?

フラスコ代表、安田です。フラスコシステム追加開発のクラウドファンディングは、本日が最終日です。「おっ、そういえば安田がそんなこと言ってたな。もう最終日か!」と思ったあなた、フラスコ正会員の方はポイントの分だけでも良いので、ぜひご支援をお願いします!

今回クラファンについて

このブログ記事を書いている時点で、23人の方にご支援を頂いており、支援金額234,000円(目標の100万円に対する達成率は23.4%)です。今回はプラットフォームにフラスコを使った初めての試みであり、あまり拡散やグイグイアピールせずに、ほぼフラスコのメンバーだけでどこまでいけるかの実験ではありますが、それでも23万円の支援は小さくありません。

特徴として、1人あたりの平均で1万円を超える支援を頂いているということが挙げられます。通常、クラファンでは1千円〜3千円くらいの「応援」の人数が多く、金額的なインパクトも大きくなることが多いのですが、これはフラスコ独自の「ポイント」が使えるということが大きいですね。15,000円の支援でもポイントだけで支払えるなら負担が少ない、と感じて頂ける方が多いのはすごいことだと思います。

クラファンを取り巻く現状

最近では、クラファンは「流行の」という形容詞をつけても良いくらい、身の回りに溢れてきました。少なくとも自分でビジネスをやっている方なら、「クラウドファンディングなんて聞いたこともない」という方はほぼ、いなくなったのではないでしょうか。私からは「猫も杓子もクラファンをやってるなあ」と見えています。オンラインサロンもちょっと似ていますけど、クラファンの方が顕著です。

当たり前に支援をしたり、自分でもやってみた人は正しく理解をしつつあると思うのですが、まだまだ遠巻きに見ている人やサラリーマンの方などは「怪しい」「お金だけ取って逃げるんじゃないか」「人のお金で自分のやりたいことをやるなんて、おかしいだろ」「寄付みたいなものか?」という批判的な感情があるのではないでしょうか。ちょっと前まで私もそうでしたから、よくわかります。

クラファンへの批判は少し的外れ

少し的外れと書いたのは、ある程度は当たっているということです。プラットフォームを使ったところで、支払った金額に見合ったリターンが提供されないなんてことは時にはありますし、寄付みたいなものというところもまあ、感覚としては寄付というか「応援」という価値が入り込むのは間違いないです。リターンとして提供される商品を買うだけならちょっと割高かな、と感じることもあるでしょう。

ただ、「人のお金でやりたいことをやるなんて、おかしいだろ」という部分は、ちょっと的外れかもしれません。購入型のクラファンの多くは、お金を先に頂いてあとから商品やサービスをお返しする形になっているので、文字通り「購入」なんです。

仮に「海外旅行に行きたいからクラファン!」とかだとその批判も出てきて然るべきと思いますが、その報告で出したお金の分は楽しめるとかその人の将来に期待しているとか、いずれにしても提供される価値に納得するからこそ支援者はお金を払っているわけです。価値と価格に納得できなければ支援しなければ良いだけの話で、別におかしくはないと思うんです。寄付型でも投資型でも、本質的には同じです。

お金がなくても起業にチャレンジできる?

さてここで出てくる疑問が「お金がないけど、起業したいからクラファン!」はどうなの、です。実は私は、これに関しては否定的です。起業に必要な最低限の自己資金はまず、自分で働いて貯金をして貯めるべきだと思います。クラファンをやってみて、お金が集まらなかったらやめれば良い、というのは起業の覚悟としてはいただけません。

設備投資や商品開発に資金が必要なら、出資してくれる人を探したり融資を受けたりすることを考える方が先でしょう。今はお金が溢れていますし、リスクに見合った資金の出し手というのは存在しますからね。「出資してくれる人なんていないし、銀行も貸してくれない」のだとしたら、厳しい言い方ですがその計画はあまり有望ではないのではないでしょうか。

なのでぎりぎり「新しいプロジェクトをやりたくて、それに勢いをつけたいからクラファン」くらいが許容されるのではないかと考えています。共感してくれる仲間探し、くらいの感覚で仕掛けるのが正しいでしょう。資金調達の手段としてクラファンに寄りかかるのは(芸能人とかならともかく)、あまり良くないかなと思うんです。

フラスコがこれからやりたいこと

それらを踏まえた上で、フラスコでは将来的にはプラットフォームとしてクラファンもできるようにしていきたいと考えています。今回のクラファンで明らかになった通り、もうすでにシステムとしては追加開発をしなくてもクラファンらしきことはできるようになっています。私以外が使うには、まだまだあまりにも見栄えや親切さが足りないかな、というくらいで。

今回の開発ではオンラインサロンやコーチングセッション、アンバサダーサポートといったところを優先させて頂くつもりですが、いずれはフラスコはクラファンをはじめとしたお金のプラットフォームにもなっていくはずです。エンジェル投資家が有望なスタートアップを見つけて投資を行うまでの場を提供できれば、お金のプラットフォームとしては一番良いなと考えていたりもします。

まあそんなことを考えています。アイディアを形にしていくには常に、お金の問題がつきまとうことは事実。ただ、今はほんのちょっとお金の流れをなめらかにしてあげさえすれば、アイディアと行動力さえあれば仮に十分なお金がない段階でのスタートでも、大きなことを成し遂げられる時代になってきたな、って思うんですよね。そんなわけで、そうなったらちょっと面白いなと思う方は今回のクラファンにもご支援をお願いします!

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