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信用の器 フラスコ

安田が書いてきた6冊(+3冊?)の本

フラスコ代表、安田です。著者にとっての著作は自分の子供のようなもの(そりゃ子供の方がかわいいにしても)ですが、恥ずかしさもあってあまりアピールしてこなかったので、たまには。

副業・起業の本から始まった

僕の処女作・・・という言葉にはなんとなく抵抗があるのですが、最初に商業出版をした本はMDN(インプレス)さんから出た『新しい副業のかたち』です。2019/10発売なので、もう5年以上前のことになりますか。まあでも、5年間で6冊の本を出させてもらっていると考えれば、すごいとも言えるかもしれません。

当時としては新しい「オンラインサロン」を持ってビジネスを始めようという内容で、今読んでも古くないというか、ようやく時代が追いついてきたなという感じ。出版社さんから「オンラインサロンはみんな知らないので、他の表現にしましょう」と言われて「サークルモデル」という概念が生まれたのは懐かしいですね。

ありがたいことにこの本がそこそこ売れて重版したので、『新しい起業のかたち』という続編を出すことができました。副業で月10万円ではなくて、起業をして月100万円を稼ぐには商品やセミナーが必要ですよという、今お伝えしている内容と同じことを、5年前からずっと言っているということが証明できる本です。良い本なんですけど、コロナ禍が直撃したということもあって、こちらは重版はしていません。

ノート術2冊で世に出る

起業・副業の2冊で著者デビューしたわけですが、相談に来る人の話を聴いていても「まだまだ起業・副業に向けて動き出している人は少ないんだなあ」という感覚でした。そこで、もう少し前の段階から役に立てる本を書こうということで候補に挙がったのが、僕自身が頭の整理をするときに使う手書きのノートでした。

明日香出版社さんから出た『自分を変えるノート術』は、僕がいつもやっている「一人合宿」のことだけを書いた本です。ノートとペンを持ってカフェやビジネスホテルに行って、ひたすらノートに書いて考える。テクニックよりも、とにかくたくさん書けば人生が変わると。それだけで1冊の本を書きました。

これが読んだ方から高評価を頂いて、Amazonレビューは1,300件以上、じわじわと長く増刷を重ねてもうすぐ3万部というところです。その後に日本実業出版社さんから出た『ノート術大全』(こちらはあらゆるノート本のテクニックを集めてきたもの。100冊くらい読んだので大変だった・・・)と合わせて、手書きのノートが僕の代名詞になっていったのはこの2冊の本のおかげです。これが2年前の話ですね。

お金の2部作は賛否両論?!

お金の本は、ずっと書きたいと思っていました。実は副業・起業本よりずっと前、起業したばかりのときも出版に挑戦したことがあるのですが、そのときのテーマはお金本でした。僕は日本生命という金融機関で15年勤務したので、もともとの専門はお金なんですよ。自分なら良い本が書ける、という自負がありました。

昨年末から今年にかけて、幻冬舎さんから『お金が増えるノート術』、Gakkenさんから『中学3年生の息子に贈る、学校では教わらない「お金の真実」』を立て続けに上梓させて頂きました。同じお金の本ですが、前者はノートと絡めて、後者は中学生(のお子さんがいる方)向けということで、変化をつけてみました。

これが、読んで頂いた方からは好評なのですが、大きくは広がっていません。『お金の真実』の方は3刷なので決して悪くはありませんが、大きく広がるという感覚はまだなくて。まだまだ、お金の本は手に取りにくいのかなあなって感じています。まあシンプルに、もっと面白い切り口の本を書けば良いだけかもしれませんが。

電子書籍と有料Note

で、これは余談みたいな話ですけど、僕は電子書籍も出しています。『コミュニティ・ビジネスの教科書』と『マーケティングオートメーションの教科書』ですね。時系列で言うとノート本よりも前。あと有料Noteで『お金大全2.0』というのも。2.0は最近、アップデートしたバージョンです。

電子書籍や有料Noteは誰でも簡単に「出版」できますし、商業出版では通らないようなマニアックなテーマでも世に出すことができます。もしかしたら紙の本じゃなくても、こういう形が主流になるのかな・・・という疑問もあって試してみた感じです。結論としては、まだまだ紙の本が全国書店に流通するありがたさは健在だということです。電子書籍や有料Note、ほとんど売れません。特典として使うには便利ですけど。

そして時間術へ・・・

とまあそんな感じで、6冊(+3冊)の本を世に送り出してきました。数えてみると、著者累計で7万部。まだまだ作家を名乗るには恥ずかしいレベルではありますが、一方ではそれなりに「思えば遠くへ来たもんだ」という感覚もあります。出版させてもらえるのは、当たり前じゃないですよね。

そして次の出版ですが、来年の早い段階で「時間術」の本が出る予定です。時間術はお金と並んで好きなテーマで、いずれは書いてみたいと思っていました。構想から3年近く経って、ようやく形になります。近づいたらもっと詳しい情報を出せると思うので、お楽しみに!ある意味で問題作なので、どうなることやら僕も楽しみです!

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