スモールビジネスのゼロイチと１→１０と１０→１００・・・

投稿日: 2024年10月28日

フラスコ代表、安田です。良く「ゼロイチをサポートしてます」とか「どっちかというと１を１００にするのが得意っすね」とか言う人がいますが、ここについては自分なりの定義をちゃんとしておこうと思いました。

スタートアップとの違い

スタートアップだったらこの辺の定義はかなりされているのかなと思います。スーパーシードとかシードとか、PMFとかですね。スタートアップそのものがゼロイチを目的としているとも言えますし、今まで世の中に存在しなかった、画期的なアイディアを生み出すのがゼロイチであると定義すればそれはそれですっきりします。

それでまあ、MVPという試作品を作るくらいまで商品化が進んだら１→１０で、それが顧客のニーズと合ってユニットエコノミクスが回りつつ爆発的に規模が大きくなるPMFが１０→１００だと。あ、ここらへんはスタートアップ界隈の人に下に見られないために頑張って専門用語を使っているので、わからなくても大丈夫です。

一方で、スモールビジネスだと多様な業態もありますし、EXITに相当するゴールも人それぞれなのでこの辺の定義がしにくいんです。なのでこのブログ記事はコーチ・コンサル・士業などでの起業に対する、僕自身の頭の整理という受け止め方をして頂ければ幸いです。

ゼロイチとは

これは、以前SNSにも投稿したしブログにもした内容なのですが、ビジネス経験ゼロ、スキルゼロ、人脈ゼロ、資格ゼロと思い込んでいる状態。これがゼロです。そこから単に最初の１円（ファーストキャッシュ）を稼ぐことではなく、その先にある１→１０を見据えた第一歩でないといけません。

イベント主催も集客の基本が学べるので悪くはないのですが、「商品」につながるサービス提供の道がより良いでしょう。「ゼロ」の状態から早い段階で、コーチングなどのセッション提供で時給１万円を稼げる状態にする。この時給１万円稼げるセッションのことを、僕は「基本商品」と呼んでいます。

それが僕の考えるゼロイチです。それで動き出せると感じる人も多いし、人生が変わると感じる人もいるはずです。月数万円が稼げれば、副業ならば景色が変わるでしょう。その基本商品をベースにして本格的な商品を作ることもできます。その考え方が結実したのが『ゼロからコーチングで時給１万円稼ぐセミナー』です。

１→１０とは

スモールビジネスにおける１→１０とは、しっかりとした「商品」を作り、再現性のある形でそれを売ること、だと考えています。わかりやすい表現としては、「月１００万円を稼ぐ」ことです。１万円のセッションをいくら頑張ってたくさん売っても、月１００万円稼ぐことはできません。ある程度は高額の「商品」が必要です。

時給１万円を受け取る段階でも、ある程度の絞り込みは必要です。これが数万円から数十万円の「商品」となると、明確なペルソナ（理想の顧客像）が必要になってきます。誰の、どんな課題を解決するか。万人受けを捨てて、狙い澄ましたセミナーや情報発信を行なっていくことも重要です。安定させるなら仕組み化も。

この内容は今度開催する『コーチ、コンサルタント、士業で月１００万円を安定的に稼ぐ！ビジネスモデルの作り方セミナー』で全て、惜しみなくお伝えします。やるべきことはシンプルですが、やる人は多くない。だからこそスモールビジネスでは、継続して取り組みさえすれば勝てるんですけどね。ここまでは、誰でも来れます。

１０→１００とは

月１００万円を稼ぐということは、売上で言えば１千万〜２千万円程度。ここまではコツコツと積み上げるだけで到達できます。だからこそ僕は得意ですし、アカデミーやダーウィンでお伝えするのも主に１→１０の世界です。これで家族を養えるし、またここまでは再現性高く、責任を持ってサポートできる範囲だと考えているので。

ここから先、１０→１００はマーケティングの世界になります。仕組みをフル稼働させ、広告を使ってレバレッジをかけて売り上げを伸ばす世界。売上高で言えば数千万円程度。ここはまさに僕自身が今、格闘している課題です。ダーウィンの次のコンテンツを世に出すとしたら、きっとこのゾーンの話になるでしょう。