コーチングが役に立つ場面５選

投稿日: 2024年10月1日

フラスコ代表、安田です。最近『ゼロコーチウェビナー』をやっているのですが、コーチングはすごく役立つので、ビジネスをするなら必須の基本コミュニケーションスキルだと思っています。今回は例えばこの５つの場面で役立つよ、っていう話です。

1.家族や部下との会話

コーチングはコミュニケーションのスキルなので、人との対話でさえあればたいがい、役に立ちます。僕が一番最初にコーチングを学んだ効果を実感したのは、妻との会話でした。「話をちゃんと聞いてくれるようになった」と言われたので。あまり意識してスキルを使ったりはしていなかったのですが、それでも変わるんですね。

ちなみに僕は、あらゆる関係性の中で家族とのコミュニケーションが一番、ハードルが高いと感じています。つい気を抜いて強く当たったりしてしまいがちですし、「言わなくてもわかるだろう」という期待が高くなってしまいがち。そんなときこそコーチングだな、って改めて思います。

サラリーマンの方は職場でも、1 on 1で部下や上司と対面でお話をする場面が増えているはずです。どうしても予定調和というか、「とにかくやれ」となりがちな面談を、少しでも前向きなものにするのにコーチングスキルがあると良いですね。上司・部下・同僚の方との関係も、改善するはず。

2.コーチングセッション

これは当たり前。コーチングセッションではもちろん、コーチングスキルが役立ちます。スキルがなくてマインドだけでも成立すると言えばそうなのですが、まあやっぱりある程度のスキルはあると安心です。

ちなみにコーチングは車の運転に似ていると思っていて、スキルだけをひたすら学んでも、実際に道路に出ると（実戦になると）戸惑うことが多いものです。「怖くていつまでもお金をもらってセッションができない」という人もいます。スキルを磨くよりもたくさんの場数を踏む方が、セッションはうまくなると思います。

3.コンサルティング

僕がコーチングを学んだのは、これでした。起業支援・コミュニティ運営の「ライフワーク」をしつつ、経営コンサルタントとして「ライスワーク」で稼ごうと考えていた10年前の安田が考えたのは、こんな感じでした。スキルや専門知識は足りている、実力も多分ある。ただ、社長さんが話を聞いてくれる気がしない・・・。

ペルソナとしていたのは50代で、ゼロから会社を創立した叩き上げの社長でした。自信があって、頑固で、社員からはちょっと怖がられていて。そういう人の役に立ちたいと、心から思ったんです。でもこんな社長さん、絶対に若造に上からモノを言われたくないですよね。それが嫌だから社長になったと言っても過言ではない。

どうやったら社長さんが課題を打ち明けてくれて、なんでも相談してくれるようになるか。当時の僕が突破口を探して悩んで、そういう「都合の良いスキル」を探した末に見つけたのがコーチングでした。コンサルティングとコーチングを組み合わせれば、なんとかなる。そして僕はコーチングスクールの門を叩いたのでありました。