「学ぶ」「教える」「成功する」。誰もが「信用の器 フラスコ」を持ち、育てて、つながる10万人のコミュニティ・プラットフォーム

信用の器 フラスコ

「まずは頑張って貢献したい!」と言う人たち

フラスコ代表、安田です。フラスコなどでの最初の自己紹介で「まずは頑張って、早くみなさんに貢献したいです!」みたいな発言をする人が結構いるんですけど、これなんなのかなっていつも不思議なので、その話を。

フラスコは貢献を求めない

フラスコというコミュニティ(プラットフォーム)を作る上でかなり気をつけたのが、「貢献を求めない」ということです。参加者としてどのコミュニティに行ってもまず「貢献しろ、与えろ」「人脈を提供しろ、労働力を提供しろ、お金を使え」みたいな教義ばかりで、すごく違和感があったんです。今でも違和感しかありません。

いやわかりますよ。見返りを求めずに人の役に立てば、いつしかそれが回り回ってメリットとなって返ってくる。それが世界の成り立ちであることは僕も重々、承知しています。だから自分自身もできるだけ、人の役に立ちたいと思って行動しています。割に合わないと感じても、人の役に立てば良いかっていう意思決定は結構、します。

ただそれを、コミュニティの運営をする立場の人が語るのはどうなのかなと。運営者やコミュニティのメンバーが新しく参加した人の役に立とうとするならわかる。でも新しいメンバーに貢献を求めるのって、おかしくないですか?って思うんですよね。ビジネス系のコミュニティなら新メンバーはビジネスの初心者だったりするので、まずは自分のことをやるべきなのではって。

運営側のロジック

つまり「まずは貢献しましょう」というのは、運営側のロジックなんじゃないのかなって思うんです。もちろん、運営も長くやっているのでそのメリットは理解しています。新メンバーが既存メンバーに「貢献」してくれると、既存メンバーのメリットが増えて、新メンバーを集めようというインセンティブも生まれます。

結果としてコミュニティは運営しやすくなる。新メンバーのときに「損」をしても、長くいれば「得」ができるので、メンバーは長く続けようという気持ちになりやすくなる。一種の年功序列。新規加入を増やして退会率を下げる、そういう仕組みを導入するのは、コミュニティを運営するなら当然のこととも言えます。

ただ僕は、起業の世界の「ひよこ喰いをなくす」ことを目指しています。コミュニティの中に上下関係を作ったり、ましてや新メンバーを食い物にするようなやり方は、どうしても受け容れることができません。そういうのを一切無くした、フラットなコミュニティプラットフォームを作ろうというのが、フラスコの「思想」なんです。

応援ってどういうこと?

なので、フラスコの価値観には「貢献」はありません。大切にしているのは「実験」「成長」「応援」の3つ(今回の一人合宿での修正バージョン)です。実験と成長について詳しく説明するのは他の機会に譲りますが、ここまで読んで頂いた方には「応援」というのが入っているのが、少し違和感があるかもしれません。

貢献を求めないコミュニティ、実験と成長・自由と好奇心を旗印として掲げたともすれば個人主義になりがちなプラットフォームが空中分解しないために、他者との関係性をどうすれば良いか。考え抜いたすえに出てきたのが「応援」という考え方です。行動している人がいたら、無理のない範囲で応援をしてあげたら良いのではないか。

必ずしもお金や時間、労働力を提供するという形じゃなくても、応援しているという気持ちだけでも良ければ負担がない。誰しも自分に余裕がないとき、人のためにエネルギーを注ぐことはできません。そんな無理なことを強要せず、誰もが応援するという気持ちだけでも持っていれば、全てがうまくいくのではないかという考え方です。

頑張って応援しなくて良い

最近もある方から、「自分が人を応援する量とビジネスの成功は比例するのでしょうか?応援を頑張った方が良いでしょうか?」という質問を頂きました。応援は気持ちなので、頑張って応援するというのはおかしいですと回答しました。応援したい人を応援すれば良いし、最初にやるべきは自分のことだとも。

応援する人が応援されるというのも確かにそうなのですが、近い将来に自分が応援されるために人を応援するというのは違うんじゃないかなと思います。行動している人をみたら応援したくなるというのは人間に備わった自然な感情なので、そう感じたときにそうしたら良いのではないかという考え方です。

まあちょっと、複雑すぎるのかもな・・・とも思います。「とにかく貢献しろ!誰にって、俺にだよ!」と言い切った方がすっきりとコミュニティを運営できて、早く儲かるのかもしれません。でもこれは自由と好奇心、自分の頭で考えられる人を増やすというやや複雑なことをやっているので、仕方ないのですけれど。

まずやるべきは自分のこと

ともかくフラスコではメンバーに一切の貢献を求めません。アカデミーやダーウィンでも同じです。お金を払ってコミュニティに入って、なぜ貢献を強制されないといけないのでしょうか。◯◯委員とかイベントの受付とか人の紹介とか、そんなのもやらなくて良いです(個別のオンラインサロンで定めている場合はそれも可です)。

とにかく自由と好奇心を求めてここに参加したからには、まずは自分のことをやりましょう。動いていればそれを応援したいという人も集まってきますし、あなたも人のことを応援したいと思うこともあるでしょう。そうしたら、無理のない範囲で行動をしたら良いんです。余裕がないときは、気持ちだけでも十分です。

そんな風にしてみんなが実験と成長を続けていけば、ちょっと世界は変わるんじゃないかな。それがフラスコの考え方です。これが正しいかどうかは、何十年か後にわかるのかもしれませんね。

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