イベント集客でもっとも効果があるのはこれ!
フラスコ代表、安田です。イベント集客が全然「できていない」「やっていない」人が多いので、やり方を書いてみます。基本的なことながら、目から鱗が落ちる人もいるかも!?
SNSへの投稿は
僕は起業コンサルタントなので、イベントについても相談を受けることが多いのですが、「明日のイベント、集客に失敗して・・・」って、ほんとにみんな言います。そのとき、僕の反応はほとんどこれです。「あれ?明日のイベントって、告知してましたっけ?」。
嫌味で言っているわけではなく、本当に見かけていない。あるいは見たかもしれないけれども記憶に残っていない。僕は5分に1回くらいSNSをチェックしてしまうタチですし、クライアントさんのSNSは全てフォローしていて、メルマガやLINEも登録しているにも関わらず、です。
集客できていない人の大多数は、まずSNSですら十分な告知をしていません。おそるおそる1回だけ投稿したところで誰も見ないというか、よほど親しくなければそもそも表示されません。SNSで集客しようとするなら、角度を変えて何回も何回も、しつこく投稿することが必要です。
直接的な声がけ
まあ今どきはSNSの投稿なんてもう空気みたいなものなので、1回や2回見たとしても記憶には残りませんし、ましてわざわざ参加の手続きをしてくれる人はほぼいません。よほど親しい人だったり、行きたいなと思ってチェックしていたイベントでもなければ、スルーされるのが普通です。
ではSNSへのイベント情報の投稿はムダなのかというと、そんなことはありません。SNSで何回か情報を見てくれていると、メッセンジャーやLINEなどを使って個別に「声がけ」をしたときの反応度が上がります。そう、集客をするということは、この個別の声がけをすることなんですよ。
「集客がうまくいかない」と嘆いている人にこのことを何度お伝えしても、実際に声がけをやる人は少数派です。「もう一回、SNSに投稿してみます!」「交流会のときのグループメッセージがあるのでそこに投稿します」とか言う。いやそれもやらないよりはやった方が良いけど、個別の声がけをしないと、確率が低すぎるんですよ。
イベントに参加する
知っている人にメッセージをするよりはハードルが高い話になるのですが、あなたと似たようなことをやっているイベントに参加すると、意外とそこから集客できます。意外とと言いましたが、そこにはそういうことに興味のある人が集まっているので、考えてみると当たり前ですよね。
でもこれをお伝えすると「いや、他の人のお客さんを奪うなんてできません」とか言う。もう、ああ言えばこう言う(笑)。確かに、中には「同業者お断り」とかを謳っているイベントもあります。でも僕に言わせればそんなのは2流3流なので、気にしなくて良いです。
ビジネスがうまくいっている人は、そんなことは気にしていません。そりゃ露骨に「こんなのよりうちの方が面白いから、うちに来なさい!」とか言ったら大問題ですけど、自己紹介などで「似たようなことを僕もやってます」というのをさりげなく醸し出しておくくらいで良いんですよ。
交流会を活用する
それでも「そんなところで集客するのは気が引ける」と言う人は、ビジネス交流会に行きましょう。なんと、ビジネス交流会では堂々と集客して良いんです!そういう場ですから!でもきっとこれも、「いや、交流会だと売り込まれるから怖い」とか言うんでしょ。もう一生言ってろ!笑
そう、ここまででおそらくはお気づきの通り、集客ができるかどうかはマインドが大きなウェイトを占めます。ある程度の図々しさは、どうしても必要になってきます。やっぱりお誘いをすれば断られることの方が多いですし、嫌われてしまうかもしれないとは思ってしまうものです。
何より、イベントの集客をするというのは「恥ずかしさ」があるものです。SNSでの発信も、声がけも恥ずかしい。交流会に参加して、そこでチラシを配るのも集客には有効なのですが、まあこれも恥ずかしいですよね。つまり起業とは、ある意味で恥ずかしさとの戦いなんですよ。
集客のじょうごを作る
じゃあ安田は今も、そんな恥ずかしい思いをして集客をし続けているのか。これはイエスとも言えるし、ノーとも言えます。どこまで行ってもビジネスとは集客であり、集客とは個別の声がけだとは痛感しています。もう恥ずかしいとは思いませんが、必要であれば個別の声がけもやりますよ。
ただ、その頻度はかなり減っています。今の僕には「集客のじょうご」があるからです。イベントをやるとなればコミュニティのメンバーで定員近くなりますし、メルマガを出すだけでも追加で何人か集客できます。これは10年近くかけて作ってきた、コミュニティや仕組みがあるからです。
長期的にはそうならないといけないと考えて、今までずっと行動を積み重ねてきました。「わかりました!メルマガをやります!」と言ってくれる方も多くてそれは賛成なのですが、長期的な効果は保証しますが時間はかかりますよ。まずは、個別の声がけから始めましょう。