「学ぶ」「教える」「成功する」。誰もが「信用の器 フラスコ」を持ち、育てて、つながる10万人のコミュニティ・プラットフォーム

信用の器 フラスコ

スモールビジネスにミッション・ビジョンは必要か

フラスコ代表、安田です。「ミッションなんていらないから、まずは稼げ!」という起業コンサルの人もいて、僕もそうだよなあって思うこともあるのですが、果たしてミッション・ビジョンは必要でしょうか。

ミッション・ビジョンとは

まずは言葉の定義から、と言いたいところなのですが、ミッション・ビジョンに関しては定まった定義がありません。言葉自体も使命とか志とか、パーパスやバリューにクレドなどなど多様です。ビジョンがミッションより上位にあると主張する人もいれば、日本人にはミッションなんてないとかいう人もいて、混沌としています。

僕は割とオーソドックスというか、ミッション・ビジョン・バリューの3層構造で理解をしています。バリューは今回は対象外として、ミッションの方が上位にあります。言葉の意味はこんな感じ。

【ミッション】

  • 使命感を持ってやること
  • 事業をする根源的な理由
  • 心の底から湧き上がる想い

【ビジョン】

  • 理想の状態・風景・景色
  • 心に浮かぶ、将来の具体的なイメージ
  • 他の人と共有化して向かう目標

イメージとして、ミッションは「誰がなんと言おうと自分はこれ」という熱い想いであり、ビジョンの方が人を巻き込んでいくときに使われるので、若干歩み寄った表現が使われます。

フラスコの場合は

フラスコの場合は、これは安田個人としても同じなのですが、

【ミッション】 誰もが自由で、好奇心あふれる生き方ができる世界を創る

【ビジョン】 10万人のコミュニティプラットフォーム、『信用の器』の安全な実験室

です。サラリーマンだった過去の自分が、「自由がなくて奴隷のようだ」「好奇心がどんどん死んでいく」と切実に悩んでいて、それを救いたいという想いでやっているのがフラスコであり、フラスコビジネスアカデミーであり、ダーウィンです。本を書くとき、情報発信、全てにこのミッション・ビジョンが関係してきます。

フラスコも一種のスモールビジネスといえばそうなのですが、このミッション・ビジョンを大切にしていて、セミナーやイベントなどことあるごとにこれをお伝えしています。そうすることで、以下の3つの「良いこと」があるかなと感じています。あ、結論としてはスモールビジネスでもミッション・ビジョンはあった方が良いということです。必要かどうかまでは、わかりませんが。

効果①価値観の合う人を引き寄せる

いつもことあるごとに念仏のようにミッション・ビジョンを唱えていると、「それ良いですね!」という人が集まってきます。これはクライアントさんとかユーザーの方もそうですし、ビジネスパートナーもそうですね。自由と好奇心というのはやや抽象度が高い概念なので、それが理解できる知的レベルの高い人が集まってくるのも良いところです。

逆に言うと、価値観の合わない変な人が来なくなります。「楽して儲けたい」とか「とにかく儲かりさえすればなんでも良い」みたいな人は、自然とフラスコ(や安田)から離れていってくれるんです。これは実はとても重要で、それによって膨大な時間やエネルギーを節約できます。人生は有限ですから、価値観の合う人に使いましょう。

効果②ビジネスがブレにくくなる

起業をするとわかるのですが、さまざまな誘惑があります。儲かりそうな商材とか、面白そうなイベントの誘い、コラボの誘い、魅力的な投資対象。あれもこれも、次々に新しいことをやりたくなったりするんです。実際、それでどんどん新しいことに手を出して、何屋さんかわからなくなっている人もたくさんいます。

迷ったらそのつど、「これはミッションに沿っているか」と考えることで、ブレにくくなるんです。ミッションに沿っていれば何でもOKというわけでもないのですが、全くミッションと関係ない「儲かりそうなこと」「楽しいだけのこと」には手を出さなくなります。長期的には、その方が経営としても安定するはずです。

あとこれは僕も感じていることですが、ビジネスに疲れてしまって「もうやめちゃおうかな」と思うこともあるんです。そんなとき、ミッションやビジョンが支えになります。ああこのためにやってるんだった、と思い出して、それが活力になるんですよね。

効果③化学反応が起きやすくなる

っと、以前はその2つだと説明していたのですが、最近はこの効果を感じています。ミッション・ビジョンは「世界観」を形成します。主催者がブレない世界観を提供し続けていると、コミュニティのメンバーはその世界観に基づく「共通言語」を使うようになってくる。そうすると、化学反応が起こりやすくなるんです。

ちょっと何を言っているかわからないかもしれませんが、多分これ重要なことを言っています。まあ世界観さえ確立していればミッション・ビジョンという形式を取らなくても良いということにもなりそうな予感がしていますが、ミッション・ビジョンを使った方が世界観を提示しやすいので、まずはここからかなあと。

ということで、「すぐ稼がないと生活できない」ような状況であれば「まずは稼げ!」が正しいと思いますが、スモールビジネスであってもミッション・ビジョンを確立することにはメリットが大きいと考えています。ちょっと面倒なのと少し時間がかかる他にはデメリットはあまりないので、作ったら良いんじゃないですかね。

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