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信用の器 フラスコ

スモールビジネスで成功するためにするべき4つのこと

フラスコ代表、安田です。またダーウィン(フルサポートサービス)メンバーの方が大きな成果を出しました。最近は『お金が増えるノート術』のことばかり書いていたので、たまにはビジネスの話もしましょう。

具体的な事例は書かずに

「こんな人が、こんな成果を挙げた!」と大々的に書きたいのはやまやまなのですが、自分だったらそんなことをされると恥ずかしいですし、さすがに嫌だろうなと思うのでそこには触れません。業種は少し特殊ですが、まあやったことはオードックスで、愚直にやり続けた結果として大きな成果が出たということです。

もちろん、成果を出したそのメンバーの方がすごい、ということです。おめでとうございます!私から見るとスモールビジネスの「型」に従って、ちゃんとやったなあと。これだけやったら成果が出るのは当然だけれど、ここまでよくやり続けたなあという感覚です。結局、すごいということですね。

ブログ記事としてはそこから「型」を取り出して、この「型」に従って行動をし続けたら結果が出るよ、ということを書きます。いつも言っていることといえばそうなのですが、ここのところ本の話ばかりしていたので。

やること1:「商品」を作る

スモールビジネスで成功しようと思ったら、まずは「商品」を作ることです。当たり前と思うかもしれませんが、この「商品」を持っている人は、ほとんどいません。ビジネス交流会で会う人の9割以上が、「商品」がないと言ったら驚くでしょうか。でも実際、そうなんです。

「商品」というのは、一般的な商品とは違います。カギカッコがついた「商品」です。それは、「独自に開発され、対象と提供価値が明確に絞り込まれているもの」と私が定義した、狭義の商品のことを指しています。対象はペルソナという考え方で絞り込み、提供価値を決め、それを独自に開発しないと「商品」とはみなしません。

「商品」というのはつまり強い商品のこと、と簡単に理解して頂いてもとりあえずは良いでしょう。強い商品がないのにどんなにSNSを頑張ったところで、やらないよりはマシだとしても、大きな成果が出ることはありません。

やること2:セミナーをする

セミナーの開催も強くお勧めしています。顧客獲得型セミナーで先生のポジションを取り、課題を明確にして行動を促す。売り込む人から、教える人へ。人から求められるセミナーをするのではなく、成果から逆算したセミナーを。顧客獲得型セミナーを中心に据えることで、ビジネスに対する考え方が大きく変わります。

セミナーをやらずに「商品」を売ることもできますが、それだとより高いセールス力が必要になります。セミナーが一番、簡単なんです。「人前で話すのが苦手です」と言ってセミナーを毛嫌いする人が多いですが、ではそういう人がセールスが得意なのかというと、ほとんどそんなことはありません。

初対面の人に平気でゴリゴリ売り込めるからセールスが得意、と勘違いしている人もいますが、それは下手なセールスです。めったに成果が出ない一方で、あなたから離れていく人が多くなるでしょう。良いセールスは、自分にも相手にもストレスを与えることがありません。そしてそのやり方は、セミナーと相性が良いのです。

やること3:情報発信をする

「商品」を作って定期的にセミナーを開催するようになったら、情報発信をやっていきましょう。「商品」を作ること、セミナーを開催することを避けて情報発信から始めたがる人が多いですが、「商品」がないのに何を発信するのか、迷うことになります。セミナーをやらないと集客する対象もありませんし。

そういう状態で「とにかく毎日、Facebookに投稿する」という目標を立てて継続した人を、私は見たことがありません。情報発信は明確な目的があってはじめて、継続できるものなのです。情報発信をしていて1人でもセミナーに来てくれたら、嬉しくなって続けるモチベーションが生まれます。

「商品」が売れるか、その兆しが見えればもっと行動しようと思えます。楽しいとかワクワクするということではなく(これらはあまり長続きしません)、成果が出るというのが一番、励みになるのです。

やること4:PDCAを回す

そしてこれ、PDCAを回すことです。「商品」もセミナーも情報発信も、最初から完璧なものはできません。立てた仮説が間違っていて、方向転換を強いられることもあります。それでも試してみて、反応を見て修正して、また試すというサイクルを回し続けていれば、少しずつ個々のパーツや全体の流れが改善していきます。

正直なところ、起業を目指したり起業をしていても、「商品」やセミナーを作る人は少ないです。そして、それらを1回やってみてダメだったら心が折れてしまう人がほとんどです。「10人に声をかけたけど誰も来なかった」とか「4人にセールスして全部断られた」とか。それでは、全く試行回数が足りないので仮説が正しいかどうかすらわかりません。

そこを何度もしつこく、少しずつ改善しながら行動をし続ければ、いずれ必ず成果は出ます。起業に関する向き不向きがあるとすれば、能力やセンスなどよりもこの「諦めずにPDCAを回す粘り強さ」なのかもしれません。メンバーの方が成果を出すたびに、そんなことを思います。改めて、素晴らしい!おめでとうございます!

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