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「セミナーは準備が整ってからやります」は大間違い

フラスコ代表、安田です。これはダーウィン(個別コンサル)レベルの人でも良くやる間違いなのですが、セミナーをやると決めて、いつ開催するかと聞いたら「準備が整ったら」と。それ、違うんですよね。

何が揃ったら準備万端と思えるか

ダーウィンで言うところのセミナーは「顧客獲得型セミナー」なので、商品・サービスを売ることを目的としたセミナーです。なので前提としてバックエンド(本命)商品があります。先生として教えるのは通常のセミナーと変わりませんが、個別相談をして、買ってもらうことが目的。商品から逆算して、セミナーを作ります。

という全体像をお伝えした上で、商品やセミナーの内容まで一緒に考えてセミナーが「やれる気がする」となった。じゃあいつやるの、と。その回答で多いのが「準備が整ってから」なんですよね。具体的にいつと問うと3ヶ月後とか、ひどいときには「半年後くらいかな」となります。もうそれきっと、一生やりませんよ。

セミナーで何を喋るかを決めて、パワポを完成させて、商品もきっちり作り込み、個別相談で必要なセールスの技術を身につけて、集客のノウハウも理解してからセミナーをやろうみたいな発想。確かにこう考えると、少なく見積もっても半年はかかるでしょう。考え方の根本が、違います。

シンプルに先延ばしということも

こうなってしまう原因の一つには、シンプルな先延ばし思考もあります。「来月やる」と決めてしまうと、実際に忙しくなりますから。「そのうちやる」ということにしておいた方が、負担はないわけです。仮に6ヶ月先としておいて、近づいてきたらまた3ヶ月くらい先延ばしすれば、いつまでもやらなくて良いので楽ですよね。

起業支援をしていると、このシンプルな先延ばしを何年もしている人もたくさんいます。常に、3年後に向けて起業準備をしているみたいな。名刺に「起業準備中」って書いちゃってるみたいな。でも起業なんて、今からやると決めれば今この瞬間に始まるのであって、準備期間なんていらないんです。会社さえ辞めなければ。

そのうちやるから、まずは勉強。もちろん勉強は必要ですし、その気持ちはわかりますが、この発想から脱却しないと、いつまでも起業準備中のままです。やると決めたことは、今すぐ始めるんです。動きながら勉強しましょう。

準備に必要なのは長くても2ヶ月

とは言え、セミナーの場合はさすがに「今日やる」というわけにはいきません。実際に準備期間も少しは必要です。今の私であれば2週間くらいあれば新しいセミナーは開催可能です。自分で集客をして、資料をそれなりに整えて、練った内容を喋ろうと思えばそれくらい。人に呼ばれて適当に喋るなら30分後とかでもできます。

初めてのセミナーならそうはいかないでしょうけど、それでも2ヶ月。どんなに長くても開催まで2ヶ月あれば、ゼロからスタートしても間に合います。逆にいうと、2ヶ月でできない人は半年あっても1年あっても、できません。1年後のセミナーを準備するのは、10ヶ月くらいだらだらと過ごしてからになるからです。

コツとしては、セミナーに何十人も集めようとしないことです。初めてのセミナーなんて、1人でも2人でも来てくれたら大成功です。誰も来ないことも普通にあります。どうせそんなにうまく喋れないのに、なぜ完璧に集客しようとするのか不思議です。きっと、SNSに投稿された他の人の開催報告で、セミナーというのはそういうものだと思い込んでいるのでしょう。定員4名くらいで、十分です。

どうせセミナーが仕上がるのは当日

これは今の私でもそうなのですが、セミナーが仕上がるのは開催当日です。もっと言えば、2〜3回やってみてようやくちゃんと仕上がる感覚すらあります。これは当日に慌てて作っているという意味ではありません。2ヶ月前から構成を作って、2週間くらい前にいったん完成させますが、いつも前日や当日まで直し続けます。

そして多くの場合セミナー当日の時点では、商品は完成していません。個別相談で使う資料すら、できていません。セミナーをやって個別相談が入ったら、その日までに説明できる状態にします。そして実際に商品が売れてから、商品を作り込みます。もちろんそれぞれ大枠はできているのですが、仕上げてはいないのです。

3年前にリリースしたダーウィンというサービスでは12個の動画コンテンツが毎月配信されるのですが、売れてから作り始めて、約12ヶ月後に完成しました。毎日送られるステップメールも、「あと数日放置すると追いつかれる」とカウントしながら必死に書きました。なんてだらしないと思うかもしれませんが、そうしなかったら今でも「商品開発」は続いていたことでしょう。

アウトプットを先に決める

商品もセミナーも何にもない状態から開催日時を決めて、すぐに「この日にこんなセミナーをやります。役に立つし、面白いよ!こんな課題が解決するよ!」と告知を始めて下さい。そう言ってしまって、申し込みが入ってお金を受け取ってしまったらもう、そういうものを本当に作るしかありません。

当日までに資料はできるし、話す内容も決まります。そのために足りない知識は、すぐに学ぶしかありません。そうやって、アウトプットを先に決めて学んだインプットは、脳に強烈に焼き付きます。いつか使うかもしれないことなんて、いくら詰め込んでもすぐ忘れます。人間、生きるために必要な知識しか記憶できないんです。

まず告知して、集客する。当日までにセミナーを作り、個別相談までに売り方を学んで、売れたらすぐ商品を作る。それが起業家のやり方です。準備万端になるのなんて待っていたら、すぐに寿命が来ちゃいますよ。

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