「ノートを書く」ことが、自由と好奇心にあふれる生き方につながる
フラスコ代表、安田です。先日とある交流会で「ノートに書くことが、自由と好奇心にあふれる生き方ができる世界を創るための、誰にでもできる第一歩だ」という話をしました。自分で言っていて、確かにそうだなって思ったんですよね。
自由と好奇心がなぜ重要なのか
「誰もが自由で、好奇心あふれる生き方ができる世界を創る」がフラスコの、そして私のミッションです。究極的にはこのために起業をしたし、これの実現のために生きていると言っても過言ではない。自分自身も自由と好奇心を追求しているし、また自由と好奇心を求める人を応援することを仕事にしています。
原点はサラリーマン時代の経験です。全く自由ではなく、「奴隷のようだ」と思っていましたし、好奇心は日々少しずつ死んでいくと感じていました。上司や関係部署に気を使うことにエネルギーの大部分を使い果たし、専門性は高いけれども、意味を感じられないくだらない仕事に人生を吸い尽くされていく。
優秀な後輩たちがくだらない仕事に忙殺され、やはり優秀だったはずの先輩たちが抜け殻みたいになって会社にしがみついているのを見るにつけ、みんなが自由にそれぞれが心からやりたいことを、好奇心のおもむくままにやれたら、生産性なんてめちゃくちゃ上がるのになあ・・・と。それできっと世界が変わるのにな、って思ったんですよね。
起業してしまえば良いのだけど
「会社を変えれば良いじゃないか」と思う方もいるかもしれませんが、大企業はそんなに簡単なものではありません。たとえ社長になったところで、根っこの部分は変えられないかもしれない。それぐらい深いところまでカルチャーは浸透しているし、またそれが大企業の強みとも結びついていたりもします。単純に変えれば良いというものでもない。
起業をした方が圧倒的に早く、確実に自由と好奇心を手に入れられます。これは当時も今も、私としては迷いのない結論です。純度の高い自由と好奇心は、起業をすることによってのみ、得られる。副業だとか転職だとか、心持ちを変えるとかコミュニケーションを変えるとか、「今よりも自由になる」方法はいくつもありますが、抜本的な解決は起業しかありません。
フラスコが提供するサービスは全て
なので私は今まで、起業をサポートする仕組みやサービスをひとつひとつ整えてきました。ダーウィンは「本気で起業したい」という人をフルサポートするサービスですし、フラスコビジネスアカデミーは「時間をかけても良いから、少しずつでも確実に稼ぐ力を身につけたい」という人に寄り添うための安全な学びの場です。
私の身体は一つしかないので、本気で動き出した人には個別でセッションなどのサポートを、少しずつでもという方にはグループでセミナーなどのサポートを・・・という考え方です。さらには、もっと多くの「まだ動くと決めていない、まずは楽しみたい」人にはフラスコという仕組みでサポートすれば良いというわけです。
ノート会などのイベントに参加するとか、そういうところから一歩を踏み出してくれたら、その中からいずれは本気で起業を目指す人も出てくるだろうなと考えているし、実際にそうなりつつあります。それでも「そのノート会に参加するのも勇気が必要なんですよ」という人もまたたくさんいるのも、知っています。
ノートを書くことの効果
そんな人も含めて、自由と好奇心を手にいれるために誰でもできる第一歩は「ノートに書く」ことです。これはノートに書いて初めて気づくことなので伝えにくいのですが、我々の頭の中は想像以上にごちゃごちゃしています。特に、長くサラリーマンや主婦を続けてきた人は思考が凝り固まっていて、もっと強い言葉でいうと「洗脳」されているみたいな状態にあります。
私自身、起業をして洗脳が解ける、つまりサラリーマン脳からビジネス脳に切り替えるまでに5年くらいかかった感覚があります。いや、今でも解けきってはいないのかも。もっと自由に考えられるはずだといつも思いながら、ノートを書いています。書くたびに気づきがあり、少しずつ自由に思考できるようになっている感覚があります。
頭の中をぐるぐる回っている脳内の「口癖」を書き出し、俯瞰して眺める。ひとつひとつ、自分の頭で改めて考えていく。そうすることで頭の中はすっきりとして、悩みは軽くなります。本来の人間が持っているはずの自由と好奇心が、蘇ってくるようなそんな感覚。ぜひノートを書くことで、体感して頂きたいです。
小さな一歩を踏み出すために
ということで、「自由になりたかったら起業」は結論としては確かに正しく、そのためのやり方はいくらでもお伝えできるのですが、なかなか踏み切れないのが普通です。会社を辞めて自分のビジネスに専念する、ということになれば実際にリスクもあります。自由と安定のどちらが良いかは、価値観によって違った結論が出るでしょう。
だから安全な環境で少しずつ起業の世界を体験できる、フラスコという実験室を提供しています。イベントに参加するのも怖いという方は、ぜひカフェに行ってノートを書いてみて下さい。『自分を変えるノート術』を読むところから始めるのも、小さな一歩としては良いかもしれません。あなたにとって安全と感じられるところから、始めて下さい。