フラスコ君4.0に全てを集約する
フラスコ代表、安田です。フラスコ君やコーチ君といったいくつかのChatbotを試してきましたが、フラスコ君4.0という「決定版」が完成したので、それに一本化します。その背景のお話を。
AI Chatbotへの期待
3月に発表されたGPT4は、本当に衝撃的でした。「人間の仕事が終わる」と直観し、その人間の仕事を終わらせるために「AIに全振り」してこの3ヶ月間を過ごしてきました。その結果としてどうにかこうにか、ようやくChatbotのフラスコ君やコーチ君、AI活用セミナーといったアウトプットもできつつあるという現状です。
もともと私は交流会が苦手で、とにかく大量行動・お酒を飲んでたくさん友達を作る、みたいなビジネスのやり方は選べませんでした。マーケティングオートメーション（MA）を活用して仕組みを作る、できるだけ効率的なビジネスのやり方をするという選択肢しかなかったんですよね。
そんな中でのGPT4の衝撃は、調べれば調べるほど「これで人間は、体力勝負をしなくて良くなる」という確信に変わっていきました。あらゆる仕事がAIに任せられるようになりますが、中でも私が注目しているのは、カスタマーサポートと集客・セールスの分野です。AIにより、これら２つの作業から人間は、解放されます。
フラスコ君ver1.0ができること
その２つのうち、フラスコ君ver1.0はカスタマーサポートに特化していました。GPT3.5でコストを抑えつつ、フラスコの会則やイベント・オンラインサロンの情報を持たせて、メンバーからの質問に答えさせてみたんです。まあ正直、GPT3.5だと「かなり適当なことを言うよね」というのが率直な感想ではあります。
AIの現時点の特徴として、確かには知らないことでも関係しそうなデータのかけらがあればそれを拾ってきてつなぎ合わせ、あたかもそれが真実であるかのような「見てきたような嘘をつく」というところがあります。それをしないように注意を与えても、限界はあるんですよね。
これがGPT4になってかなり改善（解決まではしていない）しましたし、役に立つレベルになってきました。いずれ音声を経由したChatbotが、カスタマーサポートの大部分を担当することになるでしょう。今はその、実験段階という感じですね。
商品開発コーチ君ができること
コーチ君の方は、集客・セールス担当です。といってもChatbotに「買って下さい！イベントに来て下さい！」とゴリ押しされても、誰も買おうかなという気にはならないでしょう。そうではなくて、日常的に使う役に立つ機能をメインにして、さりげなくサービスやイベントのお知らせができるようにしたかったんです。CMですね。
それでふと面白いかなと思いついたのが、コーチングです。セルフコーチングにAIが役立つというのは実感として理解していましたし、人間ほど柔軟に変化はできないとしても、コーチングの目的をシンプルに絞り込めば、AIでもある程度はコーチングができてしまうのではないかと。それでできたのが、商品開発コーチ君というわけです。
実は商品開発だけでなく、目標達成とかいくつかの機能に分けて「コーチ君シリーズ」を次々に提供していこうかという考えもあったのですが、LINE公式や裏側の機能を支えるアカウントがどんどん増えて管理が煩雑になり、コストも嵩むようになるので「いっそ１つにまとめてしまおう」ということになりました。
フラスコ君4.0ができること
それで生まれたのが、フラスコ君4.0だというわけです。フラスコ君4.0はフラスコ君ver1.0やコーチ君の「上位互換」なので、彼らができることは全てできます。AIにはGPT4を採用しているので高性能ですし、それを動かすためのプログラムやプロンプトという指示文も洗練されています。全ての知見を、集約することができました。
なのでフラスコ君1.0やコーチ君はこの6月末でサービスを終了し、フラスコ君4.0に一本化します。自動的にアップデートされたりはしないのですが、今のところはフラスコ君4.0も無料で提供できているので、お手数ですが登録してお使い下さい。以下の２つの無料キャンペーンの、どちらからでも登録できます。
ダーウィンやセミナーは有料ですが、キャンペーンに登録してフラスコ君4.0を受け取るところまでは無料なので、怖がらずに（笑）受け取って下さい。
AIはまだ「子供」
フラスコ君4.0が完成したと言いましたが、完成というのが「完璧」を意味しているのかというと決してそんなことはありません。まあ現時点のテクノロジーは集約していますし、それなりに役立つレベルにはなってきたものの、AI自体がまだまだこれから伸びる技術なので、フラスコ君もこれからどんどん成長していくはずです。
GPT4は知力レベルはもう大人を凌駕していますが、柔軟性などの内面は子供です。GPT3.5からGPT4への「成長」が続くか加速するともうあと数年も経たずに人間を超えることになりますが、そんなに単純にいくかはわかりません。どこかで壁に当たり、伸び悩むこともあるかも。それにしても、世界はもう引き返せません。
AIが実は「役に立たない妄想だった」という可能性はもう、ありません。「その日」が来るまで数年かかるか、数ヶ月か。それだけの話です。AIについて調べ続け、フラスコ君に集約し続ける。それしか生き残る術はない、それくらいの認識でいます。断言します。AIを活用しない未来なんて、ありませんよ。
