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信用の器 フラスコ

「考えすぎ」と「考えが足りない」のちょうど良いバランスの見つけ方と、止まった状態からの動き出し方

フラスコ代表、安田です。長いこと次の展開について考え続けていて、そろそろ動き出そうと思うのですが、再始動は「重たい」と感じています。さすがにちょっと考える時間をとりすぎたかな・・・という話。

ほとんどの場合「考えが足りない」

そもそも私の性格的には、「一人合宿」を提唱しているくらいなのでかなり慎重な方です。子供の頃から「考えすぎ」「屁理屈が多い」「黙って手を動かせ」と言われ続けて生きてきました。その度に「いや、ここは最初にもっと、ちゃんと考えてから動いた方が良いのに」という気持ちになることがほとんどでした。

かなり切羽詰まった状況でも、良く考えないで手だけ動かすことが最善などというケースは、今までほとんどありませんでした。戦略レベルでズレている場合、また戦術レベルで最善ではない場合、戦闘だけ頑張っても疲れるだけで成果は出ません。動き出す前に方向性を1度でも正しい方向に修正できれば、どれだけ成果が上がるか。

私が所属してきた組織においても自分自身においても、ことビジネスにおいては「考えすぎで失敗」という事例はほぼありませんでした。ほとんど全てのケースで「考えが足りなかった」と反省するばかりです。もちろん人間は全能ではないので長い時間考えれば正解がわかるというものでもないのですが、それにしても、です。

安田の現状

それで、私が何をそんなに考え続けているのかというと、次のビジネス展開についてです。具体的には3年前に投入したダーウィン以来の新しいサービスを始めようと思っているのです。あ、その間にもフラスコノートコーチやフラスコビジネスアカデミーなどいくつかの新しい取り組みはありましたが、主力商品としては、という意味です。

GPT4が登場して衝撃を受けてから、丸2ヶ月くらい考え続けているのは確実ですし、大きくはダーウィンをスタートした3年前から考えているとも言えます。コロナもあって人に会う機会も減りましたし。サービスを止めているわけでもなく、本を書いたり情報発信をしたりはしているので完全に停止していたわけではないのですが。

その意味では、この2ヶ月くらいはほとんど誰とも会っていませんし、かなり「一人合宿状態」に近い感じでした。そうすると、再び動き出そうとしてもなかなか、腰が重たくなっていると感じています。SNSとかでも、久しぶりに投稿しようと思うとハードルが高く感じますよね。あれと同じです。

過去の経験から探る「最適点」

長期にわたる本格的な一人合宿をした場合、動き出すのにエネルギーが必要だと感じたことは過去に何回もありました。感覚としては、3泊4日までならすぐに「社会復帰」できますが、それより長い一人合宿をしてしまうと再始動に時間がかかるように思います。

最長ではフラスコを作るときに1ヶ月、一人合宿をしたことがあります。そのときは合宿明けに大きなイベントを設定していたので、強制的にテンションを上げてスムーズに復帰することができました。そのときは意図してそうしたわけではありませんでしたが、長期間の一人合宿をする場合にはそういう工夫をした方が良いかもしれません。

またバランスとしては、1年間に3泊4日の一人合宿を3〜4回、月に2日間あるいは週に1日くらいなら、一人合宿に充てても良いかなと考えています。サラリーマン時代にこんな提案をしたら確実に「もっと仕事しろ」と言われていたと思いますし、起業家の方でも同じような感想を持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、私としてはここに関して迷いはありません。

一人合宿の正しい使い方

それくらいを思考に充てたとしても全然「考えすぎ」にはなりません。むしろ私としてはこれが最小限というか、これくらいは考えないと「考えが足りない」でうまくいかなかったときに後悔するレベルです。「走りながら考える」などという器用なことができる方はそれでも良いのかもしれませんが、私はそれができません。

一度しっかりと考え抜いて「これ以上は考えても仕方がない」という状態で走り出さないと、結局はあとで迷いが生じて大量の時間をロスすることになります。それが自分だけのことならまだしも、他の人を巻き込んで動き出すならあらかじめ考え抜く時間は必須です。

長い時間「迷う」という最悪のロスをなくすために、一度「考える」時間をとってあとは全力で走る、というのが一番効率が良いと思うんです。それが一人合宿なんですよね。まあ今回のこれ、2ヶ月も考え続けているというのは、迷っているだけかもしれないなとは思います。

「重たい」状態から動き出すには

そんな風に、考え続けたり悩み続けたりしたあとは、動き出すためにエネルギーが必要になります。「これだけ考える時間をとったのだから、失敗はできない」というサンクコストみたいなものが発生する感じです。「みんなが自分の次の打ち手に注目している」という謎の自意識も発生します。もちろん気のせいなのですが。

そういうときのコツとしては、とにかく「小さく動き始める」ということでしょう。「毎日3つの交流会をハシゴする!」みたいあん高い目標ではなく、まずは1回、身体が慣れてきたら週1回くらいとか、そんな感じでじわじわ動き始めるのが良いでしょう。病気療養を終えて体力が落ちているとき、いきなりスポーツをするのではなく、リハビリから始めるということですね。

考えている間もルーチンを途切れさせず、動き出すときは小さく早く。周りの目なんて気にせずにしれっと朝令暮改。ゼロかヒャクかではなくて無理のない範囲で少しずつ、動き出していきましょう(完全に自分に言ってる)。

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