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信用の器 フラスコ

明日セミナーなのでセミナーの作り方を時系列で説明してみる

フラスコ代表、安田です。明日のセミナーがだいたいできあがって、あとは魂を入れるだけという段階まできたので、現実逃避でブログを書きます。セミナーの作り方について、残り時間ごとの時系列で書きます。

セミナー1〜2ヶ月前(告知とインプット)

私の場合、何らかの目的があって「セミナーをやろう」となったら、2ヶ月後くらいにセミナーのスケジュールを設定することが多いです。セミナー資料自体はやろうと思えば2週間くらいでできますが、告知が不十分になりますし、あとで述べる「魂を込める」ところが不十分になる気がします。逆に3ヶ月あっても、余裕がありすぎて何もしません。最長2ヶ月ですね。

やると決めたら最初にすることは、告知です。料金や場所(リアルかオンラインか含む)を決め、フラスコでイベントを作って告知をします。つまり、セミナータイトルを仮に決め、概要・詳細の告知文書を書きます。この時点ではセミナー資料など影も形もありませんが、「こんな内容でやるから面白いよ!」と断言してしまうわけです。これができない人が多いですが、重要です。

あまり知見のない内容を話すのであれば、告知をしたあとに本を買ってきたりしてインプットをするのもこの時期です。繰り返しますが、告知をしてからインプットをします。知識を身につけてからセミナーをしよう、だとものすごく先になりますが、この方法だとどんな内容でも最長2ヶ月後にはセミナーができます。

セミナー1〜2週間前(ネタ出しと構成)

2週間前くらいには、ざっくりと全体の構成を作っておきたいところです。ノートにマインドマップや箇条書きで書いてネタ出しをして、ある程度の構成を考えたらパワポを作ります。パソコンに向かって構成を作るという人も多いと思いますが、この段階までは紙に書いて考えた方が良いものができますし、早いです。わかりやすい構成になって、手戻りも少ないです。

ノートを見ながらパワポにざっくりタイトルを入れて、各ページに3〜5行ずつ文章を書いていきます。図表などは後回しで、まずはネタ出しとストーリーの組み立てに専念します。1週間前にこれができていないと、焦ります。この期間は構成を整えつつ、潜在意識の中で熟成させていく感じです。

セミナー2〜3日前(流れと過不足)

セミナーの直前2〜3日は、できるだけスケジュールを空けるようにします。2ヶ月前から「セミナー準備」というスケジュールを入れておいて、急ぎではないアポが入りそうになったらセミナー後になるように調整します。私は別にセミナーをすることが好きではないので、だいたいこの頃になるとやや憂鬱になり、眠りが浅くなってきます。

8割がたできているセミナー資料を4アップ両面印刷して持ち帰り、電車の中でチェックします。意識するのは全体の流れと情報として過不足ないか。セミナーには必ず目的があるので、そこになめらかにたどり着けるようになっているかを受講者視点で何度もウォークスルーします。誤字脱字もこの段階でほぼ、潰していきます。

セミナー前日(魂を入れる)

セミナーの前日には資料はもちろん完成していると言いたいところですが、決してそんなことはありません。言ってしまうとセミナーには完成はないので、100点になることは決してありません。90点を超えてから、逃げ水を追うように小さな改善を重ねていきます。この段階でバッサリと構成を変えることもありますが、それはどちらかというとうまくいかないパターンです。

この段階でやるべきことはそれよりも、「魂を入れる」ことです。自分では資料を何度も見ているので、得てして「これ、面白いか?何が面白いのかがわからない・・・」という状態になります。全てを投げ出して逃げたくもなりますが、そこは過去の経験から、参加者の方はそれなりに学びを得つつ楽しんで頂けると自分に言い聞かせます。

その上で、面白くてためになるセミナーにすべくぎりぎりまで粘ります。人間の脳というのは追い込まれて初めて真価を発揮するものなので、この時点で思いついたネタや工夫は細かく見えても、価値の高いものになりやすいです。「魂は細部に宿る」と言いますが、誰も気づかないような細かいところにこそ最大の価値があるなとしみじみ実感します。

セミナー当日

さあ、当日だ。あとは楽しむだけ・・・だと良いのですが、これもそんなに甘くはありません。前日の帰りの電車や、夜に寝ている間に気づいたことなどを急いで反映します。なので私はセミナーは必ず午後に設定します。午前中は集中して最後の仕上げをしたいからです。もちろんセミナー前には絶対に他の予定は入れません。

時間を測ってリハーサルまではしませんが、途中にチェックポイントを設定はします。2時間半のセミナーなら「休憩時点で1時間以上は残っていないとやばいな」という程度です。時間がなくなったらこのワークは飛ばそう、ここだけはしっかり話そう、という脳内シミュレーションはします。まあ、始まるとそんなことはほぼ忘れていますけど。

それなりに緊張はしますが、セミナーが始まってしまえばあとは夢中でやり切るだけです。しっかりと積み重ねてきた時間が自信になり、これでダメなら仕方ないという諦めもつきます。当日、アドリブなどで現地で何とかするという要素を極限まで減らすための事前の準備。セミナーが好きでも得意でもない私なので、むしろこれは誰かの参考になるのではないかと思い、書きました。

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