「安田さんって、仕事は何をしている人なんですか？」
フラスコ代表、安田です。これ起業してからずっとそうなんですけど、私がどんな「仕事」をしているのかは、イメージしにくいみたいで良く聞かれます。「遊んでます」と答えても間違ってはいないのですが、少しまじめに回答してみましょう。
回答１：本を書いています
このひとことで済めば、どんなに簡単かといつも思います。実際に『ノート術大全』をはじめとして４冊の本を商業出版しているので、著者というのは嘘ではありません。「印税の金額は大したことがない」などといつも失礼なことを言っているのですが、アルバイトや副業をしている人などから見れば、かなりの金額を頂いているのも確かです。
実は私、いずれは「職業は作家です」と言えるようになりたいと思って活動をしています。でも作家というのは一般的には「作品創作を職業とする者」という定義があり、私の中でもそれで家族を養えるくらいになっていなければ、職業とは言えないのではないかと考えています。なのでまあこの観点からは、本を書くことは今のところは私にとって、まだ副業レベルですね。
回答２：フラスコを運営しています
このブログやメルマガでもそうですが、名刺にも「フラスコ代表」としか書いてありません。交流会でも面倒なので、「安田さん、お仕事は何ですか？」という質問には「フラスコ代表です。プラットフォームを運営しています」と返していたのですが、「それはわかりました。それで、お仕事は何なんですか？」という泥沼状態に突入するので、やめました（笑）。
起業してから５〜６年間は、本当にほぼフラスコの運営だけに時間を使っていました。もっとも最初はライスワークとして中小企業の社長向けに財務中心の経営コンサルタントをやってはいましたが、今はそれはほぼやっていません。
仕組化を徹底した結果、今はフラスコはほぼ自走するようになりました。一方で、フラスコは基本的には人やお金が流れるようにする仕組みで、入ってきたお金の大部分を委託料としてメンバーに支払ってしまうため、手元に残る金額はそれほどありません。なのでフラスコの運営も厳密には職業、とは言えないのかもしれません。
回答３：起業・仕組化のサポートです
現状、本業と言えるのはダーウィンなんだろうなあ、と。ダーウィンというのは主にこれからゼロイチで起業をするサラリーマンの方を想定して作られたサービスで、個別のコンサルティングと起業塾のような動画のコンテンツなどの組み合わせでできています。１年間かけて、商品力・関係性構築力・情報発信力・仕組みの力というビジネスに必要なものを全て、身につけましょうと。
私自身が個別対応をするのでそんなに人数は増やせないこともあり、個人向けのサービスとしてはそれなりに高額の料金を頂いています。最近だとサラリーマンの方だけでなく、本気でコミュニティづくりをしたい起業家の方や、ビジネスを仕組化したい経営者の方もダーウィンに参加して頂けるようになりました。
あまり自分では「コンサルタントです」とか「ビジネスコーチです」と言いたくはないのですが、バックエンド商品であることは間違いなく、収入面からもこれが本業と言えるのかなという感じです。
回答４：イベントやセミナーをやっています
イベントやセミナーも一時期はかなりやっていました。それこそフラスコ（の前身の人生計画フォーラム）を立ち上げた頃なんかは、フラスコの説明会だったり研修だったり、週に15回くらいイベント・セミナーをやっていました。最初は誰もフラスコのことを知らないし、代わりにやってくれる人もいないので、そうするしかなかったんです。ひたすらランチを奢ったりね。
それらを何年もかけて動画にしたりメンバーの方が説明をして人づてに広がるように仕組化してきました。それでも、今でも月6〜7回はイベント・セミナーをやっています。ダーウィンメンバー向けのクローズドなイベントの他に今やっているのは、フラスコノート会・フラスコ交流会・ノート時間術セミナー・起業アイディア発見講座、ですね。こちらに最新の日程があるので、ご興味あれば。
回答５：遊んでます
という風に一周回ってじゃあ直近、何をしているのかといえば、実は結構「遊んでます」が実情に近いです。本は書いていなくてプロモーションもひと段落したし、フラスコは自動化されていて、ダーウィンも積極的に売っているわけでもなく、ルーチンワークとしてのイベント・セミナーと情報発信を淡々とやっている以外にはかなり、時間があって。
要はヒマで、退屈した結果・・・、遊んでます。と言っても私の場合は飲み歩いたりはしないので、Web3だったりAIといった新しいことを学んでみたり、もっと基礎的なこと、例えばプログラミング言語を触ってみたりとか。本を読んで、一人合宿の時間を増やして「これからどっちに進もうかな」なんて考えたりしています。
でもまじめな話をすると、「考えること」って起業家の最大の仕事だと思うので、こうした遊びは「本業」だと言っても過言ではないのかなとも思いつつ、できるだけ真剣に遊んでおこうと。そんな今日この頃です。
