いよいよ発売!『ノート術大全』の特徴
フラスコ代表、安田です。いよいよ拙著『ノート術大全』が2週間後、9/29(木)に発売となります。日本実業出版社さんより全国書店・Amazonなどにて展開。どんな本なの?ということを少しずつていねいに、説明していこうと思います!
ノートを使う全場面を網羅
と言っても、『ノート術大全』はとてもシンプルな本です。表紙に書かれていることだけである程度は、説明し尽くされている気もします。あらゆるノート本を試してみた私が、50冊のノート本を厳選、そのエッセンスを1冊に凝縮した本。「行動・企画・メモ・整理・勉強・目標達成」、仕事や勉強にすぐ役立つ。そんな感じです。わかりやすいですよね。
ただ、「何でもかんでも手書きのノートで処理しよう」という主張をしているのではありません。私自身、スマホもパソコンも使いますし、それどころかタブレットやらスマートウォッチやらガジェットは好きな方です。新しめのアプリも使ったりします。社会人のスタートはシステムエンジニアだったくらいで、デジタルはむしろ好きな方です。
そういう人だからこそ、今はちょっとデジタルに傾きすぎているなって感じるんですよね。「そこは紙の方が良いんじゃない?」という場面が目につくようになってきた。ノートや付箋などの紙も含めてあらゆる選択肢の中から、ベストなやり方を採用すれば良い。そういう視点で、この本は書かれています。
イラストを多用、読みやすい
本は全体で200ページくらい。ありがたいことに私の文章は「読みやすい」と言って頂けることが多いのですが、50冊のノウハウを凝縮していることもあり、それでもなかなかの情報量なんです。本を読む習慣のある人の方が珍しい今の時代、文字ばかりで200ページも読むのは大変ですが、読書の習慣がない人にこそ読んで欲しいという想いがあります。
そこは今回は出版社さん、イラストレーターさんがかなり頑張ってくれていて、イラストがぜいたくに使われています。パラパラめくるだけでも楽しい。変な話ですが、正直こういう本って、ベストセラー作家にならないと出せないのかと思ってました。それくらい、クオリティーが高いという話です。これ伝わるかな・・・本書を手に取って頂ければわかります!
必要なところだけ読めば良い
それで十分とも思うのですが、さらには本書は「行動・企画・メモ・整理・勉強・目標達成」に各1章を割り振っており、全ての章を読まなくても良いようにできないかな、と考えました。ビジネス書なんて、というと失礼な言い方ですが、小説とは違って役に立てばそれで良いわけですから、必要なところだけ読めば良いと思うんです。
なので本書は、目的に応じて必要な章だけを読めば良いようにしました。ノートを仕事に活かしたい人は1〜4章、効率的に勉強したい人は3〜5章、夢や目標を達成したい人は1章と6章というように。それで共通の結論としての7章を書いて、興味のあるところだけを読むだけで十分に「元が取れる」構成になっています。もちろん、通読できる人はして頂けると嬉しいのですが。
各項目に50文字程度のまとめ
これでもか、というくらいの話なのですが、各項目の最初に50文字程度の「まとめ」の文章を書きました。極端な話、ここだけ読めば概要は理解できる、ということです。50冊を1冊に圧縮して、数百文字の項目を数十文字に圧縮して、それでも必要なエッセンスが得られるような工夫。ちょっとやりすぎかなというくらい、読みやすさには工夫したつもりです。
もちろん、だからといって本文の手を抜くということは一切していません。骨だけ、筋肉だけで楽しむこともできますし、ぜい肉も含めて楽しんで頂くこともできる。そんな感じですね。いやあの、私の文章がぜい肉というのは誤解を招きそうな表現なのですが、ぜい肉も大事なんですよ。むしろそっちの方が本体、という見方もできるくらいです(意味不明)。
上品な表紙、デザイン
今回、個人的に特に気に入っているのは、表紙デザインです。いや今までの3冊も表紙には常に恵まれ続けてきたのですが、今回の表紙もすごく良いです。すっきりと上品な感じで、かつ愛着が湧きます。帯にはお世話になっている、アウトプット大全の著者である樺沢紫苑先生の推薦も頂き、「盤石」っていう感じがします。これもなんか、ベストセラー作家の本の表紙みたいです。
ぶっちゃけ私はセンスがあるわけでもなく、デザインのことは良くわかりませんが、イラストや全体のデザインと表紙がすごく調和していて、なんとなく「良い感じだな」って思っているんです。著書は自分の子供のようなものなので、愛着が持てるというのは意外と、重要な要素だと思うんです。
そんな感じで高級感のある本なのですが、なぜか税前1,450円(税込1,595円)とちょっと安いんです。ノート術はサラリーマンの肩だけでなく、個人事業主の方、主婦の方、学生の方などどなたにもお役に立てて楽しんで頂ける内容なので、プレゼントにぴったりかななんて思ったりもしています。つまりその・・・『ノート術大全』は、そういう本です!