起業のネタ探しのヒント「子供の頃、何に熱中していたか」
フラスコ代表、安田です。同タイトルのYouTube動画を作ったので、動画からブログを書くといういつもとは逆のことをやってみようかと。今思えば私は子供の頃、ちょっと変なことをやっていたんですよね・・・。
「ネタがない」は起業の最大のネック
なんだかんだ言っても、起業ネタが見つからないというのは最大のネックの一つなのではないでしょうか。世界を変えてやろうと思っても、平凡なサラリーマンの自分にできることなんて何があるのだろうかと。ブルーオーシャンとかニッチって言われても全然ピンとこないよと。ネタさえあれば、起業するのになあ・・・。
そう思っている人は多いことでしょう。私に言わせれば「やってみないとわからないことがたくさんある。ネタなんて何でも良いから、まずはリスクを取らずに実験してみれば?」ということになるのですが、それにしたって何をやったら良いか見当もつかないよと。得意なこととか、好きなことで何かやってみたら良いじゃないですかと言ってみても、それも無いんですと。
スキルもない、強みもない、好きなこともわからない
特別なスキルがないとか強みがないというのはまだしも、好きなことがないというのはかなり重症です。やりたくないことを我慢してやりすぎたせいで、心が麻痺しているかもしれませんね。まあこの場合、好きなことがないというのは「好きなことはあるが、それはビジネスにならないと決めつけている」場合が多かったりするのですが。
得意なこととか、好きなことがないわけはありません。単に、自分では気づいていないか忘れているだけのはずです。それを思い出すことは、マーケティングとかビジネスモデルについて研究するより遥かに重要です。その方法の一つとして有力なのが、今お伝えしようとしている「子供の頃、何に熱中していたか」を思い出すというワークです。
子供の頃、何に熱中していたか
と言っても、この記事を読んで頂いているあなたのことは分かりませんので、私の子供時代の話をします。最初に思い出すのは、川崎病という病気を患ったり喘息持ちだったりで、身体が弱かったことです。今ではメンタルを中心にむしろタフな部分も出てきていますが、身体の強さはせいぜい人並みなので決して無理はしません。思えばこれが、時間術につながっているかもですね。
あまり友達と一緒に走り回ったりするのができなかったので、内向的な性格に育ちました。戦略系のゲームをしたり本を読んだりするのが好きで、中でも将棋はかなりハマりました。当時は祖父と一緒に住んでおり、その祖父が毎晩、将棋の相手をしてくれたんですね。昼間は自分でコマを並べたり、本を買ってきて定跡を学んだり。自分で戦法をじっくり考えるのも好きでした。
あと、今思うとちょっと変わったことをしていて、学校の休み時間などに友達に「自作のゲーム」をやらせていた記憶があります。最初は簡単な迷路みたいなものから、聖闘士星矢とかドラゴンボールなんかを題材にした、サイコロを振って技を出し合って戦うみたいな、少しずつ高度になっていくゲームの「ゲームマスター」みたいなことをやっていました。
自分の才能は2つしかない
それで起業して数年経った今、自分にはどんな才能があるかと考えると、2つしかないと思っています。それは「文章を書くこと」と「仕組み作り」です。文章の方はもともと本が好きだったこともあり、作文もそれなりに得意でした。ただ本格的に磨かれたのはサラリーマン時代だった気もします。一方で、仕組み作りはなぜ得意なのか良くわからなかったんです。
でもこれは、元を辿ると小学生のときにやっていた戦略系のゲームだったり、自分で作って提供していたあのゲームだったんじゃないかなって思うんですよね。あまりにゲーム好きなので、仕事に影響が出てはいけないと封印しているのですが、今たまたま『信長の野望 新生』を解放しているので、このことを思い出しました。
やはりこれは、自分では見つけにくい
たまたま今、思い出したというくらい、ゲームを作って提供していたことは記憶から消えかけていました。あれ、そういえば紙芝居とかも作っていた記憶があるな・・・。まあそれはともかく、それくらい自分のことは良くわかっていないし、思い出すのもそれほど簡単じゃないということです。今の私も試行錯誤をして、強みを見つけたあとに「そういえば・・・」という感じです。
なのでできれば、強み探しは誰かに手伝ってもらうのが良いでしょう。ダーウィンのキャンペーンから個別コンサルを申し込んで頂ければ私が無料でお手伝いができますが、近くにいる方とか古いお友達、親御さんでも構いません。「どんな子供だった?」って聞いてみて下さい。起業ネタを探すための、貴重なヒントが見つかるかもしれませんよ。
余談ですが、小学生の頃の自分の通信簿を見てみるのも面白いです。私はの場合は「協調性がありません。掃除中もよくホウキを持ってぼーっとしています」って書いてありました。ここから得られるヒントは・・・なんでしょうね?!(笑)