数日悩んで、結局Apple Watchを買うことにした件
フラスコ代表、安田です。私は『自分を変えるノート術』の著者であり「考えるノート」の達人なのだから悩むことなんてない・・・と言いたいところなのですが、そんなはずもありません。ここ数日、Apple Watchを買うかどうかで悩んでいました。
Apple Watchって何なの?
最初に告白しておくと、私はまあまあのApple信者です。iPhone、Macbook、iMac、iPad、AirpodくらいのApple製品に囲まれて生きており、各製品間でストレージやらスケジュールやらが複雑にリンクされているため、いまさらおいそれとはWindowsやAndroidの世界には戻れません。そんな私でも、Apple Watchはまだいらないだろうと思っていたんですね。
はい、興味のない人には全くApple Watchが何か、わかりませんよね。もちろんまずは腕時計ではあるのですが、腕時計としての使いやすさやデザインだけでこれを買う人はそんなにいなくて、スマートウォッチとしての機能、ヘルスケアや決済、iPhoneとの連動により実現できることなどを重視して検討するわけです。
決して安いものではなく、エントリーモデルでも3万円くらい、高機能なものだと5万円以上もします。私はヘルスケア、特に睡眠のデータが分析できることに魅力を感じてApple Watchを検討しています。しかし冷静になればそれだけだったらもっと安い製品はいくらでもあるのですが、iPhoneとの連動と信者的要素が入っているため、他に選択肢はありません(笑)。
メリット:何ができるのか
まずはヘルスケア。繰り返しになりますが、私が一番魅力を感じているのは睡眠時のデータ取得と分析です。眠りの質をもっと良くしたい。ジムでの運動も、もっと効率的にしたい。朝は家族を起こすことなく、バイブレーターで起きたい。そういうニーズが満たせます。series7特有の機能である心電図や血中酸素濃度までは正直、いらない気がするのですが。
他にも、Suicaを登録すれば腕時計をピッとして改札を通れますし、クレジットカードも電子マネー的な感じで登録して使うこともできます(Apple Pay)。地図アプリやSNS、電話や音楽などもiPhoneと連動して良い感じに便利になるのですが、まあこれらは必須というほどではなくおまけと言いますか、やはり私にとっての決め手はヘルスケアですね。
リスク:失敗しそうなところ
そう考えると、一番怖いのは「寝るときに腕時計なんて付けてたら寝づらくないか?それ、続くのか?」というところです。当たり前ですが腕に装着しておかないとデータは取れません。たまに付けるくらいではデータの統計ができないのであまり意味はなく、やるならこれから先ずっと、毎日Apple Watchを付けて寝るという覚悟が必要となるわけです。
今の私は、昼間の腕時計はもちろん、結婚指輪も身に付けていません。スーツも着ませんし、ネクタイをすることすらほぼ全くありません。一方、お店に何回か見に行って触りましたが、これが結構、厚みも重さもあるんですよね。買ったけど使わない、となるとそれなりにダメージのある金額なので、昼間はともかく寝ているときに付けるかが最大のポイントとなりそうです。
他にも悩むポイントはいくつもある
買う・買わないを決めるポイントはそこなのですが、それ以外にも購入するとした場合の選択肢が多く、大いに迷います。まずはモデルの選択。新品を前提とするとseries3、SE、series7という3つのラインナップがあって、最新の7が高機能なのは間違いないのですが、もちろん価格差はあります。3であってもヘルスケアに絞って考えればさほど見劣りしませんし、SEならほぼ全く差がありません。
7だと少し表示される画面領域のサイズが大きいのと、常時表示、急速充電などが違いで、SEなら致命的な差はないように思えます。ざっくり書いているので、詳しい比較はこちらを御覧下さい。
あとは素材だったり色だったり、バンドだったりが選べるのですが、悩ましいのがケース(本体のこと)のサイズです。series7だと45mmと41mmという2つがあって、いろんなサイトやYouTubeで調べても「似合う方を選べ」「運動したり、寝るときは45だと大きいかも」「でも結局は、好みだけどね!」みたいな情報しかありません。むずい。
結論と、買うことに決めた理由
悩みに悩んで、もちろんノートに書いて考えもしましたが(笑)、タイトルで早々にネタバレしている通り、結論として買うことにしました。シリーズ7の41mm、色は青、ブレイデッドソロループのバンド。念のため、Apple Storeに行って試着してから買います。安くはありませんが、取り返しのつかないほど高価なものでもないので、とりあえず実験してみようということです。
買うとなれば腕時計は毎日身に付けるものですし、ひと目にも触れます。2万円弱くらいの差なら、そこをちょっと安いモデルでごまかすのは害の方が大きいと考えました。スマホはコスパ重視でSEにしたので、時計くらいは最新のテクノロジーに触れておくのも良いかなと思いますし。寝るときに付けるかという最大の問題点は、41mmという小さい方にすることで緩和(笑)。
まあ私の性格上、一度ここまで気になってしまったら、遅かれ早かれ試してみないことには気が済みません。今書いている本や今後の出版にも良い影響があるので投資みたいなものだ、と自分を納得させました。さあどうなることやら、実験開始。経過は多分メルマガで報告するので、登録しておいて下さい!