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ノートに向かい合って「書けない」と感じたときの対処法

フラスコ代表、安田です。『自分を変えるノート術』でご紹介した一人合宿をしていると、そのうち「頭の中にあることはもう全部書ききって、もうこれ以上出てこない」というタイミングが来ます。その場合の対処法をお伝えしましょう。

あまり気にしない

「ノートに向き合っても、全然書けない」というのには2つのパターンがあって、1つは単に「書くことに慣れていない」ことが原因です。アウトプットしきったというわけではなく、単に慣れていないために何を書いたら良いかわからないだけです。そういう場合の対処法はこれです。あまり気にせず、また少し時間を置いて、一人合宿をやりましょう。

自分を変えるノート術』を読み返すのも良いでしょう。ノートを人から見られたらどう思われるだろうかなどと不要な心配をしていたり、立派なことを書かなくてはいけないという思い込みがあったりするはずです。あまりノートに書いて考えごとをしたことがない人は、最初は書けなくても当たり前なので、気にしないで下さい。

このブログ記事で書きたいのはそうではなくて、書けないもう1つのパターンである「頭の中にあることを全て書ききった感じがする」場合の対処法です。やり方がわからないわけではないのに、いつもは書けるのに今日はなぜか書けない、と感じたら試してみると良い方法をいくつか、お伝えします。

よく食べてよく寝る

これはノートに限らず、ブログでもその他の仕事でも勉強でも会話でも何でもそうですが、「とにかく調子が悪い」と感じるときの原因は単に、体調不良であることが多いです。起き上がれないくらい体調が悪いとか、どこか痛ければ人はそのことに気が付きますが、寝不足や栄養不足というのは思っているよりも自覚できないものです。

お酒を飲んで酔っ払っているとき、よほど悪酔いしない限りは「頭の回転が落ちている」と感じませんよね。むしろ万能感、自分は天才なのではないかと感じたり、すごくうまく喋れている、面白い発想ができていると感じるはずです。しかし実態はどうか、言うまでもなく脳のパフォーマンスは落ちています。寝不足や栄養不足は、これに似ています。

多くの悩みは、食事と睡眠の質・量を改善することでかなり解決できます。まああとは運動ですね。すごく素朴というか当たり前のことのように思うかもしれませんが、栄養と休養と運動、これは非常に重要です。とりわけ頭を使って何かすることに何か問題があるなら、最初に疑うべきはここなんです。やる気が出ない、なんていう悩みもそうですね。

ひたすら本を読む

体調が万全であるならば、次に疑うべきはインプットの不足です。人間は、自分が知らないことは考えられません。何か新しいアイディアを出すと言っても、それは知っている何かと何かを組み合わせているに過ぎません。いくらコンピューターが発達して覚えておくことの意味が減ったとは言っても、頭の中に「考えるための素材」を増やしていくことは、意味があります。

ここで、別に難しい本を選ぶ必要はありません。読みやすいビジネス書くらいで素材のレベルとしては十分ですし、小説やマンガだってヒントになります。普段全く読まないような、専門とは別ジャンルの本なんかも面白いですね。私は脳や宇宙などの理科系の本を読むのが好きですが、そこから得たヒントは計り知れません。

自分を変えるノート術』には「ノートに書き込む量が重要だ」と書きましたが、インプットも量が重要です。難しい本で全然読み進められないくらいであれば、好きなジャンルの本をたくさん読んだ方が良いような気がします。全く詳しくない分野の、入門書なんかも脳には良い刺激を与えてくれることでしょう。

心ゆくまで遊ぶ、新しい経験をする

本以外にも、刺激を受け取れるような「遊び」をすると良いです。テレビを観るとかだらだらする、よりは何かいつもとは違う頭の使い方をする遊びが望ましいでしょう。例えばスポーツなんかは、脳への刺激としては最高です。ただ走るよりは、チームプレーがあるとより良さそうです。やったことがないスポーツ、久しぶりのスポーツは良いでしょうね。

今はなかなかできませんが、海に行ったり山に行ったり。旅行なんて最高です。楽器をやってみるのも良いですね。プログラミングに挑戦するとか、新しいボードゲームをやるとか。それらがハードルが高いという人は、映画を観に行くとか、マンガ喫茶、行ったことがないお店に行く、注文したことがないメニューを頼む、普段歩いたことがない道を歩くだけでも良いです。

「そこからが面白い」と考える

とまあここまで書いて思いましたが、私も「今日はなんだか、書くことが思いつかないな」ということは今まで何度もあって、その都度いろんなことを試すのですが、絶対にこれという正解はありません。特に何も対策をしなくても、次の日には書けることもあります。やっぱり、あんまり気にしなくて良いのかもしれません。

大切なのは、決して「書けない自分はダメなんだ」と自らを責めたりせず、「おっ、今日は書けないんだな。そう来たか。じゃあどうやってこの状況を乗り切ってやろうか」とそのシチュエーションを楽しむことです。ゲーム感覚ですね。なんとかしてその状況を乗り切ったら、そのやり方が誰かの役に立つじゃないですか。新たなノウハウを得るチャンスだなと。

これってノートに限らず、ビジネスでも人生でも何でもそうですよね。なにごとも最初から全てが思い通りにはいきませんが、だからこそ面白い。うまくいくことよりも、うまくいくためのプロセスを、もっと言えばうまくいかない状況自体を、楽しみましょう。どうせいつか、うまくいくようになるんですから。

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