発売前の『自分を変えるノート術』を2千文字で要約してみた
フラスコ代表、安田です。いよいよ来週1/20、『自分を変えるノート術』が発売になります。すごく読みやすい本なのでお手に取って頂きたいのですが、それでも「分厚い(薄いですが)本は読めない」という方のために、ダイジェスト版を書いてみます。
序章 手書きのノートで人生が変わる
ノートの力、一人合宿の効果については私は100%の確信を持っています。なぜなら、ノートと一人合宿によって私自身の人生が大きく変わったからです。サラリーマンを辞めて起業の道を進むことができたのも、今やっているビジネスも、全てはノートを使った一人合宿から生まれています。
本書では「自分がうまくいったから、良いに決まっている」という主観にとどまることなく、偉人や有名人の実績をご紹介しています。レオナルド・ダ・ヴィンチ、トーマス・エジソン、大谷翔平、中村俊輔、藤井聡太、藤田田、前田裕二(全て敬称略)。成功者は、ノートを使っています。
第1章 ノートに書くことの効果
ノートに書くことで、頭の中にスペースが空いてすっきりします。心の中のモヤモヤした悩みも大幅に減らすことができ、新しい企画を考えたり、スケジュール・Todoの管理も劇的に進みます。自分の理解も進み就職、転職もうまくいくようになり、自分のやりたいことがはっきり見えてきます。
この本でお伝えしているのは「考える」ためのノート術です。私達は、自分ではいつもいろんなことを考えているつもりになっていますが、実は頭の中だけでは大して複雑なことを考えることができません。ノートに書いて考えることで脳内のスペースが空き、視野が広がり、本当の意味で考えられるようになります。
第2章 一人合宿のやり方
一人合宿とはなにか。一人で・経営合宿をすることです。やり方はとてもシンプルで、ノートとペンを持って集中できる環境に入るだけです。私は3泊4日やもっと長い期間を確保し、ビジネスホテルを使った本格的な一人合宿を良く実施しますし本書ではそのスケジュールの例などもお伝えしていますが、最初はカフェで、空いた時間の30分から始められます。
やることは、言ってしまえば「頭の中にあることを全て、ノートに書く」これだけです。最初はスムーズに書けないかもしれませんが、何度か繰り返すとコツがつかめますので、まずはやってみましょう。
第3章 ノートの使い方:基本編
本書は「考える」ノート術について書かれているので、「覚える」「伝える」ためのノートに必要な要素は削ぎ落とし、できるだけシンプルな「考える」ノートの使い方について追求しています。ちなみに、ノートは手書きをお勧めしています。タブレットでもダメではないのですが、手書きの方が脳が活性化するという研究結果もあります。
書くときは日時とタイトルだけは書くと良いです。インデックス(索引)を作るのは意外と費用対効果が合いません。あとは箇条書きで、頭の中が空っぽになるまで書き出しましょう。ノートは汚く。書くときのコツや実際の私のノート使用例などについては、本書を御覧下さい。
第4章 ノートの使い方:テクニック編
ノートを使う上では、複雑なテクニックは必要ありませんし、重要ですらありません。とはいえ私自身はあらゆるテクニックを試してきましたし、今でも効果的と感じたときはテクニックも使います。なので、一度はやってみたら良いかなというくらいの意味で、特に効果が高いと私が厳選したテクニックをいくつかご紹介しています。
本書でお伝えしているのは、マインド・マップ、バレットジャーナル、ポモドーロ・テクニック、スケジュール管理、フレームワークといったところです。基本的かつ効果の高いものばかりなので、もしひとつでも知らないものがあったら、この機会に試してみると良いでしょう。
第5章 実験とベイビーステップ
本書では「書けば理想は実現できる」とうたっていますが、ノートに書く「だけ」では人生は変わりません。書いたことを実験してみる、PDCAを回して習慣化する、コミュニティやイベント、コーチを活用するといった「行動」とノートを両立させることこそが、本当の意味であなたの人生を変えてくれます。
本書で言えば、読むだけで何かが起こるということはありません。読んだらまずはノートとペンを持ち、カフェに行きましょう。書いて考えるのも最初の、そして立派な「行動」です。その上でより本格的な「行動」ができるようになる人が少しでも増えてくれることを、願っています。
本書で伝えたかったこと
『自分を変えるノート術』に書いたことは、とてもシンプルです。「とにかくノートに書きまくって考え抜け!」と、20文字以内で表現することも可能です。とは言え、さすがに2,000文字では伝わらないニュアンスもたくさんあります。すぐ読める本なので、ぜひご一読されることをお勧めします。
そして願わくば、本を読むだけで終わりにせず、どんどん新しい行動をして欲しいです。どうしても「自己啓発本」のたぐいは読むだけで楽しく、気持ち良くなってしまうので。もちろん、まずは楽しく読んで頂ければ、それはそれで著者としてはとても嬉しいわけですが!
『自分を変えるノート術』、1/20(木)に全国書店にて発売です!!