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信用の器 フラスコ

集客の「漏斗(じょうご)」を作る

お世話になります。シナジーブレイン、安田です。

以前、起業家がブログを書く理由でも述べましたが、主たる目的はあくまで、集客であるはずです。飛び込みのドブ板営業や紹介だけに頼らない、安定した集客を実現するために、膨大な手間をかけているのです。今後、起業する方のために、その一端をご説明します。

フロントエンド商品

実際の主力商品を販売する前に、セミナーなど比較的低価格なサービスを提供します。実際、3〜5千円くらいのセミナーではどうやっても利益を上げることはできませんから、狙いは集客だと思って下さい。だったらいっそ無料にしてしまった方が潔いかもしれませんが、無料にすると「冷やかし」の人が増えるので悩ましいところです。

ネット上でいきなり高額のバックエンドを販売するのは難しいですから、まずは顧客との信頼関係を築くべく、このフロントエンド商品に人が集まるよう、様々な工夫を凝らすわけです。

メールマガジン

ひと昔前は、メルマガそのものが商品であり、メルマガに広告を付けるだけで生活できた時代もありました。しかし、今はメルマガは一般化し、そこまでの破壊力はありません。とは言え、セミナーの案内をするくらいであれば、引き続きもっとも威力を発揮するツールなんです。

顧客と定期的な接点を持てるのも、メルマガの長所です。もちろん、Facebookなどで友達になってもそれは実現されるのですが、まだ直接の面識もない人々と接点を持ち続けるにはSNSは近すぎます。メルマガくらいが丁度、お互い心地良いのです。

ブログ

これは前記事でも書きました。自らの意見・思想を自由に書くことのできる自分メディアとして、ブログは最適です。記事はSNSと比較しても「流れて」いかず、その場所に留まりますので、SEO対策としてはこのブログを、2000文字以上、毎日書いて積み上げていくのがベストであると考えます。

また、ブログでは纏まった文章を書きますので、自らの文章力を他者に伝える場合には、これを見て貰うのが効率的です。雑誌等の各種メディアからの取材や出版の話も、ブログから発展することもあります。

自社サイト

ブログを読んだら、「この人はどんな人なんだろう、信頼できるのかな」と思うのが当然の流れです。その際、ブログがアップされている(もしくはリンクされている)サイトのクオリティは重要です。ブロガーの方にはサイトを持っていない人も多いようですが、やはり信用度は落ちてしまうと思います。

自社サイトは店舗です。ブログやメルマガは看板に過ぎないのですから、そちらだけを頑張るのは、本末転倒であると言えるでしょう。とりあえずはWordpressを使って自社サイトを手作りしますが、ある程度、本気でビジネスをするのであれば、いずれはプロの手を借りて作り込む必要があります。

SNS

FacebookやTwitterで集客ができると思っている人は多いですが、「できない」とまでは言いませんが、SNSはあまり集客に向いていません。タイムラインに「今だけ◯◯円!」などという情報が流れてきたら、普通は引きますから。あくまで、SNSは「人との繋がりを作る」ことに特化した方が良いでしょう。

メルマガへの誘導、ブログの記事更新のお知らせくらいは「Facebook Page」などを使ってできますから、うまく使って拡散しましょう。Newspicks、アメブロ、はてなブックマーク、Google Plus、LINEなども、私はSNSの一種として使っており、全てブログ・メルマガへの誘導ツールとして使っています。

ただし、これらのSNSはうまく使うと記事を「バズらせる」ことができるので、たまには意図的に記事をバズらせて、新規のブログやメルマガの読者を獲得したりしています。

商業出版

私の漏斗の中では、欠けているパーツというか今後の課題として「商業出版」があります。本を出すことですね。本もメルマガと同様、出してもよほどベストセラーにならない限りは十分な利益は出ない時代になっているのですが、本業への波及効果が大きいのです。

自らのサービスに権威付けをしつつ、新たな層から幅広く集客するために、商業出版は必須と感じます。年に1冊程度、コンスタントに本を出せるように、なっていきたいですね。

専門家としての活動

色んなところに専門家として登録したり、寄稿したりしていくわけですが、実はその全てが上記のブログ・メルマガに繋がっていくように設計しています。よほどの大金を積まれない限り、これに繋がらないことは極力、やらないようにしていると言っても過言ではないでしょう。

様々なメディア、幅広いところから、ブログ・メルマガに流し、セミナーに来て頂いてバックエンドに展開していく、というのが私の「営業の漏斗(じょうご)」です。もちろん、ここには書けないような仕組みも他にありますが、大きなところはイメージ頂けたのではないでしょうか。

あなただけの集客の漏斗、つくってみませんか。それでは、また。