「学ぶ」「教える」「成功する」。誰もが「信用の器 フラスコ」を持ち、育てて、つながる10万人のコミュニティ・プラットフォーム

信用の器 フラスコ

「正しい」コミュニティの運営方法

長期的な視点であなたの夢を目標に変えて実現する、人生計画フォーラム代表の安田修です。

フォーラムは「フラスコ」というより純粋なコミュニティプラットフォームサービスに生まれ変わります。フラスコは「自由で安全なコミュニティの実験室」を目指すのですが、これはどういう意味か、もう少し丁寧にご説明しますね。

コミュニティの定義と種類

ひとくちにコミュニティと言っても、いろんな種類があると思うんですね。私のもっとも広い定義では「人が3人集まればそれはもうコミュニティ」です。なのでビジネスや趣味の集まりはもちろん、ファンクラブも地域振興も、会社も学校も家族も、同じマンションに住んでいる人、ただの飲み仲間ですら一種のコミュニティだと考えているんです。誰でも、いくつものコミュニティに参加しているんですね。

ちょっと理論的なことを言うと、「地域」や「企業」といった巨大で単一なコミュニティに依存できていた時代は過ぎつつあって、それらから切り離されて、もしくは自分から離れて生きていこうという人が増えてきています。大小さまざまなコミュニティにいくつも属することが人生のリスクヘッジになるし、自分のコミュニティを持って育てることが信用の蓄積になる、そんなことを考えています。

今までやってきた実験

私は、会社を辞めて起業をしてから3年間、コミュニティに関するさまざまな実験をやってきました。実行委員を募ってイベントをやってみたり、経営者の方にお集まり頂いてファシリテートをしてみたり、コミュニティのやり方についての相談会をコミュニティ形式でやってみたり。人生計画フォーラムそのものが壮大な(170人が壮大と言えるかはわかりませんが)、実験だったとも言えます。

フォーラムのプラットフォーム上では70を超えるコミュニティが生まれ、私が想像もしないようなやり方で人気となるコミュニティもいくつも誕生しました。フォーラムを運営することで一番勉強になったのは、間違いなく私でしょう。3年は短い期間と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、とても濃密な経験だったので、そろそろ「コミュニティの専門家」を名乗っても良いかなと思えてきました。

「正しい」やり方はない

その経験に加え、多くのコミュニティに潜入しての調査や書籍・講座などを片っ端から研究した結果、そろそろ断言しようと思うのがこれです。「コミュニティのやり方に、正しいやり方はない」です。コミュニティ運営の目的は人によって違いますし、もっと言えば人生の目的が違うので当然と言えば当然です。もっと低いレベルで、ビジネスで成功することに絞ってもやはり、正しいやり方はありません。

誤解しないで頂きたいのですが、私にとっての正しい(と思われる)やり方はあります。ただそのやり方を他の人が単純に真似をしても、うまくはいかないでしょう。起業でも何でもそうですが、人にはそれぞれ個性があり、その個性に合ったやり方があるだけなんですよね。まずは誰かの真似をしてみることには意味はありますが、それは「この部分は自分に合っている。この部分は合っていない」ということがわかるということなんです。

できないことから考える

だから、誰もが全てを一から考えないといけない、ということではないんです。やはりいくつかのパターンはあって、そのどれが得意かはやってみればわかります。例えば私はお酒が飲めないのと雑談が苦手なので、そういう寝技を中心としたコミュニティ運営はできないのですが、そうやって少しずつできないことが見えてくると、やるべきことが明確になってきます。人生経験ってそういうことかなと。

人によっては私が苦手なことをすごく得意にしている人もいて、そういう人と「組む」という方法もあります。組織的にコミュニティを育てるのか、カリスマ性で人を集めるのか。私の場合はカリスマ性が皆無なので、選択肢は限られてくるんですよね。できないことというのは弱点と考えるのが普通ですが、やるべきことが見えるという意味では強点ですらあるのではないかと感じてきますよ。

試行錯誤のサイクルを早める

フラスコでやろうとしていることは「あなたにはこんなやり方が合っているからこうしなさい!」みたいな「指導」をすることではありません。そうではなくて、それぞれの参加者が「自分にはこのやり方が合うのではないかな」という「実験」ができる環境を整えることがやりたいんです。嘘や売り込みがない安全な環境で、大いに試行錯誤というかむしろ「失敗」をしてくれたら良いと思うんです。

最初はリスクなんて取らなくて良いです。会社に勤めながら、本業で成果を出しながら、ここで実験を繰り返してください。研修で気づきを得ながら、できるだけ早いサイクルで実験を繰り返せば、あなたにとっての「正しい」やり方がいずれ必ず見つかります。私自身もまだまだ、人生計画研究会などどんどん実験を繰り返していくつもりです。より自分に合った「正しい」やり方が、無限に広がっているはずだから、です。