人生計画であなたの夢を目標に変えて実現する、シナジーブレインの安田修です。
「経済的にも時間的にも自由になったら、自分は何をしたいのか」。一人合宿で考えたことのうち、もっとも大きいと言っても良いテーマがこれでした。もちろんフォーラムを300人にするにはどうしたら良いかといった足元のことも考えますが、10年先や30年先の遠くのことを考えることにこそ、合宿は真価を発揮するんです。
一人合宿で考えたこと
今回は、家族が妻の実家に帰って誰もいなくなった自宅を利用して、スケジュール的には3日間を確保して一人合宿をしました。合宿には何の制約もありません。考えたいことを、好きなように考えて良いのです。まさに至福の時間ですね。ただ、一応の予定は立てます。ざっくり、遠くから近くへという感じです。
3日間あれば、最初の1日を「ビジョンの日」として30年くらいの大きなビジョンから考えます。どうしても足元のことは気になりますから、それは3日目の「アクションの日」に考えると決めて、現実から離れていくのが1日目です。ちなみに2日目は「システムの日」ですね。いったりきたりはしますが、ざっくり。
いずれお金の使い道が課題になる
合宿を通して、人生計画フォーラムが10万人になると、いやそこまで待たずして今は存在しない問題が顕在化してくると気付きました。それは、「お金が余る」ということです。お金はいくらあっても困ることはないので余るという表現が適切でないとしたら、お金の使い道が大きな課題になると言い換えても構いません。
今はまだ全然赤字なので、むしろお金が足りないことが問題なので良い(?)のですが、数千人規模になったころから、「あれ、この会費って何に使われているんだっけ?」という議論が沸き起こると見ています。細かな試算をして、「まだこんなに余裕があるじゃないか」と言い出すメンバーもきっと出てきます。
例えば「代表の安田が私利私欲のために使っている」と思われたら、そこでフォーラムの成長は止まるのではないでしょうか。もちろん、これだけ大きなリスクを取って始めた「事業」ですから、ある程度の報酬は受け取ることはご容赦ください。その上で、より大きな目的にお金を使っていかないといけないと思うんです。
まずは成長に投資し続ける
当面は、この議論は起こったとしても的外れです。ほとんど全ての収入を、フォーラムの成長に投資するステージがしばらく続くからです。システム投資や配布物に広告、必要であれば人を雇うことも検討します。成長する組織では基本、キャッシュは入って来るのを待たずして出て行くものなんです。運営は、怖いですよ。
しかし、フォーラムは人が増えれば増えるほど価値が高まります。学びの種類が豊富になり、同時に質が高くなり、出会える人もバリュエーション豊かになります。何より、集まったお金を投資できるようになることそのものが、フォーラムの価値を高めていくことに直結します。新システムは、その一つの現れです。
次に還元なのは当然として
必要な投資を実行してもなお、余剰が出るようになればメンバーのみなさんに還元するべきでしょう。会費を安くすることは考えていないのですが、例えば特典として使えるポイントを大きくしたり、無料もしくは安価で使える施設やサービスを提供したりといった方法が考えられます。福利厚生みたいな感じですね。
投資と還元の間にあるようなことも、いくつも考えられます。各エリアに拠点を持ったりして。不動産を買うのはイメージできませんが、メンバーの方々が集まれる場所やセミナールームを借りる感じですかね。カフェやシェアオフィスと提携するだけで済むかもしれないので、あまりお金を使うということでもないかもですが。
最後はやはり、教育
それで、投資も還元も十分にできていてメンバーの方々が満足して頂いているという前提でですよ、私が一番やりたいと思うのは、教育です。人生計画でみなさんにお伝えしていることではありますが、夢とお金に正面から取り組んで人生を変えていく人のサポートをしたいというのが、フォーラムを作った原点なんです。
人生計画コンプリートコースではお伝えしていますが、多くの受講者から「もっと早く教えて欲しかった」「これは学校で教えるべきだ」というご意見を頂きますし、私も心からそう思っています。学びに遅すぎることはありませんが、早い方がその後の人生にレバレッジが効くことも事実。理想は、小学生からでしょう。
さすがにいきなり「学校を創る」のは大きすぎるとしても、大学に寄付講座を出したり奨学金制度を創ったりするくらいなら比較的簡単にできると思います。まずは大学生向けのサービスを始めたり、小学校に無償で教えに行ったりするところから始めますが、いずれ、大きな投資をしたいと考えています。
これは、人生計画フォーラムを大きくするための手段ではありません。結果として良い循環は生まれるかもしれませんが、ほぼ純粋な社会貢献です。それを、集めた会費から投資するということに反発も予想されます。今はまだそんなことは絵空事ですが、いずれみなさんのご理解を求めに動くと思います。それでは、また。