長期的な視点であなたの夢を目標に変えて実現する、人生計画マスターコーチの安田修です。
この記事は、人生計画フォーラムのコミュニティ・プラットフォーム・システムの開発に関するクラウドファンディングプロジェクトが9日後の7/7(金)までに200万円の目標額を達成するために毎日2,000文字以上、書いています。一人合宿がコンテンツと言えるのかは良くわかりませんが、そこそこエッジが効いていると自負しているんです。
一人合宿とは何か
最初の頃は「一人でビジネスホテルにこもって合宿する」と私が言ったら、妻を含む周囲の多くの人から「それはただの旅行でしょ!」と指摘されていました。今でこそ人生計画フォーラムの中では一人合宿という言葉も市民権を得て、誰も驚かなくなりました。
それでもランチキャンペーンは真似をする人も出てきましたが、泊まりで一人合宿をしたという報告にはまだ一件も接していませんから、実態は市民権というよりは黙認に近いのかもしれません。私の趣味だと思われているのかも(笑)。
直近はゴールデンウィークにやっていますから、詳しくはこちらの記事をご参照ください。このときは家族が妻の実家に帰って空いた自宅を使ったので8泊9日という長いものでしたが、ホテル代を負担するとしてもできれば3泊はしたいところですね。最初と最後は移動だけで終わるので、3泊4日でも実質は丸2日なので、ちょっと短いくらいです。
カフェにこもってノートに書く
これも起源はサラリーマン時代に遡ります。人生計画もそうやって生まれましたが、とにかく当時の私(今でもそうですが)は頭の中に浮かぶことをノートに書いていたんです。例えば、会社で嫌なことがあったときはその負の感情と状況をどうやったら変えられるかを書き殴るわけです。すると、頭の中が整理されることに気づいたんですね。
プレゼンをすることで妻に時間を貰い、土曜日は勉強をさせてもらうようになってからも、ノートに考えをまとめる日というのをたまに確保していました。その日は勉強もせず、本も読まないので「無駄な時間を過ごしてしまったかな」と後悔していた時期もありましたが、そのうちこれは最高に価値が高い時間なのだと気づきました。
点検業務のときに「合宿」を実施
初めて「合宿」という言葉を使ったのは、点検業務のときでした。点検のため研修所に泊まり込むのであればこれはまとまった時間を取れる絶好の機会、合宿と考えて本を読んだり考えを整理するのに使おうと思い立ったわけですね。大量に本を買ったのですが、本でインプットを得たあとにノートにまとめるのが効率が良いと気づいたんです。
周りはお酒を飲みに行ったりして親睦を深めていましたが、私一人がほぼ完全に引きこもっていました。せっかくいろんな部署からエース級の人材が集まっているのですから、飲みに行くのが正解というのが社内では常識なのですが、そこで逆張りをしてみようという気持ちもありましたね。人の行く裏に道あり花の山、です。
起業前の正月に、本格的に実施
そして、初めて今の形の一人合宿を実施したのは、起業前夜の正月休みでした。3月には会社を辞めることは決まっていて、ぱらぱら有給を使っていた時期なので明確に起業準備です。正月に帰省をする妻の実家には不義理をし、一人集中的に考えごとをしたいと。まだビジョンも言葉になっておらず、各種コンテンツも固まっていませんでした。
合宿前半では断食もして、集中力を高めた状態でノートに書きまくる。間に作業が入ったり移動をしたりしないので、細切れの時間で考える普段とは違うことを思いつきました。誤解を恐れずに言えば、「厨二病」度の高い、妄想が自由にできるんですね。30年後のことなんて、ほとんど妄想ですからね。日常の生活の中では難しいんです。
今では年に2回は必ずやっている
そうやって、起業前に必要なことは最初の合宿で一気に固めることができました。これはすごいと思い、その後も半年に1回は必ず一人合宿を実施しています。ビジネスホテルも大阪でやったり、宇都宮でやったりと環境も少しずつ変えながら、色々と試しています。そのうち温泉や海外など、楽しい気分になるところでもやってみたいですね。
実は「一緒に合宿したいです!」というありがたい申し入れも結構あるのですが、一緒にやったら一人合宿ではなくなってしまいますからね(笑)。まだまだ私にとって一人合宿が必要なのでご一緒はできないのですが、コンテンツとしては力があるように感じているので、そのうちファシリテーターとして一人合宿を提供するかもしれません。
皆さんも、いきなりビジネスホテルに8泊しろとは言いませんが、例えば半日の時間を確保して、カフェでノートに向かうというところから始めてみてはいかがでしょうか。きっと楽しいですし、大きな気づきが得られるはずですよ。ってどんなに声高に言っても、なかなか誰もやってくれないないのは知っているのですが。それでは、また。