長期的な視点であなたの夢を目標に変えて実現する、人生計画マスターコーチの安田修です。
「集客のためには、メルマガとブログのどちらが良いですか?」「Facebookだけで集客できますか?」「交流会には出る必要がありますか?」「紹介系の団体に入った方が良いですか?」「コミュニティを持てば良いんですか?」などなど、集客に関する質問は尽きませんが、これらに対する私の回答は明確です。全部やるべきです。
「人は来てくれない」がスタートライン
イベントやセミナーへの集客に対する問題意識は人それぞれで、苦労をしたことがある人とでないと話が合いません。特にまだ自分でビジネスをやったことがないサラリーマンの方と話していると、致命的にかみ合いません。集客は難しいです。人は、基本的には来てくれないんです。
「いやいや私には友達が多いので、イベントをやったらすぐに50人くらいは来てくれますよ」なんておっしゃるんです。その「友達」が、いざ3千円でセミナーをやったときにいかに来てくれないか。そんなことを説明するのも面倒ですし話しても理解されないので「そうですか、では一回やってみてください」と言ってお別れするんですけどね。
「コピーライティングを勉強して、ネット中心で集客します」とか。まあ私も最初はそんな感じでしたよ。交流会なんてバカバカしい、ブログ・メルマガなんて古臭い手法をいまさら?SNSを軽く使いながら、せめてプロダクトローンチっしょ。うん、その感覚だと人が全然来てくれなくて、いずれびっくりすることになりますよ。
「これ一つで集客できる」という方法はある
たった一つで集客できる、手っ取り早い方法というのはあります。知りたいですか?では特別にお伝えしましょう。ズバリ、広告です。テレビでCMを打てば、1,000人くらいは来るんじゃないですかね。ネット広告でもお金を際限なく使えるのであれば、100人でも500人でも集めることは可能です。まあ、赤字になりますけどね(笑)。
交流会だけでビジネスを展開している人もたくさんいますし、メルマガだけ、ブログだけ、Facebookだけで集客に成功している人も実際にいます。そういう人は、各手法の達人ですね。簡単そうに見せて、やっていることはかなり高度ですよ。交流会なら鉄のマインドが必要ですし、メルマガだったら毎日書くのは当たり前です。
一つに絞ることでその手法を極めるという考え方もあるかもしれませんが、私はそれ、逆に大変だと感じます。私の場合は最初は意識してブログを尖らせましたが、「ブログだけで集客する」と考えたとしたら精神的にかなり追い詰められたであろうと想像します。そもそも、ブログを書く才能があるのかどうかも最初はわかりませんしね。
精神論で全てを頑張るのはムダ
だから、結論としては最初に書いた通り「全部やる」ということになります。どの手法にも一長一短があるので、やらないことはリスクです。少なくとも最初は、全部やっておくべきだと思います。かといってこれ、精神論みたいな話ではないんです。全部全力でとにかくやれ、死ぬ気でやれ、みたいなの私、大嫌いなので(笑)。
もちろん人間の能力や労力には限界があるので、割り振りはあると思います。それがメルマガ100でブログ0とかではなくて、メルマガ20、ブログ60、SNS10のリアル10とかです。もしそれ(20%)で週に2回のメルマガも発行できないというなら、集客にかける全体のエネルギー量が少なすぎます。これは精神論とは違って、数学です。
すぐ「どれかに集中しないと、できません」とか言うんですけど、そういう人って「ではメルマガに集中しましょう」ってアドバイスをしても、次に会ったときに「ちょっとバタバタしてて、できませんでした」って必ず言うんですよ。「読んでくれる人がいないと書く気にならない」とかね。だからあえて言います。全部やりましょう、と。
集客の漏斗(じょうご)で結果から逆算する
集客の漏斗というのは、例えば交流会と会った人とSNSで繋がって、SNSでブログの更新をお知らせして、ブログを読んでくれた人にメルマガ登録を促して、メルマガでセミナーの告知をする・・・という仕組みのことです。先に進むかは確率論なので上の方が接点を持つ人が多く、その形が逆ピラミット、漏斗みたいになるんですね。
全てを適当に頑張るのはしんどいですが、こうやって確実に仕組みを作り、結果から逆算して動けば続けられます。セミナーに8人参加して欲しいなら、メルマガは何件でブログは何PVくらいが必要かな、と逆算して動いていけるんですね。さらに、ブログやメルマガの読者は、今後にもつながる見込み客として関係が繋がっていきます。
私の場合はメルマガの先に自分のコミュニティを持っているなど、人によって漏斗の形は違いますし、ステージによって取捨選択もできるようになってくると思いますが、最初からこれを意識するかしないかで長期的なビジネスの安定性は全く違ってきます。しっかり考え抜いて、走り出しましょう。それでは、また。