「学ぶ」「教える」「成功する」。誰もが「信用の器 フラスコ」を持ち、育てて、つながる10万人のコミュニティ・プラットフォーム

信用の器 フラスコ

リスクがなくなるまで見極めてから行動すると、リターンがなくなる

長期的な視点であなたの夢を目標に変えて実現する、人生計画マスターコーチの安田修です。

今週、名古屋・大阪に人生計画フォーラムの説明会に行ってきました。当たり前ですが、「仕組みが良いのはわかるけど、まだ誰もいないから・・・」と迷われる方が多かったです。リスクはリターンの源泉なので、この段階で決断できる人っていうのは成功しやすいだろうなと思いました、という話です。活動報告を兼ねて。

名古屋と大阪の活動報告

月曜から金曜まで、4泊5日で名古屋・大阪に人生計画フォーラムの布教(笑)に行ってきました。名古屋で一泊して説明会を実施し、その夜のうちに大阪に移動。大阪で説明会を実施。ランチは必ず誰かとご一緒して奢り、つまり「ランチキャンペーン」も実施してきました。その合間「ここにいるよ」作戦により、お茶も少々。

その土地のおいしいものも食べたので楽しんでいないとは言いませんが、割とちゃんとやってきましたよ。即入会していただいた方が2名、入会検討頂いている方が4名、という感じですかね。まあ効率が良いとまでは言えませんが、交通費とホテル代、セミナー会場代くらいは負担して出かけていくだけの価値はあるなと感じています。

何より、長期的な布石という意味で、将来の協力者となりうる方とのつながりを得られるのが大きいです。今の、東海・関西には何もない状態で入会して頂ける方というのはすごいなと思うのですが、メリットも大きいだろうなとも考えられるのです。理屈だけではなくてノリよく動ける、こういう人が成功していくのではないかとも。

リスクはリターンの源泉

それはなぜかといえば、これは投資の理論なのですが、リスクはリターンの源泉なんですよね。適正な投資対象というのは常にリスクとリターンが見合っていて、世の中には株のようなハイリスクハイリターン商品と国債のようなローリスクローリターン商品、そしてその間(ミドルリスクミドルリターン)の商品しかないはずなんです。

仮に、ローリスクハイリターンな投資対象があったとしたら、それにはあっという間に資金が集中してしまい(裁定がはたらく)、あっという間にリターンが潰れてしまうはずです。一方で、ハイリスクローリターンな商品は誰にも相手にされず、より高いリターンを提供できるようになるまでは全くお金が集まらないはずなんです。

商品には信用リスクなどさまざまなリスクがありますが、リスクはデリバティブなどでヘッジできます。でも、仮にリスクを怖がるあまりあらゆるリスクを消しに行ったとしたら、肝心のリターンがマイナスになってしまいます。仲介業者が持っていく手数料分だけ、確実に負けることができる商品ができあがります。投資というのはすなわち、リスクをとるという行為なんですよ。これ、ビジネスとか人生でも同じだと感じているんです。

イノベーター理論

それで思い出すのが、新しい商品が出たときの人々の反応を説明する理論としてイノベーター理論というのがあるのですが、このサイトに完璧にまとまっているので引用します(JMR生活総合研究所サイトより)。

1.イノベーター(Innovators:革新者):冒険心にあふれ、新しいものを進んで採用する人。市場全体の2.5%。

2.アーリーアダプター(Early Adopters:初期採用者):流行に敏感で、情報収集を自ら行い、判断する人。他の消費層への影響力が大きく、オピニオンリーダーとも呼ばれる。市場全体の13.5%。

3.アーリーマジョリティ(Early Majority:前期追随者):比較的慎重派な人。平均より早くに新しいものを取り入れる。ブリッジピープルとも呼ばれる。市場全体の34.0%。

4.レイトマジョリティ(Late Majority:後期追随者):比較的懐疑的な人。周囲の大多数が試している場面を見てから同じ選択をする。フォロワーズとも呼ばれる。市場全体の34.0%。

5.ラガード(Laggards:遅滞者):最も保守的な人。流行や世の中の動きに関心が薄い。イノベーションが伝統になるまで採用しない。伝統主義者とも訳される。市場全体の16.0%。

まあ、家電なんかに関しては私も結構保守的なので、特にサラリーマンの頃は自分がレイトマジョリティだと思っていました。起業してからはジャンルにもよりますが、アーリーアダプターくらいの好奇心を維持していたいと考えています。人の真似をするのではなく自分の頭で考えていると言えるのが、これくらいまでだと思うからです。

マジョリティで成功できるのか

人生を選んでいこうと思ったら、「できるだけリスクを取らない」という考え方をしていてはいけないのではないかなと思うんです。リスクを取らないのも時にはリスクですし、リスクというのは方向性の違うものをいくつも組み合わせて減らしながら、適切に取っていくものだと考えています。どのリスクを取るか選ぶという感覚ですね。

例えば私は借金をしてアパートに投資をしていますし、大企業を辞めて起業をするという一見無謀なことをしているわけですが、その2つのリスクは方向性が違うんです。顕在化するタイミングと、ベクトルが違うのであまり相関性がありません。逆に、ある会社に勤めていて自社株を買い、社内預金をしていたらそれは同一方向のリスクです。一気に全滅することがあるのである意味で非常に危険なポジションなんですよ。

ちょっと難しい話になりましたけど、要するに何が言いたいかというと「いま、人生計画フォーラムに参加するリスクなんてたかが知れているのだから、取れば良いんじゃないの」ということです(笑)。このコミュニティプラットフォームが大きく成長した時には、おそらく大きなリターンが取れるのですから。それでは、また。