夢とお金の専門家。シナジーブレイン、安田 修です。
サラリーマンを辞めて起業家となることで得られることは数多いのですが、今回はそのうち上位10個を、思い切って選んでしまおうという趣向です。異論はあろうかと思いますが、気にしません。
1.上司がいなくなる
堂々の一位は、これでしょう。多くのサラリーマンにとっての悩みのタネ、上司。あれはどうなった、これを急いでやっておけ、上司は思いつきでモノを言う、逆らえば査定や異動がどうなるか・・・ああ、上司がいない生活ってなんて素晴らしいんだろう!
2.満員電車に揺られなくて良い
東京近郊にお住まいの方であれば、異論は無いでしょう。満員電車は支配の象徴であり、ラッシュ時の環境たるや、とてもまともな人間が我慢できるものではありません。
挙句の果てに痴漢に間違われでもしようものなら、ささやかなサラリーマンとしての幸せすら崩壊してしまいます。起業すれば、職住接近は思いのままです(もちろん、都心にオフィスを持つことも自由です)。
3.昼寝ができるようになる
これは個人的な趣味です。普通は3位ってことはないでしょうね。15分でも昼寝をすれば、生産性が飛躍的に上がることは科学的にも証明されているにも関わらず、職場で昼寝をしていたら周りの白い目が・・・。
何をするにも周りから監視されている感じ。付和雷同。それが、堂々と昼寝ができるようになります。昼寝のためだけに会社を辞めても良いと思います。
4.働く時間を自分で選べる
朝9:00に出社して、どんなにやることが無くても決まった時間までは会社にいなくてはいけないという、無駄な拘束がなくなります。わざわざ混んでいる時間に、人と同じように行動する(12:00に昼食とか)のは、バカバカしいですよね。極端な話、気分が乗らない日は仕事をしなくても良いんです。
これは裏を返せば、36協定なんて気にせずに週末や祝日も働いても良い、ということでもあるのですが。生活のために働き詰めになるのなら負けですが、仕事が楽しくて働き詰めになるのであれば、それはありだと思います。
5.平日のイベントに参加することができる
平日の昼間から、結構魅力的なセミナーやショーなどのイベントをやっていますよね。会社を休んで自腹でも行きたいと思うことがあるのですが、普通のサラリーマンはそんなことで休みは取れません。
これが、自由に参加できるようになるのは、結構大きいと思うわけです。テーマパークに行ったり、ジムに行ったり、ゴルフが好きならゴルフをしたりするにも、何かと平日は料金が安い上に空いていて良いですよね。
6.社長を名乗ることができる
個人的にはそれほど魅力を感じているわけではありませんが、 案外これのために起業をする人もいなくはないのかなと。サラリーマンとして頑張って課長や部長になるより、自分の会社を作って社長になった方が気分が良いですね。
私自身は、どちらかというと会社を作ってそれを経営することの方に面白さを感じています。サラリーマンにはわからない世の中の仕組みが、社長になることで見えるんじゃないかと思うんです。
7.ネクタイをしなくて良い、服装が自由になる
ネクタイって、何なんですかねあれ?首輪?飼い犬であることを象徴する、首輪のメタファーなの? なんて思ったりします。最近は夏場は原則としてネクタイをしなくて良くなりましたが、秋になってネクタイをするの、憂鬱ですよね。
職種によっては年中ノーネクタイとか、カジュアルな服装が許されている人もいると思いますが、それが能動的に選べるのは良いですよね。オシャレをしても良いですし、楽な格好で仕事をしても良い。ま、大切な接客などでスーツを着る場面は、普通はあると思いますが。
8.定年がなくなる
定年がなくなるのが嫌、という人はサラリーマン向きです。決められた年齢でいきなり、強制的に仕事を辞めさせられるのは理不尽ですよ。身体や頭が動くうちは、仕事を続けたいものです。悠々自適の老後なんて、楽しくないでしょう。
若いうちは体力勝負で、歳をとったら経験や技を活かして、世の中に貢献し続けたいと思います。
9.お金持ちになる可能性がある
敢えて順位を落としましたが、自分で事業をするからには、夢がありますよね。もしかしたら大当たりを引いて、事業を高値で売却したり、IPOできるかもしれない。一発逆転!女優と熱愛!(笑)
みたいなことを夢想するのも、起業の醍醐味の一つではないでしょうか。もちろん、実際にその可能性はあるわけですから。サラリーマンだと、ダウンサイドもありませんがアップサイドもありません。良くも悪くも、安定しすぎているんです。
10.付き合う相手を選べる
これ、私に取っては結構重要ですが、共感を得られる自信がないので10位です。愚痴を言うだけの飲み会や、気を使うだけのゴルフコンペに、仕事の一環として参加することがどんなに虚しいか。
飲みやゴルフにいくのは楽しい仲間としか行かないという当たり前の選択が、サラリーマンを辞めることによって当たり前にできるようになります。嫌な相手とは仕事をしない、ということも理論上は(笑)可能です。
と、まだまだありそうな気はしますが、まあざっとこんなところでしょう。メリットはデメリットの裏返しなので、「サラリーマンを続けるべき10の理由」という記事も書くことはできます。結局、その人の価値観なんですよという身も蓋もない結論に達しますね。それでは、また。