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信用の器 フラスコ

ものすごく単純に言うと、起業が正義で大企業が悪なんです

人生計画であなたの夢を目標に変えて実現する、シナジーブレインの安田修です。

一人合宿最終日。ホテルをチェックアウトして、スタバでドヤ顔してこのブログを書いています。このブログでは、普段は各方面に気を使って「どっちつかず」なことを書いていますが(そうでもない?)、今日は合宿で頭がきれっきれなので思い切って書きます。起業が正義で大企業が悪なんです。

大企業は人材を飼い殺している

15年間日本生命という超大企業に勤務した経験、2回の出向経験、融資営業や投資担当として多くの会社を見させて頂いた経験、更には起業をして裸一貫で世の中を眺めさせて頂いた経験から言わせて頂くと、大企業には本当に優秀な人材が溢れかえっています。優秀の定義は割愛しますが、ビジネスに向いている、とご理解下さい。

皆さんは「大企業に勤めているような人は学歴があって勉強ができるけど、人としての魅力は乏しい」と思いたいでしょうけれども、そんなことは全然ありません。彼らは人としての魅力・能力も間違いなく上位です。一部の、ぶら下がりモードに入った「人生の勝ち組」のおじさんを除けばやる気にも満ちあふれています。

東大を卒業して、体育会系のキャプテン、お父さんは事務次官(笑)、仕事ができ、女性にモテて人柄も極めて良い、みたいな化け物みたいな人がごろごろいます。そういう人がほんとにつまらない役職に留まっている場合もありますし、その中を政治力や運も兼ね備えて勝ち上がって役員になるような人は、まあヒトクセある人もいることは否定しませんが、おしなべて超絶優秀ですよ。

世の中には人材が不足している

一方で、失礼ながら中小企業や起業の世界には、優秀な人材が圧倒的に不足しています。中小企業の社長や起業家の中にはある程度もしくは極めて優秀な人もいます(たまにこの人は優秀だなと思って聞いてみたら、大企業の出身者だったりします)が、その周辺を固める人材は、枯渇していると言っても過言ではないでしょう。

経営企画やマーケティング、財務ができる人材が殆どいません。ごく普通の銀行マンなら当たり前にこなせるだろうことも、できる人が本当にいないんです。最悪の場合は、それが一つの原因となって倒産します。雇用の流動性が高まり、大企業から出たり入ったりできるようになれば良いのですが、それも期待できません。

例えば今の過剰流動性の結果として地銀がいくつか潰れて、そこで働く人々が地域の企業に雇用されたり起業をしたりすれば、日本経済は良くなるだろうと本気で思います。ごく普通の人材で偉大な業績を残せるのが、大企業のシステムのすごいところだと思いますから、大企業は優秀な人材をプールしすぎだと感じます。

「そこそこ優秀な人」こそ起業すべき

大企業で偉くなる人は良いんです。もちろん大企業にも優秀な人材は必要ですから。しかし、問題はそこではトップになれない、「そこそこ優秀な人」です。お気づきかと思いますが、私を含みます。そういう人は、結果として大企業で飼い殺しにされることになるんですよね。「給料は良いんだから」と自分をだましながら。

その人にとっても飼い殺しにされながら耐え忍ぶだけの人生は幸せではないし、社会にとっても重大な損失だと思います。例えばこういう人達のうち半分でも起業をして新しい価値を世の中に提供しだしたら、どれだけ世の中が良くなるか。起業に定年はありませんから、国家の財政問題や年金問題だって解決しますよ。

日本生命はとても良い会社でしたし、ここまで育ててくれた恩は決して忘れません。しかしそれでもあえて、勇気を出して言えば、「大企業で飼い殺しにされている『そこそこ優秀な人』は大企業を辞めて、起業すべき」です。これが、私が起業支援をする原点ですし、起業をした原点。嘘偽りない本音なんです。

人生計画フォーラムは10万人になる

今日は正直に、単純に言いますね。人が「自由で好奇心にあふれる生き方」をしようと思ったら、サラリーマンという立場では難しいと思います。かつてとは違い「黙って従えば悪いようにしない」終身雇用年功序列システムとか、悠々自適の老後なんてないんです。自分の人生を切り拓くためには、自らの手でお金を稼ぐ能力や仕組みを持つことが、どうしても必要になります。

もちろん全ての人にとって今すぐに会社を辞めることが最適解とは限りません。シニアの方であれば定年退職後に事業を始めても良いですし、会社に勤めながら、主婦をしながらビジネスを手がけるという方法もあるでしょう。若い人でも、大企業で勉強をしつつ資産形成をしてから起業をするというのも合理的な考え方です。

人生計画フォーラムは、そういう多様な方法や時間軸で夢を実現して「自由で好奇心あふれる生き方」を目指して努力する全ての人にとって、必要となる学びを全てそろえたいと考えています。私は遠からず、多くの人がそうやってより良い人生、幸せな人生を追究する生き方が当たり前になる時代がくると考えています。

家族のため、生活のために耐え忍ぶだけという人生は、過去の遺物になるんです。人生計画フォーラムに1,000人の人が集まればそのパワーは時代が変わり始めるきっかけになり、時代が変われば10万人の人は集まるだろうと考えています。妄想かもしれませんが、少なくとも今の私は本気でそう信じているんです。

夢の向こう側

大企業を辞めて起業をして、まあ何とか食べてはいけるレベルになった今の私の状態は、かつてと比べて遥かに自由で好奇心にあふれており、幸せです。でもこれで細々と生きていければ満足というふうには、全く考えていません。まだまだ幸せのレベルを上げていく野望があるんです。

人生計画フォーラムではブランチ制度を中心として、お金を溜めるのではなくて回す仕組みを作っています。一般社団法人人生計画協会という非営利の母体をわざわざ立ち上げて、このことを明確にして運営しています。利益を得るのは協会ではなくてブランチリーダーであり、メンバーです。

そういう仕組みだからといって、私がこれをボランティアでやっているかというと、そういうことではありません。私自身(シナジーブレイン)もブランチリーダーとしてこの仕組みに参加し、競争の中でお金を稼ぎます。人が起業をして成功する仕組みを作ったのですから、それを使って私も人一倍、成功するということです。

そうして豊かになって、今以上に自由と好奇心にあふれる人生を手に入れます。フォーラムのメンバーの中でも、何人もそういう状態になる人が出てくることでしょう。そして更に今回の合宿では、その「夢の実現」の先に何があるのかなと真剣に考えました。その答えは・・・また別の機会に。それでは、また。