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「起業はしたいが、ブログ・メルマガを書くのが苦手」という人へ

夢とお金の専門家、シナジーブレインの安田 修です。

いざ起業をした、もしくはこれから起業をするなら避けて通れないのが情報発信です。そして、情報発信をするならブログとメルマガはいまだに基本です。ところが、これに苦手意識を持っていて、止まっている人が多いですね。どうすればブログやメルマガで情報発信ができるようになるのでしょうか。

何のために、誰に向けて書くのかを仮置きする

起業をするのなら、何か売りたい商品なりサービスがあるはずです。それはまだ、きっちりとしたものでなくても構いません。私なら、「何かコンサル的なことをやろうかな、個人向けかもしれないし、法人向けかもしれないな」というレベルの段階から、情報発信は始めて良いし、始めるべきです。

「何を書いたら良いかわからないから、とりあえず趣味のブログを書こうかな」という人が週末起業の段階では多いです。もちろん書かないよりはマシですが、将来的にビジネスにすると考えられるモノをテーマに選ぶべきです。そうして書いているうちに、「これは違う」「これかもしれない」とビジョンが明確化してきます

書きながら、顧客ターゲットや商品、専門家としての肩書きや文体など、全てが変わって良いんです。ブログの文章に法的拘束力はありません。こういう内容を変えるのは、書き手にとってはかなり思い切った行動ですが、読んでいる方は思っているほど気にしていません。自意識過剰なんですよ(笑)。

かっこいい文章を書こうとしない

自意識過剰というところと繋がってきますが、下手な文章を書くのが恥ずかしい、という人も多いですね。大丈夫です、誰も読んでいませんから。ブログを書いてアクセス解析をしてみたらわかりますが、最初は誰も読みに来ません。比喩ではなくて本当に、アクセス数ゼロですよ。誰か来たと思ったら自分だったりします。

メルマガにしても、そもそも最初は誰も登録していませんし、義理で登録してくれた数名にしても受信したメルマガなんてめったに読みません。そのうちわかることですが、「刺さるタイトル」が書けないうちは、メルマガは誰にも開封されないんですよ。だから大丈夫。下手な文章でどんどん書きましょう。

文章は数を重ねれば必ずうまくなります。向き不向きがないとは言えませんが、起業を考えている程の人で、読まれるレベルの文章が書けない人はあまりいないと思います。逆に言うと、本当に練習しても文章が書けないのであれば、その人は起業をして大丈夫かな、と疑問に思います。だって色々と使いますよ、文章。

とりあえず匿名で初めても良い

どうしても恥ずかしいのであれば、匿名で始めれば良いのではないでしょうか。そうすると、最初は本当にアクセス数ゼロです。ホームページは孤島なんだということが肌身でわかるでしょう。それでも書き続けていると、検索で1人、2人と読みに来てくれる人が出て来ます。それで続けられるなら、匿名でも良いでしょう。

毎日2千文字のブログを100日続けられれば、日に200〜300のアクセスは得られるようになります。さすがにこれくらい書けば、自分なりのスタイルが身に付きます。ちょっとライティングスキルのセミナーにでも行ってみようかな、本を読んで勉強してみようかなと思うようにもなるでしょう。

そうすると文章力も向上し、自信も付き、文章をより広い相手(例えば友人)に公開できるようになり、反応が得られてモチベーションも上がる、という好循環が回り始めます。面と向かって「つまんないブログだね」と言ってくれる友人は少なく(いたらその人は大切にしましょう)、普通は好意的な反応が多くなるはずです。

そもそも、起業をする覚悟を決めているか

とここまで言っても、情報発信を始めない人は始めないんです。それってつまり、起業する気がないってことなんじゃないかと思うんですよね。2千文字のブログを100日続けるのはそれなりにしんどいですが、会社を辞めなければリスクはゼロです。ちょっと夜更かしするか、早起きすれば誰にでもできることです。

その程度のことがたった100日、続けられないというのであれば、起業なんてしない方が良いかもしれません。起業はリスクもありますし、ある意味しんどいです。私は、誰でも起業して成功できるなんて思っていません。だから、基本的なスタンスとしてはここを超えられる人にだけ、起業をお勧めしたいと思います。

もちろん、ブログやメルマガを書かなくても成功する方法はあると思います。画期的な商品を、独自のルートで売ることができるなら、そっちを頑張って頂ければ良いです。そういう特別なものを持っていない私のような凡人が起業をして成功しようとするなら、情報発信しかないと思って、ご提案しています。

それなのに、「いやあ、ブログは苦手です。何か他に良い方法がないですか」と聞かれるのに少しうんざりしているので、最後は思わず厳しい感じになってしまいましたが、ご容赦下さい。それでは、また。

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