夢とお金の専門家、シナジーブレインの安田 修です。前編に引き続き、合宿&断食で得たものについて纏めます。今回は比較的、具体的な商品の内容について書いてあるため、告知を好まれない方は読まれない方が良いと思います。
6ヶ月ですべきことを考える
今回の合宿では長期的なビジョンが明確になりましたが、同時に当面、何をすべきかもはっきりしました。今の手持ちの商品が不完全であることを認識し、その弱点を補うため、もしくは強みを活かすための施策をいくつも考え付きました。比較的時間がかかる施策もあるので、向こう6ヶ月は退屈しません。
普段だと、やるべきことを思い付いても「でもそれ、実現するのは結構大変だよな」ということで先送りしてしまい、結局着手できないということになりがちですが、合宿中は実務のことを考えないので、「これはやるべき」とフラットに判断できます。従業員目線ではなく、経営者目線で考えることができるということです。
すなわち、「合宿を終えて日常に戻った自分」という「他人」に作業を割り振る感覚です。日常の実務から切り離された環境でものごとを考えるメリットが、如実に出ていると言えるでしょう。
人生計画の刷新
自分の人生計画書を作り直すと同時に、サービス内容を抜本的に見直しました。正直、人生計画はまだまだ未完成であり、価値を向上させる大きな余地があると感じます。その成長性・拡張性こそが人生計画の最大の強みであり、これにライフワークとして取り組むことを決めて本当に良かったと思います。
今回、人生計画書のフォームを変え、コンテンツを入れ替え、見せ方を工夫し、ワークショップをリニューアルし、フォーラムの仕組みも刷新しました。一度ワークショップに参加された方にも、またひと味違った体験をして頂ける内容になったと自負しています。過去参加された方も、是非再度、お試し下さい。
人生計画は、いずれ「爆発」してとんでもないことになります。私にはその将来が見えています。だから、絶対に一生、続けていくと決めているんです。そのことは、今回の合宿を通じても確信を深めるばかりでした。人生計画フォーラムの会員が2020年に1000人になるのは、通過点に過ぎないと感じます。
コンサルティングの強化
法人向けのコンサルティングについても、胸を張って提供できるレベルにまで商品力が高まりました。見せ方は更に一手間をかける必要はありますが、本質的な内容については納得のいくレベルまで高まったように思います。今までもそうだと自分なりには思っていましたが、まだまだでした。危ういところでした(笑)。
私がやりたいのは、単なるキャッシュフロー経営ではなく、ビジョンとキャッシュフローを起点とした情報共有による全員経営です。それが多くの会社で実現すれば、従業員の方々も含めて「全ての人が自分の頭で考えて、自由で好奇心あふれる世界」を作ることにも繋がるため、シナジーブレインのミッションとも整合的です。
日々、上からいろんなことを言われて仕方なく働いている人々が、自分の人生のために活き活きと仕事ができるように世界を少しずつ変えていく。これは、大きな意義があることだと考えるので、私自身がそのためにハードに仕事をしても、楽しく感じることができるでしょう。
このように合宿の全日程を通して、「ビジョン」と「商品」と「次の展開」を行ったり来たりしながら、全体に串を通して徹底的に考え抜くのです。かなり具体的な内容を書いてしまいましたが、何となく、イメージが伝わりましたでしょうか。やり方は人それぞれだと思うので、何らかの参考にして頂ければ幸いです。
一人合宿&断食のススメ
というわけで、頭脳を武器に闘う人なら誰でも(サラリーマンであっても)、一人合宿をすることは極めて大きな効果が期待できますので、強くお勧めします。2泊以上が望ましいですが、時間がなければ1泊でも効果は期待できます。できれば、断食を組み合わせると効果は大幅に増すことは間違いありません。
日常の中では気付くことができなかった良質なアイディアが大量に出ますので、金額に見積もれば少なくとも効果は数百万円(本当は、数千万円と言いたいですが)にはなるでしょう。一方で、コストは僅かですから、コストパフォーマンスは圧倒的です。これで元が取れないなんてことは、想像することすらできません。
今後も少なくとも年に1回、できれば2回、半期ごとに一人合宿をしたいですね。場所も今回は地方の古いビジネスホテルでしたが、温泉や高級シティホテル、北海道や海外などで実施できるようになりたいところです。ここへの投資が経費として認められるかは微妙ですが、闘います。
今後、世の中が更に知識と知恵を中心とした社会となっていく中で、一人合宿(&断食)がスタンダードになっていくような気がします。そのためにも今回の結果を活かし、シナジーブレインが会社として利益を出し、成長することで世の中にその効果を知らしめていきたいと思います。それでは、また。