夢とお金の専門家、シナジーブレインの安田 修です。
先週、4泊3日でビジネスホテルに泊まり込み、「1人合宿&100時間断食」を実施しました。非常に多くのことを得ましたので、ここでその一部を共有化します。全部ではないのは、企業秘密が多く含まれるからです。しばらくは秘密にして、少しずつベールを脱ぐ種類の「価値が高い」ひらめきがとても多かったんですね。
なぜ一人合宿と100時間断食なのか
一人合宿については過去記事でも書きましたし、断食と組み合わせるという考え方も別の記事に書きました。ざっくり言えば、ビジネスホテルに籠って日々の雑務から離れ、外部との連絡もほぼ遮断し、集中して考える時間を作ることです。その際、断食と組み合わせることによって集中力が高まるのではと考えました。
食べないとお腹が空いて集中できないのでは、というご意見の方も多いようですが、私に関しては食べると眠くなるだけで思考に関しては悪影響しかありません。過去に84時間の断食により起業に関するビジョンや商品作りをしたという実績もあり、頭がクリアになることはわかっていました。ここは、個人差もあります。
一般的に、痩せていて脂肪の少ない人は、断食をすると体調が悪くなったり集中力を欠く傾向にあるようです。その点、私は普段からかなりの蓄積がありますから(笑)、断食向きの体質であるようです。断食に関しては「誰でも、簡単に」と言うつもりはありませんので、ご自身の体質に合わせて、安全な方法を選択下さい。
事前に決めていたテーマ
私は「人生計画」をビジネスにするくらいですから、計画を練るのは好きな方です。今回も、合宿前に6時間刻み程度のざっくりとした合宿計画を立てていましたが、これが非常に効果的でした。ざっくりでも計画がないと、寝て起きた時に止まってしまった脳が「再起動」するのに時間がかかってしまうんです。
合宿の計画の立て方はこんな感じです。3日間あるうちの初日が「ビジョンの日」、2日目が「商品の日」、3日目が「新展開の日」と決めます。その上で、1日を6時間ごとの4つのブロックに分割し、それぞれにもう少し詳細なテーマを割り振っていきます。ちなみに当然ながら4つのうち1つは、「睡眠」になります。
テーマと別のこと、例えばビジョンを考えようとしていて商品のアイディアが浮かんだら、その時は無理に計画に拘らず、商品のことを考えます。脳が止まらないようにスケジュールを引いているだけなので、脱線は全く問題ありません。要は、常に何かを考えている状態を保てば良いのです。思いつきは、常に大切にします。
100時間断食
断食ですが、本来は3食梅干し1個だけであとは水を大量に飲むという比較的、本格的なものでした。が、24時間を過ぎたくらいで血糖値の低下から頭痛がしてきたので、野菜ジュースを解禁しました。梅干しと水だけで100時間断食をしようと思ったら、メディカルサポートがあった方が良いかもしれません。
野菜ジュースからは糖分もその他の栄養素も取れるので、これがありなら一気に難易度は低下します。正直、野菜ジュースがあればこれだけでいつまでも生きていけるのではないかと感じました。とは言え、実際には100時間で3キロくらい体重が落ちているので、どこかできっと限界は来るのだとは思いますが。
24時間経過くらいまでは空腹を感じますが、それを過ぎると特に何かを食べたいとは思わなくなります。ちょっとテレビを付けてそれが料理番組だったとしても、「ああ、世間の人はこんなにメシのことばかりを考えて、かわいそうだなあ」と思います。断食明けに何かを食べるのも、ちょっと面倒に感じるくらいです。
食べることをいちいち考えなくて良いのは素晴らしいことだと思います。3食外に出て何を食べようかと考えたり、うっかりお酒を飲んでしまったり、消化のために血液が胃に行き、頭が朦朧としたりしなくて良いのです。冴えた頭で、ずっと重要な課題について考え続けることができる。これは、極めて生産的な時間です。
30年先を見通す
今回の合宿では、30年先までのビジョンが明確になりました。自分の人生計画を刷新して、夢の棚卸をセルフコーチングによって引き出し、人生でやりたいこと・やるべきことを明確にしました。今回見えたビジョンが実現できるなら、全く後悔のない一生になるという確信が得られたのは非常に大きな収穫です。
矛盾するようですが、その確信には賞味期限があることもわかっています。6ヶ月もすれば、間違いなくビジョンは変化するでしょう。事実、今回のビジョンはサラリーマンだった6ヶ月前には思い付くこともできなかったことが多く含まれていますから。従ってビジョンの見直しは、定期的に実施する必要があるのです。
今まで発想をすることすらできなかった自分の「本当の夢」に気付くことができたことは、今回の最大の収穫でした。それが何かは、・・・内緒です。とても面白いこととだけ申し上げておきましょう。そのうち私の行動で示すことができるはずなので、乞うご期待ということで。それでは、また。
【後編に続く】