「学ぶ」「教える」「成功する」。誰もが「信用の器 フラスコ」を持ち、育てて、つながる10万人のコミュニティ・プラットフォーム

信用の器 フラスコ

年賀状の投資効果

人生計画であなたの夢を目標に変えて実現する、シナジーブレインの安田修です。

私はめんどくさがり屋で人付き合いが苦手です。なのでお中元とか暑中見舞いとか、時候の挨拶みたいなのは一切していません。意味がないと思うので。でも、ただ一つだけ続けている習慣があって、それが年賀状です。年賀状だけは明確に投資対効果が高いと思えてしまうので、やめられないんですよね。

年賀状を出す相手、出さない相手

最初に書いておくと、それほどすごい枚数を出しているというわけではありません。妻と合わせて200枚くらいです。ピーク時でも300枚くらい。友達は決して多くないのですが、親戚と仕事関係だけでそれくらいいきます。特に、会社員だったころ130人くらいいる同期全員に出していたのが、比重としては大きかったですね。

社内でお世話になった人には住所を聞き、社外で特にお世話になった人には会社の住所に送ります。社内の場合だと、「この人にはお世話になったけど、この人にはお世話になっていない」という切り分けは危険(笑)なので、例えば「同じ課の人」とか「同じ部の総合職」などと何かルールを決めて、漏れなく出します。

起業をしてからは、ほとんど宛先を追加していません。今から始まる関係はほぼ、Facebookから繋がりますから、そっちで良いかなとも思いますし。今までのお付き合いでも、住所がわからなくなるならそれはそこまでの関係と割り切っています。疎遠になった人に、そっと送らなくなったりすることももちろんありますよ。

フォーラムメンバーをどうするか

去年と今年、悩ましかったのは人生計画フォーラムに入会して頂いた方に年賀状を出すかどうかです。関係性の深さで言えば明確に送るべきなのですが、メンバーは既に100人になりましたし、いずれは1,000人になり、10万人になりますからね。これは、いずれ紙で対応するのは難しくなるだろうと思い、やめました。

フォーラムのメンバーにはしつこいくらい(苦笑)メルマガを送らせて頂いていますし、Facebookグループ上での繋がりもあります。それらで年賀の挨拶をさせて頂けば、良いかなと思います。変な話ですがむしろネット上では繋がっておらず、年に一度しか接点がないような方を、年賀状では優先するべきなのかなと思うんです。

年賀状の投資対効果

投資対効果というと、年賀状で商売をしているのかと思われそうですが、そんなことはありません。サラリーマン時代から、年賀状は投資対効果が高いなと思っていたんです。1枚100円くらいのコストで、200枚送っても2万円、それで誰か一人でも何か反応があれば元は取れてしまうという感覚が当時からあったんですよね。

今だと直球でフォーラム入会ということになるのでしょうけど、サラリーマンなら、例えば偉い人が「安田はそろそろ地方に飛ばそうか」と思ったときに上司の脳裏にうちの子供の顔がちらりと浮かぶとか(笑)。いや、話としてはマンガみたいなので(笑)って書きましたけど、本気で考えていましたよ、そういうこと。

年賀状って見ていないようで、誰もが必ず一度は目を通すじゃないですか。で、意識はしていないけれども書いてあることは案外覚えていますよね。割り切ってビジネスに使えば確率論の世界で何らかの効果が出ると思いますが、正月早々からそれもアレかなと思うので、まだやりません。事務局ができたら考えようかな。

ひとことを書くのは必須なれど・・・

なのでサラリーマンの時は「ひとこと」もちゃんと考えて、汚い字なりに書いていましたけど、今はやめました。子供と一緒に写っている写真と、年賀の挨拶がプリントされているものを、ひとことなしで送らせて頂いています。書いた方が良いのは間違いないですが、それで年賀状自体が面倒になるのを避けるためです。

受け取る側に回れば、「なんだ、ひとことくらい書いてくれたら良いのに」と思うのでこれはお勧めはできません。やっぱり、「いつもFacebookで見ています!」くらいで良いのでひとことは、書くのが必須でしょうね。これはほんとに、すみませんとしか言いようがないです。ひとことは、書きましょう(私は書きませんが)。

コミュニケーションのコスト

年賀状に関しても、昔は一件一件宛名を書いて文章を書いて送っていたものが、今は写真を選んで発注し、住所録を少し直してプリンターをセットするだけ(それすら外注できますし)です。本当に、楽になりました。情報のコストが大幅に下がっていると感じます。やろうと思えば1,000枚くらいまでは対応可能かなと思います。

これに限らず、ありとあらゆるコミュニケーションのためのコストが、下がっているように感じます。で、そうなると「全部Facebookで良いじゃん」となりがちなところ、敢えて年賀状を残すわけです。そうすると意外な感じがして、ポイントが高かったりします。あえてイマドキ直筆のお礼状とか、すごく良いでしょうね。

人生計画フォーラムというコミュニティプラットフォームも、インターネットをフル活用しながら、リアルで集まることを重視したハイブリッドです。前者だけでは良い関係性を作れませんし、後者ではスケールしません。現代はその良いところ取りができる、良い時代なんだということです。それでは、また。