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妻子が田舎に帰ってプチ独身の期間に私がする「悪いこと」

夢とお金の専門家、シナジーブレインの安田 修です。

我が家では通例、お盆と正月には妻子が田舎の関西に帰ります。一緒に行くこともありますが、妻の実家から見れば赤の他人である私がいってもあまり歓迎されないだろうと勝手に考え、私一人が残ることもあります。今もそうですが、そうするとプチ独身になって、誰にも邪魔されず何でもできるわけです。今回はその犯行の一部始終を暴露してしまいます。

身体に悪い飲食をする

妻は健康マニアなので、普段は身体に良いものしか食べられません。身体に良いものを食べさせてくれる妻には感謝なのですが、たまには思い切りジャンクなものも食べたくなります。そこで、この機会にポテトチップスのラージサイズを買ってきて、貪り食ったりしてみます。スープカレーの激辛に挑戦したりもします。

今はお酒を止めているのですが、ウィスキーのボトルを買ってきて、ピーナツをつまみに部屋飲みしたりすることもあります。ニンニクを食べると妻と子供から臭いと言われるので、ここぞとばかりラーメンにニンニクをたっぷり入れて食します。そして、臭いのは自分だけという感慨を噛み締めます。

朝寝坊をする

子供がいないので、朝ゆっくり寝ていても誰にも文句を言われることがありません。いても文句を言われるというか、「パパ、まだ寝てる〜」っと言われるだけなのですが。何より朝から走り回る人がいないので、静かです。仕事の方もこの時期アポは入りにくいので、何時に出社しても良いのですから堪りません。

そうは言っても、悲しいかな昼まで寝ていられるだけの若さはもうありませんね。8時過ぎくらいに腰が痛くて起きてしまいます。完全にじじいです。家の中が静かすぎてテレビをつけてみたりしますが、あまりにもつまらないので仕事でもしようかな、ということになります。

ネットカフェや映画に行く

普段は家族に遠慮して6時間コースくらいなのですが、いないとなれば10時間コースです。頻度もやや高まります。凄くわくわくして行くのですが、まあこれも振り返ってみると、同じシーズンに2回も行けばお目当ての漫画は読み尽くすので、効用は急速に逓減します。もう漫画はしばらく良いかな、みたいになります。

子供がいるとポケモンか妖怪ウォッチ、もしくは戦隊もの・仮面ライダーしか観れないので、たまには大人の映画でも観に行こうと思うのですが、別にこれ、普段でも仕事中に観に行けば良いだけだよなということに気がつき、一気に興味を失いました。家族がいても、普通に一人で落語を観に行ったりしていますしね。

エアコンを使い倒す

妻の健康マニアっぷりはエアコンにも及び、普段はあまりエアコンを使わないですし、使っても設定温度が28度とかなので、ここは一念発起して25度くらいにしてみようかと企みます。ポテトチップスと組み合わせると束の間、最高の気分です。でもまあ、それも当然ながら3時間もすると飽きますよね。

そもそも、オフィスは十分に涼しいのでそれを家でやる意味もあまり無いのですよね。寝室のエアコンをつけたまま寝る、というのも憧れだったのですが、最近は熱帯夜だったために妻子がいても普通にエアコンをつけたまま寝てましたから新しい感じがしませんし。

仕事をしまくる

あとはそうですね、日曜日は必ず仕事を休んで家族サービスをする約束なのですが、それをする必要がないので日曜も仕事ができるということでしょうか。平日も「たまには早めに帰ろうか」などと考えなくて良いので、仕事に集中できます。と言っても世間はお盆なので、今ひとつ仕事に身が入りませんが。

むしろ、たまに妻から届くメッセージについた子供の写真を見て、ノスタルジックな気持ちになったりします。気付くと奴らが帰ってくる日を、指折り数えて待っている自分がいたりします。なぜだろう、いたらあんなにうるさいのに・・・。人間とは、どれだけマゾなんでしょう。

結局・・・

というわけで、結論としては家族がいないからといって大して特別なことは何もできずに、いつもプチ独身生活が終わります。この時期いつも思うのですが、家族がいないと身軽ではありますが、私の場合は仕事を達成する意味は感じられません。究極のところ、生きている意味がないとすら思います。

別に家族を養うためにだけ仕事をしているわけではありませんし、家族のために全てを犠牲にするつもりもありませんが、でも、例え私が仕事で何かを達成したとしても、それを分かち合うのはやっぱり家族なんだと思います。妻や子供に見せたくて頑張っているという部分があります。

いたらいたでうるさいし、相手をしていたら体力を消耗して「ああ、このエネルギーを仕事に使いたい」と正直思うこともありますが、やっぱりこの人達は、いてくれないと困ります。そのことを確認するために、年に一回はプチ独身生活を満喫してみるのも、悪くないんじゃないかなと思う今日この頃です。それでは、また。

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