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信用の器 フラスコ

ランチの極意 〜ランチでビジネスを軌道に乗せる方法〜

人生計画であなたの夢を目標に変えて実現する、シナジーブレインの安田修です。

ふと思ったのですが、ランチキャンペーンと称して毎日のようにランチを奢りまくっているので、もしかするとこの3ヶ月間に限れば、私は世界でもっとも多くのランチを奢った人になるのではないでしょうか。

まあそのことの是非は別としても、さすがにこれだけたくさんランチを奢れば、それがビジネスにとても役立つことを確信していますし、そのことを語る資格くらいはあるのかなと思います。

ランチキャンペーンの実績

結局ランチキャンペーンってどうなったの?と聞かれたら「まだやってますけど、大成功です」とお答えします。何人にランチを奢って何勝何敗なのか、というデータを取ることも可能ですが、あまりに数が多いのでやりたくありません。仮にやったとしても、その詳細は秘密にしておきたいところです。

ただ、月3千円のコミュニティが3ヶ月で49人から100人+αになった(なるはずです)というだけで十分でしょう。入会金の1万円だけでも、ランチに使った費用は十分に回収できています。能力の高い人が1人、コミュニティに所属して貰う価値は、実際には少なくともその数倍だと考えられます。

コンサルとしての私のコストを考えるともっと複雑な計算になりますが、どのみち私一人でもランチは食べますからね。それを誰と、どこで食べるかというだけの問題です。「正確にはいくら利益が出たのか」はすごく難しい計算になるにしても、「成功か失敗か」なら成功と言い切ってしまって構わないでしょう。

基本は返報性の法則

なぜ人にランチを奢ると得をするのか。基本は返報性の法則です。なんじゃそれと思った方は、『影響力の武器』という名著があるのでぜひ読んでみて下さい。簡単にいうと、人は本能的に「何か恩を受けたらそれに報いたい」という性質を持っているんですね。これは意志とか性格の問題ではなくて、本能的な性質です。

「情けは人のためならず」ということわざもこのことを言っていて、善行が回り回って返って来るのは、返報性の法則を持った人間が社会を作っているからなんだと私は理解しています。人間は「不合理」なのであり、コンピューターで合理的に作られた社会なら、もしかしたら善行は報われないのかもしれないです。

ランチを奢ったからといって、「何で返してくれるんですか」なんていう必要はないんです。ただ気持ち良く奢っておけばきっと何らかの形で返ってくるんです。それはその人からではなくて、回り回って全然違うところからかもしれません。そこまで言うとちょっと頭がおかしい感じになりますかね。でも、割と本気ですよ。

お金に換算できない効果

もっと言うと、ほとんどのランチの場で、私は短期的にもモトを取っていると感じています。その場で聞ける話だけで、十分に1,500円の価値はあります。これは、毎日同じ人だと難しいかもしれません。念のため「その人と初めてランチに行った場合には」、という条件を付けさせて頂きましょうか。

その人は何を考えて、何をしている人なのか。どんな価値観を持っているのか。夢は何か。それをどうやって実現させるのか。そんな話を2時間近くも聞けて、もしその話の価値が1,500円に届かなかったとしたら、その人ってどうなのって思いますよ。これは、あとで説明するスクリーニングの効果も大きいかもしれません。

時間の過半は、ひたすら相手の話を聞く

そうやってランチ代のモトを取るため、というわけでもないのですが、相手から説明を促されない限りは、私は最初の1時間くらいは相手の話を聞くようにしています。そうしていると、面白いことに気付きます。じっくりと話が聞ければ、「商談」が失敗することはほとんどないということです。

まあ、それだけじっくり話が聞けるということは相手と波長が合うからうまくいくんだ、という解釈も可能です。でもより実践的には、相手の興味関心がどこにあるのかがわかれば「商談」というものは負け知らずになるのだろうな、と感じています。あとだしじゃんけんのようなもので、失敗するはずがないんですよね。

これは人生計画フォーラムという、価値が高くて負担の少ない「良くできた仕組み(当社比)」の「商談(という感覚はもはやありません)」だからこそうまくいく、という面はあるかもしれませんね。つまり、自らの商品の価値を確信し、かつ相手の話が聞ければ100戦して危うからず、ということなのでしょう。

実はランチに至るまでが勝負

そして何よりも、「誰とランチを食べるのか」が大切だったりします。「商品」の特性と合った相手をいかにスクリーニングするかがとても重要です。女性用の下着をおじさんに売ろうとしたって・・・これだとたまには売れてしまうか。例が悪かったです。とにかく、適切な相手と会えているということが重要なんですよね。

人生計画フォーラムの場合だと、相手の方の知識レベルが高くて、コミュニティに興味があり、人生を長期的な視点で考えたいという価値観がある人でないとちょっと辛いかなと思っていました。紹介があればこれも突破できますが、そうではない場合は・・・おっとうっかり2千文字を超えました。それでは、また。